(私が)結果よりも大事だと思っていること

みなさん、こんにちはu-taです。

昨日は一次試験の解答発表でしたね。もうほとんどの方が自己採点を終えられたことと思います。

結果は人それぞれ、試験にかけられる時間も労力も人それぞれです。

受験された方全員に私から一言。

『本当にお疲れ様でした』

昨年同じ状況を経験した一人として、心からお伝えしたい言葉です。

本当に、本当にお疲れ様でした

 

さて、420点オーバーの方は今日は2次の話!と期待されて訪問された方もいらっしゃると思いますが、今日は2次の話はしません。ごめんなさい

それよりもっと大事だと思うことをお伝えします。

これからお伝えすることは一次通過見込みの方、残念ながら通過できなかった方、両方に伝えたいメッセージです。

それは・・・・

『診断士になって何するの??』

『診断士を取得するプロセスから何を学んでいるの?』

ということ。

 

一次試験が終了した今、改めて上記の2点を考えて欲しいのです。

なぜなら、診断士試験合格は目的でなく、自己実現のための一つの手段であると思うから。

診断士試験はご存知の通り、一次・二次ともに難関試験です。

特に二次は相対評価、どれだけ頑張っても他の受験生がより良い点数をとれば不合格もあり得る試験です。

だからこそ、合格者は時間を使って、労力をかけて勉強する。

でも、いつしか勉強が目的化していませんか??

これまで時間と労力をかけて学んだことをいつどこに還元するのですか?

一次試験が終わった今しか、こんなことを皆さんにお伝えすることは出来ません。

 

 『そんなこと診断士になったら勝手に見えてくるでしょ』という考え方は危険。

人・企業の未来を共に作り上げる診断士が自分の未来を語れないなんてカッコ悪いですよね。

診断士になってしてみたいことや夢を是非、掲げてみてください。

或いは勉強で得た知識をどうやって還元するか、考えてみてください。

今、これらのことを考えることで、一次通過した・通過出来なかった関係なく、この先の診断士試験に対する取組が変わると思います。

以下は簡潔ではありますが、私が診断士になって1年以内に実現したいと思っていたことです。

 

診断士合格1年以内にしたいこと
①年間5件以上のコンサル
②本の執筆
③受験生支援
④社内での研修講師

①は既に実施済み、②は進行中、③はこの道場+自身の活動で実施中、④も実施済み・・・とりあえず考えていたことは実現しつつあります。今後は実施するだけでなく、成果を上げていくのが目標です。

少なくとも①~③は診断士合格をきっかけに動き出したプロジェクトです。

 

ちなみに・・道場では受験アドバイスを求めるコメントは数多くあるけれど、診断士になって変化したこと・実践していることを問うコメントは相対的にかなり少ないですね。

是非、『診断士になって何するの??』『診断士を取得するプロセスから何を学んでいるの?』

とご自身の勉強を振り返る機会を持っていただけばと思います。

 

by u-ta

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(私が)結果よりも大事だと思っていること”へ5件のコメント

  1. まりりん丸 より:

    u-ta様

    本質的な記事、ありがとうございます。

    私は、キャリアの棚卸しのために診断士を受験しました。なので、診断士資格の勉強自体が目的、と言われても仕方ないと思います。

    というのも実は、戦略コンサルタントとして組織に所属し数年間キャリアを積んでいるからです。
    既に、コンサル活動も研修講師も執筆も、業務の中で実践しています。
    仕事で成果が出て、中堅として部下指導もする、脂の乗り切った状態での予定外の妊娠だったので、「産休中にキャリアの棚卸しをしよう」と、診断士を受験することにしました。

    勉強する中で感じたのは、自分の専門がまだまだ狭い範囲であったこと。セミナー講師で担当しているのは企業経営理論の一部なので、他の科目についてはゼロからスタートでした。勉強をしたことで、財務に強いメンバーやITに強いメンバーなど、普段チームで組む仲間の守備範囲を理解できたので、産後復帰してからの仕事ではより強いチームを組める気がしています。個人的にも新規事業支援プロジェクトの審査員などしており、そこでもより質の高いアドバイスをしていきたいと思います。

    診断士の勉強は、ある意味、自分を客観視し謙虚になれた良い機会だったと思います。
    体はボロボロですが、勉強しただけでも、産休を有意義に過ごせたと思います。

    ※余談ですが、研修講師をしていたのが災いし、企業経営理論は「出題者に裏の意図は無いか」と深読みをしてしまい、過去問の回転を重ねるたびに正答率が落ちてしまいました。。。

