俺の事例Ⅲ

みなさんこんにちは
勉強頑張ってますか?燃えてますか?

きりです。

今日は事例Ⅰ、Ⅱに引き続き、事例Ⅲを解いてみましたので、「俺の事例Ⅲ」、にはなりますが、参考程度にみて頂ければと思います。

ちなみに今回の事例、私の実務補習の診断先様の課題とかなり似ておりまして、解いていて非常に面白かったです。

また、事例Ⅲの問題としては、ここ数年の中で最も事例Ⅲらしいなぁ、と思いました。難易度は普通かな?
特に一次の知識をしっかり理解されている方、製造現場に精通されている方にとってはシンプルで比較的簡単な事例だったと思います。

では早速参ります。

 

第1問

(設問1)

強みを2つ列挙するということですね。
ちなみに大事なのは「自動車部品分野に参入する場合」の部分。

この問題は「落としてはいけない問題」だと思いますが、比較的みなさんできたのではないでしょうか?
(思い悩むほど色々書いてなかったし、書いてある場所もまとまっていたし。)

切り口として、
①生産面では~
②営業面では~、

と書いているとなおよさそうです。

内容としては、①高い鋳造生産能力、鋳造~塗装までを行う一貫生産体制を有すること
②鋳造技術に精通したエンジニアにより営業が行われており、高い提案力があること

こういった内容がロジカルに書かれていれば問題なさそうです。

(設問2)
自動車部品の受注獲得によるメリットですね。
この設問は与件に答えがあまりかかれていません。
類推する必要があります
あまり冒険せずに無難に言及できることを書くのがよさそうだなぁ、と思いました。

メリットは売上・費用の面では①売上向上が図れること
②設備稼働率の向上により、1生産単位あたりのコストが低減できること

生産・技術面では③顧客の要求への対応を行う事で、さらなる技術の向上とノウハウの蓄積ができ、さらなる受注獲得の機会がうまれること

この問題は割りと難しい・・・かな?

あ、そうそう、売上構成比において建設資材費が55%なので、この依存度(リスク)が低下する、という内容は書くべきと思います。(やはり完璧な解答はなかなかかけませんね。)

(設問3)
短納期のための改善策ですね。
ここに関しては与件に分かりやすくかいてあったので、わりと易しかったと思います。
必要な改善策は①5Sの徹底や、移動スペースの確保する事で、フォークリフトや人員の移動時間を減らすこと
②機械加工工程のネック解消のため、運搬や段取り作業を他工程の人員にさせ、工程間のバランスをとること

こんな感じになりますかね~。
あとは機械加工工程が多台もちなので、レイアウトの改善はいれたかったですね。
あくまでイメージですが、全体的にここの作業場はレイアウトがしっかりしてなさそう。
それからフォークリフトが通りづらくなる場所に仕掛品おいたらいかんでしょ笑
そもそも5Sが徹底されていない証拠ですよね~。
余談ですが、5Sの徹底なんかはトップが主体となってしっかり浸透させることが大事です。

第2問
第1問の(設問3)との切り分けがややこしい問題

問題点は、鋳造工程に着目しすぎあまり、機械加工工程がネックになっていることに気づかず、日常的な残業が生じている事
改善策は、機械加工工程の非稼働時間削減のため、運搬や段取り作業を改善すること

う~ん、書いていて微妙だなー、と思いました(^^;)
もうちょっと具体的に書きたかったな~という気もしますが、「具体的に書け」
の文言がないので、このくらいでしょうか。
ここも割りと難しい問題

第3問
この問題は書けること(選択肢)が少ないので、どう書くか、が重要でしょう。
うまいことキーワードを詰め込めば点数がもらえそうな問題。

情報系の問題は近年の事例ではもれなく出てきていますね。

どういう情報を活用するかは、事例Ⅲではほとんど決まっています。

資材、在庫、受注、進捗、余力、現品、生産計画、受注予測、等

この辺りが頭にあれば解けたのではないでしょうか。

みんなそこそこの点数はとってきそうですね。

納期遅延の解消には、全工程の生産計画の立案を図り、受注や製品に応じた細かい生産統制・納期管理を行う。
その際活用すべき情報は、製品・在庫情報、生産進捗・余力情報、過去の受注実績や顧客の話を基に算出した高精度の受注予測情報、である。

こんな感じでしょうか。

やっぱり解いたあとに、「もう少し上手くかけるよな~。」と思っちゃいますよね。

第4問

いよいよラストですね。
140字問題と非常に長いですが、あまり詰め込み過ぎないようにしましょう。

切り口としては、

①質について、②納期、費用について

で分けると分かりやすいでしょうかね?

強化すべき点は、①軽量化・複雑形状化要求に対応できるだけの高い鋳造技術②ITを使った効率的な生産体制
理由は、①農業機械部品と産業機械部品は受注が増加しており、要求に対応して技術向上できれば、
新たな受注拡大に繋がるから。②効率的な生産体制の構築により、短納期化、低コスト化が進み競争力強化に繋がるから。

こんな感じでしょうか。

今回の事例で課題としてチェックしていた作業環境の改善と若手人材の確保はこの設問の答えに使ってもよさそうですよね。

(どこかの予備校の模範解答につかってありました。)

でき感としては6~7割くらいかな?
大体こんな内容がロジカルに書けていれば問題ない気がします。

ちなみにすみません、今回は75分くらいで問題用紙に書いて、問題用紙に落とし込んでいないので、字数なんかは訂正していません。

1年のブランクがあるのでお許しください。すみません。

まぁやっぱり事例Ⅲに関しては、一次知識を腹落ちさせることと、現場のイメージをしっかりつかむことが大事だな~と改めて思いました。
ちょっと今回解いてからまとめるまでの時間があまりなかったので、これくらいの言及でしたが、気になることがあればコメントくださいね。

きりでした。

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