【2017年絶対一発スト合格!】8割が一発スト合格達成という事実!~2次対策併用、月100時間以上勉強は絶対一発スト合格へのカギ。そんな勉強会について。~

みなさん、こんにちは、碧です!

先週末は道場の口述対策セミナーでした。

セミナーレポートはこちら

ご参加くださった皆様ありがとうございました!

夏セミナーやお疲れ様会飲み会にご参加くださった皆様に再度お会いできてとっても嬉しかったです。

特にお疲れ様会で合格の念を込めて(←ちょっと表現がコワイですが)握手させていただいた方々が軒並み2次筆記試験に一発合格されていて、感動の再会でした!

私の個人的な感想ですが、今年は一発スト合格の方の割合が、私達の年よりも多い気がします

一次試験が厳しかった分、二次試験では一発ストレート目標の受験生に風が吹いたのかもしれませんね

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週末は口述試験ですね。頑張ってきてくださいね


さて、今日も絶対に一発スト合格を目指すあなたに向けて書きます。

(絶対に一発スト合格を目指さない方にはそぐわない内容です。ご了承下さい。)

受験校のストレート合格を目指すクラスに通って、本当に一発スト合格できるのは二十数人の受講生に対して一人の割合。

そんな狭き門を通過するべく、勉強を頑張るみなさまこんにちは。

とお決まりの挨拶をしようとしていたら、これを変更しなくてはいけない状況となりました。

なぜか?

前回のエントリーで書かせていただいた、勉強会のAチームのみなさんの合格率が驚異的だったからです。

なんと、Aチームで2次筆記試験受験者の8割が合格したのです!!!

もちろん一発スト合格です!(正式には口述試験を合格してからではありますが・・・)

すごいと思いませんか?

わたしも結果をご連絡いただいて、本当に嬉しかったです。

そんなに合格率が高いなら、どんな勉強会なのか詳しく教えて欲しいという方も多いのではないでしょうか。

前回のエントリーのコメント欄で「きゃっしいさん」からもお問い合わせいただいているので、今回はこの勉強会のことについて書いていきます。

【本題に入る前に】

・前回のエントリー(【2017年度!絶対一発スト合格】月100時間以上、2次対策併用で合格にぐっと近くなる! )をまだ読んでいない方は是非お読みください。

「絶対に」一発スト合格を目指す方に、なぜ2次対策併用が有効であると考えるのかと書いております。(若干強引ですが・・・)

・勉強会の開催は2次対策を行う上で、手段の一つです。
一発スト合格の方が2次対策併用するにはいくつか方法があります。
勉強会参加、個人独学、受験校の2次対策クラス受講等があるかと思います。

それぞれメリット・デメリットがありますし、必ずしも勉強会に参加しなくてもいいと考えます。2次試験で合格出来るのであれば、どの方法でも構わないと考えます。

重要なのは2次対策を併用し、月100時間以上の勉強時間を確保して、「絶対に」一発スト合格を目指すことです。

 

【勉強会について】

・勉強会ではどんなことを行うのか

来年の春までに2次本試験問題(事例1~4まで)の直近3年分をやり終えます。

事例を解く順としては「事例2直近3年分→事例1→事例3→事例4」です。

事例2が取っつきやすいことから、この順で行いました。(あくまで取っつきやすいだけで、点数を取りやすい訳ではありません。)

来年の春(出来れば春からは1次試験対策に専念)には、2次本試験とはどういうものか把握し、8月の一次試験後には2次再チャレンジ組の成績が中位の方と同等レベルで、本格的な2次対策をできる状態を目指します。

・もう少し勉強会を具体的に

週一のペースで、予め2次本試験を1事例解いてきます。制限時間はなし。2~3時間程度を掛けて、すべての問題のマスを埋めます。

受験校での勉強を終えたあと、各自作成した答案を持ち寄り、勉強会でメンバーとディスカッションを行います。

各個人の答案を人数分コピーし、全員の解答のコピーが手元に来るようにします。(誰がどんな解答を書いたかわかりやすいです。)

ディスカッション進行等の詳細を書くと非常にボリュームが多くなるので、今回は省きますがざっくり言うと・・・

設問分析を行います。問1や問2ではどんなことを訊かれているのか。どういった文章の骨子になるのか等を議論します。

なぜその解答を書いたのか、与件(会社の状況を書いた2ページほどの文章)のどの部分を根拠としているのか、どの段落を使ったのか、どんな1次知識を用いたのかがポイントです。

