焦点はどこ?
こんにちは、マイマイです。
台風18号の影響で日本列島各地は大雨の週末になりました。
最後の追込みの時期となってきましたが、焦らず毎日を過ごしてください。
さて、今日は解答方法や手法などではなく、考え方、気持ちの持ち方という側面でお話します。
浅田真央さん・高橋大輔さん・本田圭佑さんの3人。
そして、羽生結弦さん。
前者の3人と羽生さんとの違いってなんだかわかりますか?
前者3人は期待されながら、思い描いた結果が残せなかった方たち。
2人はソチ五輪で金メダルを期待されながら、残念ながら叶わなかった。
本田選手もワールドカップで思い通りの結果が残せなかった。
羽生選手は、前者の2人が叶わなかったソチ五輪での金メダルを獲得しました。
それぞれの結果になった違いはなんだったのか?
前者の3人はソチ五輪やワールドカップについて「集大成」と表現しました。
羽生選手はソチ五輪のとき「プルシェンコになりたい」といいました。
前者の3人は、ソチ五輪が最終目標、羽生選手にとってソチ五輪は最終的な目標ではなくある意味で通過点のひとつだったのかもしれません。
また、採用面接に合格する秘訣にこんなことを聞いたことがあります。
面接に合格することに焦点を合わせるのではなく、その会社に入って自分はどんなことをして、会社にとって何ができるか、成し遂げられるかを焦点にして話すことが採用合格に秘訣だと・・・
そう、皆さんにとって、中小企業診断士の二次試験は、どんな位置づけにありますか。
焦点はどこにありますか?
二次試験に合格することが「集大成」であるのか、合格することが「焦点」であるのか?
それとも、二次試験は通過点であり、その先に焦点があるのか?
私は一次試験に合格するまでに3回。二次試験合格には1回でした。
今考えると、一次試験のときは、とにかく一次試験に合格することしか頭にありませんでした。
しかし、二次試験のときは、「診断士として独立をしてどうやって活動をしていくか。」ということを考えていました。
二次試験の勉強をしているときも、実際の中小企業をコンサルすることイメージしながら勉強、解答していました。
皆さんの焦点はどこですか。
「二次試験合格をする」という焦点の方は少し見直してみてはどうでしょう?
もちろん、当然ながら独立をすることが全ての目標ではありません。
- 企業内診断士として活躍する!
- 直接仕事としてではなく活用する!
- 様々な方に出会って、切磋琢磨して成長していきたい!
- 合格して受験生を指導していきたい!
どんなことでも、自分なりの目標で良いと思います。
「二次試験合格」にボールを投げるのではなく、その先にむかってボールを投げてください。
きっとボールは遠くまで飛ぶはずです。
マイマイ