【直前期対策】財務・会計 嫌われる勇気と過去問
関東地方はずーっとじめじめしてましたが、週末から暑さも復活
夏の足音が近づいてきましたね
ということは、一次試験本番の足音も近づいてきているということ…。
一次試験まであと25日。
一日5時間勉強しても、残り125時間程度
先般から行われている公開模試を受験された方は、より鮮明にご自身の得意・不得意を把握され、課題が明確になってきているのではないでしょうか?
公開模試の結果に一喜一憂する必要は必ずしもありませんが、やはり現状を受け止め、今後どのように戦っていくのか、という点に関しては必ず全員が考えなければならないと思います
戦略を決める
財務会計は一般的に好き嫌いの別れやすいと言われる科目ですが、得意な方はバリバリと、苦手な方は好きになろうとおつきあいをされてきたはずです。
しかし、そろそろ気持ちをはっきりしなければならない時期が来ています。
振り向いてくれない相手にどれだけアプローチしても恋人にはなれません。
それならばいっそ「友達のままでいよう」と心に決めて、振り向いてくれる子(暗記3兄弟等)に力を注ぐべきではないでしょうか。
一次試験はご存知の通り、7科目で420点を取る試験。足キリ40点さえ超えれば(嫌われさえしなければ)よいのですから、無理に全員とイイ関係になる必要はありません。
腹を括れば怖くない
財務とラブラブな方も、財務となかなかお近づきになれていない方も、最終的には勉強することには変わりはないと思います。
何せ財務会計はひらめきや読解力というよりは、ひたすらに積み上げてきたものが出る科目の一つですから。
あとはどこまで積み上げるか、の差
直前期である7月はこの積み上げについて、実際のレベルの問題(=過去問)で行うべき時期です。
私の場合、昨年の夏、財務の過去問に21時間12分を費やしていますが、うちヨコトキが4時間59分、そして残りの16時間13分をタテトキに割り当てました(他の科目も概ね同様の時間配分でした)。
ちなみに当ブログをお読みいただいている方はご存知かと思いますが、為念で…
ヨコトキ:過去問を年度ごとに解答し、試験の時間配分や出題の流れを確認する作業
タテトキ:過去問を分野ごとに問題にあたっていき、自分の出来ない分野を探し、つぶしこむ作業
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というのも受験生時代、当ブログでよく聞く「タテトキ」なるものを概念としては分かっていたのですが、やり方を知りませんでした…。そんな時、この記事に出会い、「過去問完全マスター!?なんて便利なツールなんだ!?」とびっくりした、という思ひ出があります
(タテトキはTAC過去問の最後にある出題分野別問題表を使うことでも行えます。私がそれを知ったのは一次試験直前のことでしたが)
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タテトキ(過去問完全マスター)の活用
この過去問完全マスターは、この記事にもある通り、過去問が分野・単元毎に10年分(2015年版)収録されており、それらに重要度(A・B・C)が付されています。そして複数回解くことを想定して問題文の上には「1回目」、「2回目」、「3回目」と○×▲など回答結果を記入できる欄が設けられています。
一言で言えば、ただ単に過去問を分野別に分けただけ、なのですが、これによって今の時期に適した勉強が効率的に行えると思います
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得意な方の場合
・全体をまず一周解くことで「穴を探す」
・理解の不十分なところを3回解くことで「穴を埋める」
これを繰り返すことで財務の鉄板化を狙う
不得意な方
・重要度の高いAの問題のみをまず1周解くことで足切りされないための「穴を探す」
・Aに穴があればそこを3回解いて足切りされないために「穴を埋める」
・それが終わって時間に余裕があれば次は重要度Bの問題で同様のことを行う
この作業で投入時間を最少にしながら足切り回避を狙う
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私はこの時期に最も適した、優秀な教材だと思いますが、お小遣いから出費するには少々値がはります(1冊約3千円×7冊だと…)
私もこのお金を出す踏ん切りがつかず、結局購入したのは7月に入ってからでしたが、本当にこの教材に助けてもらうことが出来ました
まだ中身を見たことがない方も、書店等で一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
myaでした