診断士を目指した理由はなんですか?「断固たる決意」はありますか?

■始めに■

みなさん、はじめましてconfidentwackyと申します。

この度「一発合格道場」で記事を執筆することになりました。

今年の診断士試験を目指す方の力に少しでもなれたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

さて、私も昨年「一発合格道場」の記事に色々と助けられました。テクニック系の記事やモチベーション系の記事、そしてゆるわだhappy02。色々な記事がありましたが、その中でも私のベスト記事goodはこれです。

TAC一次公開模試:模試へのアドバイス

私が「ベスト」と思ったのは記事の後半。サッカー日本代表の長友選手に関する新聞の記事の引用なのですが、内容もさることながらこの記事を引用するハカセのセンスに完全にやられてしまいました。

私が約1年間診断士の受験生活を送ってきて思ったのは「気持ちが大事」ということです。だからハカセの「ストイック勉強法」に大きな影響を受けました。

というわけで私が書く記事は「気持ち」を大切にしたいと考えています。

試験に出る領域は受験校の講師や参考書が教えてくれますが、学習を継続する「気持ち」は教えてくれません。だから私はみなさんの「やる気」が向上するような記事を書けるようになりたいと思っています。

■診断士を目指した理由はなんですか?■

この質問に皆さん、今即答できますか?
経営コンサルタントになりたい、自分の業務領域を広げたい、将来独立したい、今の業務に活かしたい、自己啓発・・・

人それぞれ色々な理由があると思いますが、理由についてとやかく言うつもりはありません。理由はなんだっていいのです。大事なのは自分が中小企業診断士を目指した「理由」は、学習意欲の根源であり、中小企業診断士としての原点だということです。

■診断士試験は長く辛い道のり■

診断士試験は、1次試験では7科目もの広大な領域と膨大な知識の習得を試され、2次試験は不透明でゴールが見えずらいという、非常に厳しい試験です。学習期間も約1年にわたり、学習時間は平均で約1,000時間coldsweats02にも及びます。

さらに、それだけの学習を行ったとしても必ず合格できるわけではなく、殆どの人が合格できないという現実もありますwobbly。しかも試験は年に1回。合格できなければもう1年学習を継続する必要があります。

そんな長く辛い道のりの診断士試験を乗り切るためには何が必要なのでしょうか?
私は「やる気」と「断固たる決意」だと思います。

■「やる気」の源■

診断士を目指す人なら「やる気」はあるでしょ?はい、そのとおりです。しかしそのやる気をそぐようなことが今後待ち受けていますsweat02
TACのストレート生のスケジュールだと、そろそろ経済が始まる頃ですね。その後は情報→法務→中小と続くわけですが、これらは2次試験とはほぼ関連がない科目といわれ、特に情報・法務・中小は暗記科目と呼ばれます

これらの科目が意外とやっかいなのですsweat01。とにかく「なんでこんな事覚えないといけないの?bearing」ということや「本当に診断士になるのに関係あるの?pout」なんていう思いを抱くことがでてきます。少なくとも私はありました。そして学習意欲が低下downしていくのが自分でもわかりました。
そんな時やる気を取り戻すには最初にあげた「診断士を目指した理由」を思い出してください。そうすればきっと初心に返り熱い想いがこみ上げてくることでしょう。

■断固たる決意■

診断士試験で最も重要なのは学習時間の確保clockだと思います。何をするにしても時間clockがないことには何もできません。

当たり前ですが、学習時間を確保するということは、今まで何かをやっていた時間を学習時間に充てるということです。手っ取り早いのは「睡眠時間」。ただ長丁場の学習を考えると、あまりお勧めしません。となると、趣味の時間を削ったり、家族サービスの時間を削ったり・・・

そこで「断固たる決意」の登場。

anzai

あなたには「診断士試験に絶対に合格する」という「断固たる決意」はありますか

そして学習時間の確保のためには「色々なものをあきらめる」事を厭わないという「断固たる決意」はあなたにありますか?生半可な気持ちでは学習時間を確保し続けることは出来ないのではないでしょうか。

週末飲み会に行ってて本当に大丈夫ですか?もしかしたら「まだ大丈夫」なんて思っていませんか?

