【二次試験全般】聞かれていることに、答えられてますか?

こんにちは、イラサムです

いよいよ本試験まであとわずかです!!
ここにきても、自分ホントに合格できるのかよと思っている方もいるかと思いますが、
隣にいる受験ライバルも同じように考えているはずです

なのでここはとにかく本試験まで走りぬいたもの勝ちです

合格のためには、2次試験の合格の基本「聞かれていることに答える」ということが重要ですが、みなさん自信を持ってできていますでしょうか?
昨年の私はこの点について、この時期になってもできていませんでした。

そこで本日は、この「聞かれていることに答える」能力を鍛えるために行っていた要約について投稿させていただきます。

<要約の方法>

そもそも要約は、ただ文章を圧縮することではありません
その文章で何を伝えたいのかを端的に抜き出したものが要約になります

なのでまさに「聞かれていることに答える」能力を鍛えるためには最適でした

では具体的にどうやっていたのかというと

T○Cの過去問題集の設問対応する模範解答を用意し、模範解答の中から絶対にはずせない要素を20字でまとめるということを行っていました。

例えば、H23の事例Ⅰ 第1問 設問1について

(設問)
A社にとって、かつて主力製品であった一般家庭向け医療品と、近年注力し始めている医家向け医療品では、営業活動に、どのような違いが求められるか。120 字以内で説明せよ。

模範解答は各自でご覧いただきたいのですが、当時の勉強メモによると、それぞれの営業活動について私はこんな形で要約していました

(要約)
一般家庭向け)消費者へ自社商品の露出向上を図る営業活動。 【20字】
医療向け)  潜在ニーズを発掘しその解消を図る営業活動。 【20字】

意外と20字という字数は少なく、余計なものを省かないと字数に収めることは難しいです
そのため、必要な要素を確実に書く力は絶対に伸びます

またさらに発展的な方法として、30字に増やしたらどんな要素を加えるのかということするのもおススメです
①手段を加えるのか、②修飾語を加えるのか、それとも③期待効果を加えるのか等何パターンか書き出してみると、答えを書くときの構成要素が見えてきます

(例)
医療向け)医療現場との対話で潜在ニーズを発掘しその解消を図る営業活動。【30字】

上の例は、①手段を加えたものです

このトレーニングのもう一つの効果として、20~30字の文章の長さの感覚がつかめます
これにより、120字を記述するに際しても「30字の文章×4だから、このくらいの要素を盛り込める」などがわかり、既述するのが楽になりました。

残り時間が少ない中で、トレーニングする要素は絞っていく必要があります
なので、必要な要素を確実に書く力がどうしても不安だという方は使ってみてください

では、今日も一日頑張りましょう

By イラサム

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【二次試験全般】聞かれていることに、答えられてますか?”へ1件のコメント

  1. うちあーの より:

    先日のワークショップセミナーで前フリがあったトレーニング方法ですね。

    字数制限内で問題要求に的確に解答することが求められる2次試験。
    それに対応するために必要な「読む力」「考える力」「書く力」の融合を図れるこの方法は秀逸ですね。

    特に20字→30字のトレーニングにより、
    1.絶対に外せない要素(失点回避要素)
    2.次に外せない要素(加点獲得要素)
    のプライオリティを否が応でも考えさせられる、という点もこの方法の大きな期待効果と言えますね。

    シンプルに取り入れられるので、直前期の受験生にとっても使い勝手良く、かつ効果絶大だと思います。

    内輪より失礼しました☆

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