【合格体験記】忙しい中でも堅実な勉強スタイルで見事合格!Nicoさん

butaoです

ご無沙汰しております

本日も合格・未合格体験記をご紹介いたします

業務やプライベートで様々なイベントが発生する中でも勉強を続け、見事合格を勝ち取られた、Nicoさんです

それでは、どうぞ

寄稿はここから

■はじめに

Nicoと申します

一発合格道場の皆様にはブログやセミナーを通じて、本当にお世話になりました!(去年の道場様主催のセミナーはほぼ皆勤賞です笑)

一発合格道場の皆様方やそこで知り合った受験仲間からのアドバイスや情報交換により、自分の視野が広がったことで、合格できたと思っております

受けたご恩を少しでも返すことができればと思い、拙い文章でございますが寄稿させて頂きます

■自己紹介

Nico、31歳男性、既婚(資格勉強中に結婚)

エンタメ業界のとある会社で、ジョブローテーションの名の元に、営業から経営企画、事業管理と多岐に渡る業務を経験

現在はマーケティングプランナーとして従事

■受験動機

経営企画部所属時に、経営に関連する知識が致命的に不足していた為、知識を体系的に身につけたかったから

30歳までに自らの意思で何か目標を立て、達成することを体験したかったから(結果的には1年遅くなってしまいましたが…

■受験歴

1次試験3回2次試験1回の計3年で合格することができました

勉強時間は1次試験800時間2次試験200時間の1000時間

<詳細>

2012年:

1次試験 情報64点○、法務48点×、中小72点○

2013年:

大阪→東京へ転勤&自身の結婚式準備で忙殺され、圧倒的な準備不足…

1次試験 経済32点×(経済しか受けていません)

2014年:

1次試験、経営58点、財務60点、運営78点、経済80点、法務75点の計351点で1次試験を合格

2次筆記試験を一発合格

■1次試験(受験校:T○C)

<7科目共通>

TACのテキストとトレーニングを中心に勉強

どうしても頭に入りにくい論点は、何度も写経を行い、体に染み込ませました

<経営・運営・法務・経済>

同友館社『過去問 完全マスター』を3回転

過去問を論点別に整理でき、理解が深まりました

また、本試験のレベル感を知ることができたと思います (こちらは道場様主催の春セミナーで知り合った受験仲間から教えて頂きました

<財務、運営、経済>

サブノートを作成し、追加で学んだ論点はすべて書き込みました (今思うと運営はテキストだけで十分でした…

<中小>

こぐま様の記事にあった「【中小】白書図表90連発」を何度も読み直し暗記しました

■2次試験(受験校:T○C→M○Cに変更)

受験校変更の理由は、5月に受けたM○C模試の模範解答を見て、その書き方がスマートに見えたからです

工夫・意識したこと

・マス目を埋める方法の体得

2次試験の勉強開始時は「何を書いて良いかわからない」状態であり、解答用紙のマス目を見るだけで苦手意識が出てしまう、マス目アレルギーがありました

最初の答練や模試では、常に1〜2問は白紙で提出していました

そこで、問題要求に対して、3つ以上の切り口やキーワードが条件反射的に思い出せるように意識づけを行いました

この意識づけのために、「切り口・課題・改善キーワード」の表を事例別に作成し、何度も何度も暗記しました

そこから解答用紙のマスの使い方が、「一面的な情報を引き延ばす」書き方ではなく、「多面的な情報を詰め込み、そこから削ぎ落とす」書き方に変わり、マス目の苦手意識が徐々に無くなっていったことを記憶しています

その結果、同月下旬のM○C模試では、総合16位(約300人中?)の結果を出すことができ、これが大きな励みとなりました

ちなみに、過去問に関しても、過去3年間分しか解いておらず、それ以前のものは、問題要求に対する「切り口・課題・改善キーワード」を頭に思い浮かべ、受験校の回答と答え合わせをする程度でした(方向性が合っているかだけ確認

・答練と模試での試行錯誤

問題への取り組み方は千差万別だと思いますが、答練や模試は「試行錯誤」の場として、セミナーや受験仲間から教えて頂いた取り組み方を色々試しました

結果的には、

  • 問題用紙は半分にちぎる
  • 先に事例を流し読み、その後に問題を見る、その後に
  • 段落はつけない
  • 与件文は「強み・機会」「弱み・脅威」「課題」のみ3色ペンでアンダーライン
  • 問題を見て、思いついた切り口・課題・改善キーワードだけを書く

が一番自分に最適だろうと判断しました。

■2次試験本番(日記)

試験前日は極度の緊張のあまり寝付くことができず、徹夜の状態で試験に臨みました

当日は事例から思うように書き出すことができずに、用紙は手汗で皺だらけ、メガネは内側に水滴、と全身から嫌な汗が出ていたのは今でも覚えています

休憩時間には「大丈夫、大丈夫」と独り言を呟きつつ、何とか事例の終了合図まで必死で事例に食らいつきました

「これで良かったのか…」不完全燃焼感が強く、試験終了後は憔悴しきってしまい、試験会場からしばらくの間、動くことができませんでした

トボトボと家路につき、家内に「申し訳ないけど来年も試験受けるのでよろしく」と告げ、激動の2次試験本番は終了しました

結果的には合格していましたが、それまで全く自信はありませんでした

当たり前ですが、最後の1秒まで諦めずにやりきったことが良かったのだと思います

■さいごに

2年8ヶ月という長い期間に転勤や異動、結婚とイベントが数多くありましたが、家内のサポート(我慢)がなければ、勉強を続けていくことができなかったので、本当に家内には感謝しています

また、一発合格道場の皆様方には、ブログやセミナーなどで本当にお世話になりました

重ねて御礼申し上げます

以上です

寄稿はここまで

いかがでしたでしょうか?

  • 1次試験は自身の状況を踏まえて科目別に取り組み方を変えること。
  • 2次試験は自身の苦手分野に向き合うこと。着実に潰す方法を考えること。
  • そして、自身の考えた対策を地道に繰り返すこと。

など、Nicoさんの診断士試験に対する真剣な取り組みの様子がひしひしと伝わってくる内容でした。

一生懸命取り組むほど、

  • 自身を客観的に振り返ることが難しくなること
  • 結果が出ないと自暴自棄になること

がよくありますが、Nicoさんは違います。

一生懸命取り組みつつも、自身を客観的に分析できている点がNicoさんが合格されたポイントだと私は感じました。

Nicoさん、合格体験記のご寄稿大変にありがとうございました

以上、butaoでした

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