自由にできる時間を全て学習時間にあてるという「断固たる決意」がなくて、本当に難関の診断士試験に合格できると思いますか?

診断士試験に向けて最初にやることは、まず「断固たる決意」をもって学習時間を確保することではないでしょうか?

■まとめ■

一発合格道場のデビュー記事ということで熱くなってしまいました。coldsweats01
でもやっぱり学習を継続するためには、うまく自分の気持ちをコントロールすることが大事だと思います。もちろん日々の学習はもっと大事。
だからこそ、今の時期にあえて言いたいことを書いてみました。

みなさん、診断士を目指した理由はなんですか?
学習時間を確保するための「断固たる決意」はできていますか?

■最後に■

我が「一発合格道場」では、執筆陣の一方的な情報発信だけではなく、読者たる受験生の皆さんとの双方向leftrightのコミュニケーションを目指しています。みなさんの知りたいことmobaqやアドバイスflairをもらいたいと思うこと、何でも結構ですのでご意見・ご要望をお寄せください。コメントでもメールmailtoでもかまいません。よろしくお願いします。happy01

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診断士を目指した理由はなんですか?「断固たる決意」はありますか?”へ11件のコメント

  1. yosshi より:

    wackyさん、ありがとうございました!
    皆さん本当に「打てば響く」方ばかりで、丁寧なご回答に感謝と共に恐縮している所です。
    仰られた事について理解は出来ていると思っていますが、合格体験記は想定していませんでした(笑)。
    でも「合格体験記を道場に投稿する」みたいな1年後の自分の姿を想定するのはアリだと思いますので、休憩タイムに妄想しながら(爆)、日々の学習を進めていきます。
    今後もいろいろとお世話になると思いますが、その際はよろしくお願い致します。

  2. wacky より:

    yosshiさん
    最後にくれよんがまとめてくれましたが、勉強方法は人それぞれです。おそらくyosshiさんは我々が言いたいことを理解してくれたと思いますので、自分なりのスタイルをつくって是非合格体験記として後世に残してください(笑)

    ご覧のとおり道場のメンバーは「打てば響く」メンバーばかりです。困ったことがあればいつでもどうぞ。
    それでは勉強頑張ってください。

  3. yosshi より:

    くれよんさん、コメントありがとうございました!
    仰られている通り、確かに学習方法や手法は数多あるので、今自分が実施しているスタイルに合う方法なのか、合ったとしても取り込むべきなのか、等々を検討していきたいと思います。

  4. yosshi より:

    らいじんさん、akiさんコメントありがとうございました!
    というか、今昼休みなので何気にのぞきに来たら
    お2人からコメントが(嬉)。
    貴重なアドバイス、参考にさせて頂きます!

  5. aki より:

    yosshiさん、コメントありがとうございます!

    基本講義の学習方法は下記の通りです。
    ①予習なしで授業に出席
    ②授業中、2時間半脳みそフル回転で内容を理解
    ③分からない所を講義後に質問(ほぼ毎回)
    ④主に土日にテキスト読破&理論整理

    私は話しながら頭の中を整理する傾向があるので、特に③では先生に自分の理解を聞いてもらってもらっていました☆
    また、④自分でテキストを読むには、メモ紙に色々な図を書いて、構造的に内容を理解するようにしていました。
    因みに、スピ問不使用、過去問も基本講義中はほとんど解いていません。

    経済は7教科の中で最も理論の理解で差がつく科目だと思います。
    頑張ってください(*^-^*)/

  6. らいじん より:

    yosshiさん、コメントありがとうございます。
    私の場合は、教室講義の前に必ずweb講義を見てました。目的は予習の段階でわからない点を見つけ、教室講義で再度考え、それでもわからなければ講師に質問することで、教室講義後に疑問点を残さず、その後の時間をアウトプットに専念できる体制をつくることでした。
    スピ問は、財務と中小以外は一切手をつけませんでしたが、それ以外は科目ごとに学習方法を大きく変えたということはありませんでした。
    人と変わったところでは、自分で学習した内容をつぶやいて自分に説明したり、その内容が身の回りや会社でどのように使われているかを探したりしていました。
    特にアウトプットの部分については、人それぞれ工夫の余地があるように思います。
    頑張ってください。

