ラスト1ヶ月はがむしゃらに

みなさん、こんにちはu-taです。

模試も終わり、残すは完成講義のみですね。

試験まで残り1ヶ月最後まで諦めず、自分を信じて頑張ってくださいね。

さて、今日は昨年のラスト1ヶ月、私が何をしたのかをお伝えします。

幸いにも私は一次・二次をストレートで合格することが出来ました。

前回ご紹介しましたが、模試の点数は431点。これが一つの自信になったことも確かですが、それ以上に7月の過ごし方が良かったからこそストレート合格出来たのだと今振り返って感じています。

 

では、最初に結論から。

7月に私は何をしたか・・・。

答えは、今日のタイトル通り・・がむしゃらに勉強しました。

がむしゃらにって言われても定量的に示さなければ分かりにくいですね。

以下が私の昨年7月8日から試験日までの学習時間です。

~7月8日から本試験までの学習時間~

一日平均6時間11分、26日で161時間の学習時間を確保しました。

 

一般的に診断士の試験合格に必要な時間は1000時間と言われています。とするならば、当時の私は残り1ヶ月で150時間以上学習すれば15%以上実力が伸びると自分で言い聞かせて学習時間の確保に努めました。仕事量も調整出来る範囲で調整をしました。

7月後半の基本的な一日のスケジュールは以下の通りです

@以下は学習場所です

〈平日〉
AM4:00~7:00@自宅
AM8:00~8:45@会社近くの喫茶店
PM8:00~10:00@自宅
+徒歩学習

〈休日〉
AM4:00~7:00@自宅
AM8:00~9:00@自習室近くの喫茶店
AM9:00~当日の課題終了まで@自習室
+徒歩学習

 当時娘が1歳、娘が生まれる前もMBA取得の為に家族で過ごす時間が非常に少ない時期が2年ほどありました。これ以上診断士の勉強を続けるのは夫として、父親としてどうなんだろうか・・・。と考える機会が多く、不合格で更に1年勉強に時間を費やすことは絶対に避けたいとの思いが非常に強かったことを覚えています。だからこそ、絶対に合格するんだ!という強い意志を持って、がむしゃらに必死に勉強しました。

当時行っていた勉強は以下の通りです

・過去問回転
・最終講義テキスト(レジュメ)確認
・模試復習
・テキスト読み込み
・講義orポケテキ吹き込み音声聴講(徒歩時間)

この時期は模試や答練、これまでの学習経過を踏まえて、どの科目に重きを置くかは人それぞれかと思います。

私の場合には一日最低3科目は学習をしていました。ただ、問題集は理解をするor暗記することを大事に演習を行っていました。

この時期に陥りやすい勉強法は問題集の回転数重視の勉強法。時間が無いと焦るばかりに回転数重視になる。これでは、多少ひねりのある本試験問題には対応できません。

それぞれの問題について、きっちり答えを導き出すプロセスを理解or暗記することが重要です。

 

ラスト1ヶ月、後悔の無い様にがむしゃらに頑張ってください

 

by u-ta

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ラスト1ヶ月はがむしゃらに”へ3件のコメント

  1. kochan より:

    u-ta様、こんにちは。
    ご多忙なところ、早速のご回答、まことにありがとうございました。
    大変参考になりました。
    私は、英語もできないため、MBAに挑戦することもできませんんが、u-ta様の「診断士は国内の中小企業発展の為の支援者を育成するプログラム・資格であり、MBAは自身が経営者となるための教育訓練プログラム」というご回答に、自分が何のために診断士を目指すのが原点を思い出し、頭をガツンとなぐられる思いがいたしました。
    本当にありがとうございました。
    u-ta様とご家族のますますのご発展とご健勝をお祈り申し上げます。
    ありがとうございました。

  2. u-ta より:

    kochan様
    コメント頂き、ありがとうございます。

    時に診断士=日本版MBAと言われることがありますが、診断士とMBAの資格の本質は似て非なるものであると思います。

    これは取得プロセスから考えると分かりやすいのですが、診断士の場合には求められている答えを導くことが要求されます。いわゆる定石を学ぶタイプの勉強です。

    一方、MBAは実在する企業の膨大な資料をもとに意思決定を行う、いわゆるケーススタディです。意思決定のプロセスを固めて自分なりの解を求められます。つまり、定石を理解しつつも、現場に即した解答が要求されます。
    このように学習プロセスが異なるので、診断士で身に付く能力とMBAで身に付く能力には大きな違いがあるのです。

    私がMBA取得後に診断士受験を志したのは、MBAで学んだ実践的な意思決定思考を保持しながらも、企業経営の定石を別の面から知識として学び、自らの中でさらに確かなものにしたいと考えたからです。

    以下、一般的なMBAと診断士の受験科目の関係になります。なお、MBAの場合にはこのほかにも、経営者としての心構えやメンタルに関するプログラムも用意されている場合があります。

    企業経営理論・・○
    財務会計・・・○ 
    運営管理・・・△ 
    経済・・・△ 
    情報・・・×
    法務・・・×
    中小・・・×

    自己啓発という意味合いを除いて考えた場合、診断士は国内の中小企業発展の為の支援者を育成するプログラム・資格であり、MBAは自身が経営者となるための教育訓練プログラムであると言えます。
    診断士とMBAの取得で迷われている方は自身が中小企業支援をしたいのか、或いは将来、経営者としての立場で仕事をしたいのかを検討した上で、取得資格を決定されるのが良いのではないかと思います。

    また追加でご質問ございましたら、お気軽にコメント頂ければ幸いです。

  3. kochan より:

    u-ta様、こんにちは。いつも拝読し、大変参考にさせて頂いております。
    今回の投稿で、26日間で161時間の勉強時間を確保したというのに驚きました。
    私は、昨年、システムと中小企業を科目合格し、今年、残り5科目の合格を目指しております。
    ご多忙なところ心苦しい限りでございますが、一つ伺ってもよろしいでしょうか。
    u-ta様は、中小企業診断士を取られる前に、MBAも取得されていらっしゃいますが、私などにしみれば、MBAだけでも十分ではないか、と思ってしまいました。
    MBAだけではなく診断士も取られた理由、MBAと診断士の違いを実感されることがあれば、ぜひとも教授頂ければと存じます。
    グローバルな時代、MBAが必要と風潮ですが、日本国内の資格である診断士の存在価値、意義な伺わせて頂ければ幸いでございます。
    ご面倒おかけし申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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