  2. JIN より:

    JINと申します。

    確かに、一部の方には、この投稿は迂遠に、じれったく思えるのかもしれません。「もっと二次試験対策に直結する記事を書いてくれよ」と。そして自分も「道場なんだからレベルの高い二次対策記事が出てきて当然」みたいな都合のいい期待もしていたようにも思います。

    しかし、二回目の二次試験を受けようとしている僕には「はっ」とさせられた記事でした。そうか、確かにいつのまにか「二次試験合格」が目標にすり替わっていたかもしれません。

    そうじゃない。30代、中堅と呼ばれる世代になって、「何か」やらなきゃまずいんじゃないの? と感じて決意した中小企業診断士の受験。なのに、後がない状況に追い込まれて、「どんな手段でもいいから合格したい」となんだか余裕がなくなっていたように思います。

    U-taさんの投稿を読んで、自分が二次試験対策が「合格するためだけの小手先テクニックになってたかもしれないな」と気が付きました。もう少し事例の社長に寄り添った、優しい気持ちで(w)事例を解いてみたいと思います。

    もちろん、合格も大事です。だからこれからも「合格へのアシスト」になる記事(も)、期待しておりますっ! (長文失礼しました)

  3. 独学受験生 より:

    いつも拝見し、参考にしております。
    さて、「上記2点」ですが、1次試験が終わった今考えなければならないことでしょうか。
    1次試験合格見込みの方々が今考えるべきことは、2次試験の対策だと思います。
    皆さん、診断士の肩書きを得て何かをしたい、自己啓発のため、将来の企業を見据えて必要な知識を得たい等様々な「目的」を実現するため、当試験合格という「目標」を設定しその達成を目指しています。
    その「目的」の再確認はもっと以前の段階でしておくべきことだと思います。
    「目標」の達成に少し近づいた方々が今するべきことは、更なる前進を目指すとこではないでしょうか。
    ちなみに「上記2点」ですが、特に前者においては試験合格を目指す誰もが持ち得ている目的ではありませんね。
    また、受験アドバイスを求めるコメントの比率が大きいのは当然のことと思います。
    この「一発合格道場」の主な目的は「合格へのアシスト」ですよね。
    勉強法、試験等の話題が主となって然るべきだと思いますが。
    今回の記事に違和感を感じましたので、失礼なこととは存じましたがコメントさせていただきました。

  4. u-ta より:

    バーランダ様

    コメント頂きありがとうございます。

    診断協会のHPに以下の記載がございます。

    平成26年度の第2次試験を受験できるのは次のいずれかの方です。
    ( 1 ) 平成26年度の第1次試験合格者
    ( 2 ) 平成25年度の第1次試験合格者
    ( 3 ) 平成12年度以前の第1次試験合格者で、平成13年度以後の第2次試験を受験していない者

    よって、記載されているパターンの場合、2014年度の二次試験は受験可能です。
    2013年度に一次試験を合格している時点で、2014年度の二次受験資格を取得していますので。

    なお、昨年度一次試験に合格されていても今年度一次試験を受験している方の目的としては以下の2点です。
    ①二次試験に向けた知識補充の為の受験
    (経営・財務・運営)
    ②14年度の二次試験に残念ながら不合格となった場合を考慮した保険受験

    以上、ご参考になれば幸いです。

  5. バーランダ より:

    いつも参考にさせて頂いております。
    こちらの記事内容と趣旨が合っていないと思いますが、一点質問させて頂きたいと思います。

    色んな方のブログを拝見していると、前年度に1次試験を合格済みでも、次年度も1次試験を受験されている方が多くいるようです。
    -以下パタン-
    2013年:1次試験合格、2次試験不合格
    2014年:1次試験受験

    上記パタンの場合、2014年の1試験結果が不合格でも、2014年の2次試験が受けられるという認識で宜しいでしょうか?

    おそらく、2014年度の2次試験で不合格だった場合でも、2014年度の1次試験で幾つかの科目合格を得ておけば、次年度(2015年)の1次試験負荷が軽減出来る事を目的とされているのかと理解しております。 

    つたない表現で恐縮ですが、認識に錯誤が無いか、ご回答頂ければ幸いです。

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