  7. yosshi より:

    きょくしんさん、wackyさんコメントありがとうございました。

    きょくしんさんの本日のエントリーにもある通り、諸先輩方が通ってこられた道程(学習方法)を鵜呑みにせず、ベンチマークにする事で自らの道程を模索していきたいと思います(何事も自分で考えてみる事が肝要かと)。

    また来週のエントリーを楽しみにしています(来週だけじゃないですけど(笑))。お忙しい中の執筆かと思いますが、よろしくお願いします!

  8. wacky より:

    yosshiさんコメントありがとうございます
    私の場合は、基本スタイルは以前体験記に書いたとおり、テキスト→トレーニング→スピ問の繰り返しでした。この辺はきょくしんと同じですね。
    ただ科目ごとに勉強方法は色々微調整してました。
    経済学の場合もあるのですが、それは来週のエントリーにて。
    ヒントは、暗記禁止!!

    yosshiさんのブログに書かれている勉強方法はとても理にかなっていると思います。

  9. きょくしん より:

    こんにちはyosshiさん。新執筆陣へのさっそくのコメントありがとうございます。wackyさんより先に返してすみません(笑)。
    私の場合、基本講義の期間はこんな感じで学習していました。
    1.講義を聴く(通学orWebで)
    2.トレーニングという小さなドリルをやる
    3.スピード問題集をやる
    4.過去問をやる(まず正答率ABランク)
    5.経済と法務に限ってまとめノート作成(1科目6ページくらい)
    1回目の講義(4月末まで)では、1から4(正答率ABランク)までをだいたいやっていました。これでの学習時間は講義も入れて毎週20-25時間でした。今の時期はこんなやり方をしてました。経済の場合、養成答練は96点でした。
    基本講義以後は2次対策をしたり復習を怠けたりして、完成答練72点、模試60点と急降下しました。焦って過去問を3回繰り返し、暗記に走って自滅です(自己採点36点)。私は、繰り返し同じ問題を解いたので、パターン暗記で解く癖がついてしまいました。スピード問題集の復習と「らくらくマクロ経済学入門」(週刊住宅新聞社 茂木喜久雄)をやっておけばよかったと思っています。どちらも問題のタイプが多様で、考えて解く練習になりますので。
    長くなりましたが、養成答練が高得点でも以後安心しないでくださいね。失敗のケースですが参考になれば幸いです。

  10. yosshi より:

    wackyさん、執筆デビューおめでとうございます!

    早速ですがwackyさんをはじめとして新規メンバの方々が、基本講義受講中に各科目でどのような学習をしていたのかをご教示頂けますでしょうか。

    特に直近の経済学・経済政策において、自分自身の学習方法を確立する為にも参考にさせて頂ければ、と思います。よろしくお願い致します。

    1. くれよん より:

      yosshiさん、コメントありがとうございました!返信が遅くなりまして申し訳ありません。
      私の場合、1次試験は基本以下ような学習スタイルでした。
      暗記は極力少なくして、理解することに努めていました。

      ①通勤中にテキストを予め読んで分かりづらいポイントをつかんでおく。
      ②講師の説明を聞きながら、予習時に想像していた内容とのギャップの有無を押さえる。
      ③不明点は講義後に講師を捕まえてしつこく質問(笑)
      ④答練までに、通勤中・スキマ時間でスピ問を2回転
      ⑤GW等時間のある時に「重要かつ理解度低い領域」だけ、サブノート的な論点まとめを作成して自分の理解を確認(記憶の定着も目的のためあえて手書きで。)

      学習方法は色々あり、時にその手法は矛盾するので、そろそろ自分に合ったスタイルを固め、その方法から大幅に変えないことを個人的にはオススメします。

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