二次試験が終わったあと
こんにちは。ハーンです。
二次試験。本当に、本当にお疲れさまでした
あくまで私の想像ですが、できた!万全!って方は極めて少ないのではないでしょうか?
できたって思っている方が少ないとするならば、昨年の私と同様に、ガッカリとかしまったって方も多いのではないかと思います。
しかしこの試験は、本当に手応えがないというか・・・できたのかできていないのか分からないのが本当のところ。
そんな中、今のタイミングで二次試験を振り返ってとか来年についてとか書いても、あまり意味がないと思っています。
ということで、今日はゆるわだ、去年の私が今の時期をどのように過ごしたか、を記したいと思います。
◆失意の事例Ⅳ◆
試験が終わった当日、精神的にも肉体的にも本当に疲れました。
そんな中、せめて事例Ⅳは多少なりとも答え合わせができるだろう、と思い試験会場から帰る途中、喫茶に入って自分なりに内容を確認し始めました。
そうしたところ、200%定率法を250%定率法で算定しているのが発覚。
本音を言えば、200%定率法はできない人も多いのでは?と思っており、差を広げるチャンスだと感じていただけに。
さらに、CF計算で減価償却費を加算することを忘れるという大チョンボ!
品質原価計算の全く的外れな作家デビューしたのは仕方ないと思いましたが、それ以外は痛すぎる、あってはならない失点でした。さらに後日、さらに経営指標でもミスが一つ発覚しました。ケアレスミスがでるというのは、本当の実力がついていない証拠なんですよね。
事例Ⅰ~Ⅲは、今までやった模試や過去問と比べると、マシだった気がするものの合格の手応えはなし、というかそもそも合格水準が分からない状態でした。よって、実力上位の多年度生と勝負するには事例Ⅳの大勝は絶対条件だと思っていたので、「今年は終わった」と悟りました。
◆翌日以降の過ごし方◆
ということで、翌日からは「腑抜け」になっていました。
とにかく、中小企業診断士試験という言葉を聞くことすら嫌な状態。
こういう時は、勉強仲間がいないことが幸いしました。家族以外、会社でも上司やごく親しい人しか私が中小企業診断士の一次試験を通過したことを知らない状態でしたので。
出来が悪かったことを一度伝えれば、誰もその話題をすることはありません。
当然のことながら、勉強など一切せず。むしろ「診断士」というキーワードを避けるが如く。そんな状態が半月近く続いたと思います。
しかし、このままでは終われない。何のために勉強を始めたのか。来年ダメなら一次試験から再スタート。だから二次試験を受けるにあたっては、万全を期せねばならない、と徐々に思うようになりました。
11月に入ってからだと思います。ある受験校で通信を受けていた私は、時間がない(言い訳ですが)ということから、過去問の勉強(しかも自己採点)しかやってませんでした。
一次をストレートで通過できたわけなので、来年は二次だけに絞って勉強をやれるメリットがある、今の受験校の継続も含めて、二次試験に向けて受験校をしっかり選びたいと思いました。
そして、受験校を回って確認すべく動き始めたところ。その一つ、ある受験校へカリキュラムを聞きに行った時のことです。
◆できていないと思っているのはみんな同じ?◆
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
その受験校で応対いただいた先生(診断士)は、試験の出来が悪いと思っているのは、あなただけではないのでは?今までの経験だと、二次試験はあまり出来なかったという人が意外に受かっているんだよね。むしろ出来た気になっているより可能性があるのでは?
ということで、カリキュラムの説明をザッとした程度で、試験結果が出て、あなたの言うとおりダメと分かってから、よければもう一度来てください。と言われました。
また、こうも言われました。二次試験は確かに模範解答が公表されていないけど、答えはある。実際のコンサルティングは、与件もなければ答えも一つではない。今になって思うと二次試験はある意味、楽である。
根が単純な私は、なるほど!と思いました。
それ以降、精神的に落ち着きました。まあ、いいや。二次試験の結果が出るまで好きなことをやろう!受験校探しも試験勉強もそれからだ。と思うようになりました。
ということで、逆に全てを忘れて腑抜けになり勉強はせず、という行動は同じでしたが。
◆鋭気を養いましょう◆
結果は合格でした。間違いなく「たまたま合格」です。しかし、出来なかったと思っているのは自分だけではない。というのは、そのとおりじゃないかと思っています。
今回の記事は、試験ができなかった・・・と思ってみえる方に、伝えたいと思っています。変に期待を持たせるために書いたのではなく、言いたいのは「自分が感じている手応えというのは、この試験に関しては本当に怪しい!」ってことです。
なので、今は何にしろ鋭気を養うのが良いと思います。やり方は人それぞれだと思いますが。
もし仮に来年、もう一度受験することになった場合、今がある意味一番、解放された時間だと思います。
家族がいる方は、今まで犠牲にしてきた時間を家族と一緒に過ごすことをぜひともおすすめしたいですね。
そうした中、なぜ中小企業診断士になりたいのか、という原点を立ち返ることができるのではないかと思います。それが次につながる一歩になると思います。
◆今日の要旨◆
・できていないと思っているのは自分だけではない、試験については、結果が出てみないと分からない。
・仮に来年も受験となった場合、今が一番解放された状況。家族と過ごす時間を取るのは今が最適。いずれにせよ、鋭気を養いましょう。
・そうすることで、なぜ中小企業診断士になりたいのか、原点に立ち返る気持ちも出てきて、それが先々のモチベーションにもつながると考える。
最後までお読みいただきありがとうございました。ハーンでした。
***以降は、オフ会の告知となります。*********************
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