診断士1年目の活動報告〜取っても食えない診断士?〜
突然ですが、この謎かけ知ってますか?
「足の裏についた米粒」とかけまして
「診断士」と解きます。
その心は、どちらも「取っても食えません」ψ(`∇´)ψ
先代の診断士活動報告が続いているので、私もゆるわだ(ゆるい話題)として、私の診断士1年目をお伝えします。
事前に言っておきますが、おそらく私の1年目は、他の診断士と比べても、かなりレアケースだと思います。それを割り引いてお読みください。
それでは始めます。
<1月>
◆診断士活動始動
口述試験も含めての合格発表があり、約2.5年の受験生生活が終わりました。
合格後は、この道場のキックオフミーティングや、タ◯◯ロの引き継ぎ、全◯識・全◯◯ハウの初回打ち合わせなど、多くの打ち合わせがあり、忙しくしてました。
この時の自分は、「診断士は人脈が大切」と先輩診断士から聞かされていたので、時間とお金が許す限りすべての会合に出席し、依頼されたことはすべて「YES」で答えていました。このことが、結果として今のスタイルにつながっていると思っています。今年合格した方は是非、いろんなところに顔を出してみてください。
<2月>
◆道場ブログ初投稿
この道場ブログを初投稿しました。初めてのブログがこれです。↓
財務で60点、事例ⅣでA評価をとるためには?~CVP~
https://rmc-oden.com/blog/archives/73175
実は、これを書くのには、かなりの時間がかかりました。でも、このブログの執筆を繰り返すことで、文書作成能力が上がった気がします。じゃぁ、どれくらい投稿しただろうと数えてみたら2月から12月までで、平均月に2回で、合計21回の記事を書いていました。
われながら、よくつづいたなぁとおもいます。
<3月>
◆診断士登録手手続き
同期の人たちが、実務補習で大変の中、私は全◯識・全◯◯ハウの執筆と、実務従事で4月1日に診断士登録するために忙しくしていました。
同期は、実務補習の先生から診断士登録の方法を教えてもらっていましたが、私は相談する相手がいないので、霞が関の経済産業庁に直接訪問して申込方法を詳しく聞きました。そのおかげで、3月末までに必要書類を全部郵送することができました。
◆ビジネススクール
以前通っていたビジネススクールでオンラインMBAを募集し始めたことを知り、入学を決意しました。
<4月>
◆添削講師になる
一通りの診断士活動が落ち着いたので、さらに新しいことをしたいと考え、某大手受験校の講師の面接を受けてみました。まぁ、講師と言っても、実際のクラスで教えるのは本業がありダメなので、添削やテキストの執筆、模試の添削等が主な仕事です。細々ではありますが、今でも定期的にお仕事を頂いています。
◆スプリングフォーラム不参加
東京の診断協会が主催するスプリングフォーラムに行った方がいいよと言われながらも、結局は参加しませんでした。なお、多くの診断士1年生はどこかの診断士協会に参加するのが普通です。これを読んでいる今年の合格者の皆さん。私の真似はしないでください。さらに、昨日のブログでうみのリーダーが「まずは参加して情報収集されてみると良いのではないかと思います。」と言ってます。やっぱり行った方がいいです(笑)。その流れで、多くに人が入っている診断協会にも結局は加入していません。
◆ビジネススクール入学
これらと並行して、ビジネススクールの授業が始まりました。ビジネススクールでの勉強は、予習・クラス・復習と勉強量がかなり多く、この時期の一番タイムマネジメントがきつかった。
<5月>
◆コンサル業開始
診断士活動とビジネススクールと本業の3足のわらじ生活が慣れてきたので、そろそろ、これまで診断士の受験で使ったお金ぐらいは回収したいと考えました。自分の強みが活かせるのはコンサル業だとおもい、いろいろと情報収集したことろ、あるコンサル業がありました。そこから定期的にコンサル業のお仕事を頂き、今では主要顧客になっています。ありがとございます。
<6月>
◆個人事業主開業届提出
ここから段々と今のスタイルが定着してきて、診断士活動、ビジネススクール、本業、コンサル業の4足のわらじ生活が始まりました。また、今後収入がそこそこありそうなので、税務署に個人事業の開業届を提出して、個人事業主となりました。
<7~12月>
◆4足のわらじ生活
6月から始めた4足のわらじ生活が続き、毎日時間に追われてる生活です。
でも、こうやって忙しくできるのも、診断士に合格したからだと前向きにとらえ、日々4足のわらじをはき続けています。
という感じで診断士1年目を過ごしています。
道場とタ◯◯ロは、来年3月までには終わってしまうので、今後は、ビジネススクール、本業、コンサル業の3足のわらじになります。そのため、一つ一つの質を上げていくつもりです。
<最後に>
おかげ様で、診断士仲間からいろいろな忘年会に呼ばれて、この1年間の振り返りをしています。
その中で、こんな発言をしてしまいました。生意気言ってすいません。年末最後の投稿なので許してください。
「診断士の人たちいって、いい人が多いんだけど、無償または安価で仕事をやるひとが多すぎる。この資格を取るまでに一体いくら使ったんですか?ボランティアでコンサル業をやるために診断士になったんじゃないでしょう。無償奉仕が美徳だっていう考え方はやめたほうがいいよ。無償でそこそこ価値がある成果を提供するのではなく、きちんと報酬をもらって、その金額以上に付加価値のあることを提供すればいいんだよ。そうすれば、自分もお金を払った人も両方ハッピーになる。「診断士に頼めば、きちんとした内容のコンサルをしてもらえる」という診断士の社会的地位を上げるためにも、金額以上の付加価値のある成果物を提供して、”取ったら食える診断士”を目指しましょう」
皆様、良い年をお迎えください。
以上、おとでした。
ごっちさん
コメントありがとうございます。
まさにおっしゃる通りです。
プロとしての品質をキープし続けることが大切です。
私が心がけている事は、クライアントの期待通りの成果物を出すのではなく、期待の120%の成果物を出すということです。
それが信頼に繋がり、さらにリピートに繋がると考えています。
診断士になってからも日々精進です。頑張りましょう。
おとさん
最後のメッセージ、同感致します。
せっかく苦労して診断士になれる権利を
得るのだから、独立、企業内に関わらず、
ボランティアだったり、そこでさらに
お金を払って診断するのではなく、
きちんとしたバリューを出して、
それに応じた対価を頂きたいものです。
もちろん、それに応じたプロとしての
仕事は必須ですね、、、、精進致します。