この辺の詳細は細川泰志のオイラ式をご参照ください。

もうすでに私が知っているだけで6~7年前から行われている勉強会の方法なのですが、この勉強会の掟で「模範解答を見ない」というものがありました。

そもそも、診断協会から解答が発表されているわけでもなく、各受験校の模範解答もホントに点数が取れるのかアヤシイものも多々あります。(何時間もかけて講師が複数名集まって解答を作るので、実際の受験生が書けるレベルでの解答ではありません。)ただし、どうしても腑に落ちない時だけ勉強会終了後に模範解答を見て良いというルールです。

これを守って私の代の勉強会は運営していたのですが、1次試験後に「ふぞろいな合格答案」という受験生の再現答案を集めた本を見たときに、重要でないところで無駄にディスカッションを行い、時間がもったいなかったと反省しました。

ということで、今期の勉強会の方には(Aチームの方です。)積極的に「ふぞろいな合格答案」を投入し、合格者の解答のレベル感を掴むようにアドバイスさせていただきました。

(尚、私個人としては本試験の採点はキーワード採点ではないと考えます。得点開示をされた方の点数と解答内容を聞いたり、実際に診断士として働いている上での感覚でそう判断しています。)

・勉強会のグループの人数は?

ちなみに勉強会のグループは1グループ5~6人くらいが良いとされています。全メンバーが20人の場合は3から4グループ出来るイメージです。

(しかし、私の代では手探りで始めたため、他の人のディスカッション内容を聞きたくて全員で行っていました

・勉強時間の掟

月100時間以上勉強するという掟があり、もし達成しない人がいたら、翌月は不足時間分を足して、最低勉強時間にします。ちなみに連帯責任のため、全員最低勉強時間が増えます。

例えば、12月に誰かが90時間しか勉強出来なかったとしたら、1月はメンバー全員110時間以上勉強しなくてはいけません。

ただ、この方法も、振り返ってみるとイマイチだと思いました。

なぜかというと、一度でも勉強時間が100時間を切った人は、二度目も100時間を切ります。そして勉強会を辞めていきます。(ちなみに勉強時間を毎週報告すると言うことになっていましたが、連絡も途絶えがちで、本当に困りました。)

最低勉強時間が増えるのは、勉強のペースを乱されます。私の時は12月に3人が達成せず、1月の勉強時間がしゃれにならないことになりました。

ちなみに、勉強会結成時に、しっかりとこのことを告げて、絶対に100時間以上勉強出来る方のみと言って募集をかけてこの結果です。

ということで、一度でも100時間達成しない方は即辞めてもらう方が良いと判断し、今年度の勉強会のAチームの方にはそうアドバイスさせていただきました。

・養成答練の点数について

私の代では養成答練の点数で勉強会メンバーの選抜は行っていません。

しかし、振り返って思うのは、60点を1科目でも割ることがあれば、勉強会を辞めて一次試験対策に集中した方がいいと思います。

なぜかというと、まず圧倒的に知識が足りない。知識が引っ張り出せない、知識が活用できないと言う点があります。

ディスカッションで「あれれ?」なことを言い出したりします・・・。

また、養成答練で60点を割った科目が1科目でもある人は1次試験を突破しづらいのです。(ちなみに私の勉強会のメンバーで60点を割った科目のある方は、一人を除き、去年も今年も残念ながら一次試験を突破出来ていません。)

このことからも養成答練でも基準を設けた方が良いと考えます。

・勉強会その他

勉強会の開催場所は私達の代は公民館を借りていました。予め、団体登録をして予約をして使います。

なお、それまでの代の方は貸し会議室を使用されていたそうです。

 

以上、ざっと、勉強会について書いてみました。

なんだかコワそうと思われたかもしれませんが、全くそんなこともなく、仲間がハイレベルだと自分もがんばろうとモチベーション維持につながりますし、お互い分からないところは教え合ったりして、補強できました。

合格まで走り抜けることが出来たのは勉強会メンバーあってのことだと思います。

2次対策併用で勉強会を実施したいと考える皆さん、ぜひ参考になさってください。

それでは

今日も

ステキな1日を

碧でした!

 

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【2017年絶対一発スト合格!】8割が一発スト合格達成という事実!~2次対策併用、月100時間以上勉強は絶対一発スト合格へのカギ。そんな勉強会について。~”へ9件のコメント

  1. より:

    きゃっしいさん

    初回、上手くいったようでよかったです(^^)
    勉強仲間ができると本当に心強いですよ♫
    勉強会運営はその時々でコツがあるので、また何かありましたらいつでもコメント下さいね。

  2. より:

    こたんさん

    ご無沙汰しています(^^)
    激しいですか・・・笑

    そうですね。通学タイプだと、自分の理解のペースではなく、講義のペースに合わせることになり、時間がかかる部分がネックだと思います。
    また、3桁合格の方の合格体験記を読むと、色んな資格を持っているとか、何年かまえに診断士試験を勉強していたとか、金融機関勤務とかで、何かしら診断士試験にプラスの要素のあるかたが多くいらっしゃいました。

