2010年二次試験データ解析速報:今年の傾向は?

こんにちは。ハカセです。

本日2010年12月10日(金)、二次筆記試験の合格発表が行われました。受験仲間の悲喜こもごもの結果報告の中、少々複雑な気分ですが、ちょっと分析してみました。

■ 合格率 ■

合格率は 19.6%。昨年の17.9%からは上昇しましたが、むしろ昨年が異常値。合格率は例年通りと言えるでしょう。

■ 地域別合格率 ■

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■ 受験番号別合格率 ■

昨年とは異なり、受験番号が若い受験生ほど合格率が高い傾向になりました。

二次試験の受験番号は、概ね申し込み順に割り振られると思われます。

二次試験の受験申込の受付は 8/27 から始まりますが、この時点では一次試験の合格者が発表されていません。よって、経験者(昨年までに二次試験の受験資格を得ている方)の申込受付が先行し、次いで、一次試験発表後にストレート合格生の受験生の申込みを受付けます。むろん、受験番号できれいに分かれているわけではなく、経験者と初学者は混在していますが、傾向としては、受験番号が若い方が経験者が多いことは言えると思います。

このように きれいな階段状になった今年は、結果的に「経験者の合格者が多かった」ということが言えるのかもしれません。

データは時に残酷ですね。不合格になった経験者の方には「それなのになぜ・・・」となるし、不合格になった初学者の方には「今年に限ってなぜ・・・」でしょう。大変厳しいデータとなりました。

一考察としてご参考までに。

by ハカセ

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2010年二次試験データ解析速報:今年の傾向は?”へ1件のコメント

  1. ここまできれいにグラフに傾向が出るというのも驚きですね。
    経験者有利の分析は納得感のあるものの、確かに残酷ではありますね。

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