【合格体験記】~「時に調整をして、最後まで気をつける」~TNさんの場合
あけましておめでとうございます。和尚です。
諸事情がありまして、今回が本年度最初の和尚の記事となってしまいました。
今日は、合格体験記をフォローせよとの指令を受け、この道場は体験談一色でございますが、既にもう合格してから1年になるのか!と自分の年のとり方に驚愕する次第。爆発的に人脈が広がったことと、それからいろんな人がわらわらと存在しておられて、診断士という世界を構築されているんだぁ、という感慨を持っております。
さて。また前座が長い和尚の話に新年からお付き合いいただければ幸い。
とあるブログ読者から和尚宛指摘を受けました。
曰く「和尚のブログ、絶対推敲してないでしょう?」
そう、あまりしません。ちなみに、「推敲」という故事成語、こういう男の求道の世界観はむちゃくちゃ好きです、和尚。
以下、Wikipedia2016年1月10日、19時50分、「推敲」より。
推敲(すいこう)とは、文章を何度も練り直すこと。
唐代、都の長安に科挙(官吏の登用試験)を受けるためにはるばるやってきた賈島は、乗っているロバの上で詩を作っていた。
その途中、「僧は推す月下の門」という一句を口ずさんでから、「推す」のほかに「敲く」という語を思いついて迷ってしまった。
彼は手綱をとるのも忘れ、手で門を押すまねをしたり、叩くまねをしたりしたが、なかなか決まらなかった。
あまりにも夢中になっていたので、向こうから役人の行列がやってきたのにも気づかず、その中に突っ込んでしまった。さらに悪いことに、その行列は知京兆府事(長安の都知事)、韓愈の行列であったため、賈島はすぐに捕らえられ、韓愈の前に連れて行かれた。
そこで彼は事の経緯をつぶさに申し立てた。優れた名文家であり、漢詩の大家でもあった韓愈は、賈島の話を聞き終わると、「それは『敲く』の方がいいだろう、月下に音を響かせる風情があって良い」と言った。そして、二人は、馬を並べていきながら詩を論じ合った。
このことから「文章を書いた後、字句を良くするために何回も読んで練り直すこと」を「推敲」という。
(引用終わり)
(この賈島て方、果たして試験に受かったのかしら???)
うーん、こうして一字一句に拘る昔の方々、いいなあと思います。果たして和尚はこれができているのか?と言われれば心もとない。
「ブログはライブ感が重要」
とかスカした発言をしつつ、まま思ったことをつらつら書いていくスタイル、っていうのはなんだか半年前くらいから自分のストレス発散にもにた文章を書いているときの高揚感、ってのがもう病み付きになってきましたけど
果たして、これが受験生のために役に立っているのか?
と問われれば・・・心もとないなあ、と思っております。でもゆるわだというタグもあるので、この部類で和尚は勝負だ!とあきらめておりましたが。
さてさて。
本題です。
今回は、多年度受験生であるTNさんからのご報告。
和尚は一応多年度、って言えるのかな・・・とか振り返ってみました。
1次は2回、2次は1回で何だかテキトーに受かっちゃった感じもあるのですが、どうも苦労したなあと思い返すのは1次の経済・経営の2教科。
2次も密度の濃い修行時代を送ってはおりますが、やはり「経済学・経営学の克服」というのが一番骨身に沁みています。
このTNさんについても 多年度生ということを見られると、1次なんかは1度だけはなく、2度以上は受かっておられるご様子。
和尚にとっては、1次を何度も受かるという「平常心」というのは、ただただ脱帽するばかりであります。
それでは。
早速行ってみましょうかっ!
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多年度受験生です。
今年に1次、2次に合格した理由を考えると、
①スマホを買ったこと(多くの情報を得たこと)、
②仲間ができ切磋琢磨したこと、
③地元のスポーツクラブのFBに入ったこと、
等があるかと思いました。
①スマホを買ったこと(多くの情報を得たこと)
PCで事足りていましたが、昨年2次に進んだ時にセミナーに参加する際に不便を感じたので購入しました。
このお陰で一発道場も初めて知り、毎日各種の情報を得ることができました。
道場の記事で、
「この試験は何年も受ければ誰でも受かる。」
の内容に驚き、でも理解ができました。
多くの記事を拝見し、参考になり、それらを実行し、試験当日も注意しました。
②仲間ができ切磋琢磨したこと
今年の前は振り返ると色々な制約がありましたが、今年はなんとか通学ができ、仲間ができました。
勉強時間も当初は全く足りませんでしたが、隙間時間も捻出することができました。
③地元のスポーツクラブのFBに入ったこと
年明け頃に入ったのですが、勉強会も始まったので、ほとんど参加はできませんでした。しかし、気持ちの良い方達が練習やレース等を頑張っていて、FBでのやり取りが前向きな影響をくれました。
結果、情報を得て、やるべきことをやって、時に調整をして、最後まで気をつける。それらができれば合格すると思います。
受験生の皆さんが結果を出せることを願っております。
・・・・・・・(投稿ここまで)・・・・・・・・・・・・・・
あと追記として、このような文章もいただきました。
・・・・・・・(投稿、再開)・・・・・・・・・・・・・・
皆さんの記事が参考になりました。何年もやれば誰でも受かるのコメントは反省材料となり、道筋の考え方が参考になりました。
また、セミナーに伺った際に、あまり来られない先代が来ていると伺っても存じ上げなかったのですが、今ではアドバイスもいただくようになり、とても良い出会いをいただきました。
2次試験前に引用された合格者の「心震える体験をした」との言葉が印象的でした。以前に不合格の時に、この結果や判定で十分でやめようかと思った際、後一歩を超えたら言えることがあるのかなと思いました。合格という壁を超えてみたら、心震える体験ができるのだろうか?と思いました。
今年度に私ができた体験は、素敵な仲間と出会えたことと、感謝等の素直な気持ちを感じられたことかなと思います。
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中小企業診断士の勉強会も始り、スポーツクラブなどでの交流もほとんど参加出来なかったが、試験へモチベーションアップにも寄与できる、
もっとも、情報を得ることとは、PCではなくFBを活用でき、時に道場の記事で参考になり、各種の情報は実行した。
そして、切磋琢磨することにより、仲間が出来た。
しかれども、勉強時間もまったく足りなかったけれど、隙間時間も捻出できた
しかしながら、最後まで気をつける、
これは大事ですね。最後まで気をつけないと、とんでもない解答を書いてしまうことになりかねません。
きっとTNさんは試験会場でも、時に調整をしつつ、最後まで気をつけることを励行したに違いありません。
そうした経緯が文章からわかりますね。
投稿ありがとうございました。