    この月100時間は、「一次勉強+二次勉強」の時間なので、これでも受験校通学で合格を目指すなら、ちょっと少ない位なんです(^^;;

    おっしゃるとおり、「本当に(or絶対に)」一発スト合格を目指すなら、これくらいはやらないと厳しいと思います。(なんせ私の時は二十数人に対して合格者は一人でしたし・・・)

  3. より:

    ハカセ

    コメントありがとうございます(^^)
    おっしゃるとおり、勉強会のやり方は一つではないと考えます。
    また、本文中にも有ります通り、2次併用の方法は勉強会に限らないとも思います。

    今回は「私の所属した勉強会がどんなものであったのか」というお問い合わせをいただいたこと、また、私の所属した勉強会の条件下での受験生の合格率を出し、2017年度受験生の判断材料にしていただければという思いで書かせていただきました。

    ただ、判断材料は選択肢が多いほうが良いですね。
    フォローいただいてありがとうございます♫

  4. より:

    きゃっしいさん

    コメントありがとうございます(^^)

    ただ、これはほんと勉強会の外側をざっと書いただけになっちゃってます。
    その時々の運営のコツや、勉強会の進め方等がありますが、すべて書き切ることが出来ないため、スタート時点で必要と思われることを書きました。

    ハカセのがコメント欄に書いたこちらのリンクも是非ご覧になってください。
    (https://rmc-oden.com/blog/archives/11382)
    実際のディスカッションでは私達もこれに近い形で行っていました。

    また、本文中にも書かせていただきましたが、2次対策併用は勉強会以外にもやり方があるため、色んな方法をメリット・デメリットの観点からご検討なさると良いと思います。

    検討後、もし、勉強会を行うなら、元勉強会リーダーとして、勉強会結成に一つだけアドバイスをさせて下さい。
    もし、きゃっしいさんが勉強会結成の声かけをするなると、間違いなくリーダーになると思います。
    ただ、勉強会運営のすべてを背負う事なく、色んな係(私達の場合は会場係、コピー係、会計係、勉強時間管理係、飲み会係等)をつくり、全員何かしらの係を担当して頂く様にすると良いと思います。
    自主的な勉強会に「お客様」として来てしまう受験生を防ぐ為です。

    がんばってくださいね。
    また、何かございましたら、いつでもコメントお待ちしています♫

    1. きゃっしい より:

      碧さん

      アドバイスありがとうございました。
      いただいたアドバイスを参考に今日、初回の勉強会を開催しました。
      おかげさまでとても有意義な意見交換ができ、今後も継続していきたいと思える会となりました。

      まだまだ先は長いですが、これからも頑張っていきたいと思います。

  5. こたん より:

    気付いたら激しい連載を…(笑) 周り見渡しても診断士合格にかけた勉強時間はだいたい1000時間超。(3桁で合格した人は稀) 「一発ストレート合格したいなら月100h勉強」≒「1年で累積勉強時間1200時間」は合点のいく話です。それぐらいやる覚悟がないと合格なんてとても…ですね。月100h勉強継続を勉強会で担保するのは合理的なアプローチだと思います。

  6. ハカセ より:

    きゃっしいさん。横から失礼。勉強会って何から始めていいか分からないですよね。碧の勉強会は「かなりストイック」なので、真似するのは難しいと感じたかもしれません。でも勉強会って only one じゃないとも思うのです。道場でも勉強会(グループ学習)について他にも多くの記事があるので、この中から自分たちに合う勉強会像の構築の参考にしてみてください。
    https://rmc-oden.com/blog/archives/category/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A
    .
    ちなみに5年前の記事ですが小職が書いた記事がこちら。参考になれば幸いです。
    https://rmc-oden.com/blog/archives/11382

    1. きゃっしい より:

      ハカセさん

      コメントありがとうございます!
      ハカセさんの記事で、勉強会で何を得ることを目標にすべきかということがよくわかりました。
      まだ思考・解答のプロセスが全くもって手探りの段階ですので、他の人の回答と思考プロセスを共有できれば、手探りの期間をだいぶ短縮できそうな気がしました。

      まず、モチベーション高い仲間と継続的にできる仕組みを早い段階で固めたいと思います。

  7. きゃっしい より:

    碧さん

    具体的な進め方を示していただいて、ありがとうございました。
    まずどこから手をつけるべきかという、最初の最初のところからわからなかったので、すごく助かりました。

    これから頑張っていきたいと思います。

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