【二次試験】景色を変えてみよう!

みなさん、こんにちは!
せんせいです。

いよいよT○C模試が近づいて来ましたね。
とにかく、やるしかありません

全力で臨んで、間違えたらしっかり復習しましょう!

私は、翌週1週間、ほとんど模試の復習しかしませんでした。
若干脱力して、それしかできなかった、とも言えますが

名物執筆者も、この記事によれば模試の翌週は復習してます。

そんな時期に何ですが、本日は二次試験を取り上げてみます。

既に二次試験の権利を持っている方、昨年の悔しさをバネに
取り組んできたと思いますが、手応えはいかがでしょうか?

得点が伸びて来ない方は勿論ですが、それなりに結果が
出ている方も、8月になれば、ストレート組が本格的に
参戦してくることを思うと、あまり晴れやかな気分には
なりにくいことでしょう。

それでも、8月の一次試験が終わるまでひと月以上あります!

いろいろ取り組んできて、さて、何をやろうかと
考えている方への、一つの提案です。

■事例企業の”事情”が掴めない方へ

例えば、フィットネス産業のように、エアロバイク等の設備
投資負担が重く、固定費が大きな割合を占める業界の場合、
損益分岐点を上回る利用者数(会員数)を確保できないと
苦しくなる半面、ひとたび上回れば、会員数が増えれば
増えるほど利益が向上する可能性が高くなります。

そうすると、必然的に会員数をいかに増やすか、が経営戦略の
中心的な課題になります。

一方、デリバリーピザ業界。

ピザを1枚頼むと、Mサイズでも2,000円を超えてしまい、
少し高いと思いませんか

もう少し安ければ、せめて1,500円くらいなら注文する頻度も
上がるのに…..と思った事もしばしば。

もっと注文を取れる価格にした方が、利益が上がるのでは?

でも、違うんです

デリバリーの場合、ピザが勝手に飛んでは来ません
配達する人を待機させておく必要があります。

注文が増えれば、それだけ多くの人を確保しておく必要が出て、
人件費は当然増加します。でも、注文がひっきりなしに
入るわけでもありません。

そう、あまり注文が多くなり過ぎるのを避けるために
あえて高い価格にしているんです。

ご存知の方もいたかと思いますが、今くらいの価格が、
利益の出る丁度良い価格なんだそうです。

■業界を知っておこう!

こういった内容が、直接本試験で聞かれるとも思いませんが、
知っていて回答するのと知らないのとでは、やはり差が出ると
思われます。
(もちろん、与件を離れて知識に引き寄せてしまうのは禁物

そこでオススメの本がコレ。

「業種別審査辞典」(社団法人金融財政事情研究会)

金融業界等にお勤めの方にとっては常識のようですが、
私は実務補習で初めて存在を知りました。

この本、様々な業界について、
「業種の特色」「市場の特徴」「収益性」「業界の動向」「課題と展望」
「審査の着眼点」等が纏められています

「そば・うどん屋」「立ち食いそば店」。
「喫茶店」から「コーヒー専門店」「フルーツパーラー」まで、
相当細かく掲載されています

従って、分厚い本が20巻近く(だったかな?)あります。

図書館で手に取ってみましょう!

多少出版年が古くても、若干気晴らし的な試験対策としては
問題ないですが、図書館によっては5年前くらいの 本が置いて
あるので、一応気に留めておいてください。

忙しいでしょうから、過去問で出てきた業種に絞って
読んでみるのもいいかも知れません。

診断士の方も結構執筆しているようです。

■やっぱり最後は事例Ⅳ!?

一次試験の過去問6年分はお持ちだと思います。

計算スピードを上げておくためにも、時間を測って
一次試験の過去問挑戦!も悪くありません。

事例Ⅳに関しては他事例と比較して、一次試験と二次試験の
関連性、というか知識の使い方が近いです。

簿記保持者でも、むしろ一次試験の財務の方がイヤという人も
いるくらいです。
計算能力を上げておいて損はないです。
(勿論、二次試験本番まで維持向上し続ける必要あり)

■やっぱり過去問!

過去5年分くらいはスト生でも当然?やっています。

でもそれ以前の過去問は、手に入らなかったり、時間不足で
結構見れてない状況も多いです。

なので、過去問分析を深くやっておくのも良いと思います。
(もう、やってますよね、きっと。)
どうやって作問したんだろう、と考えるのもいいでしょう。
傾向も少し変わって来ていますが、やはり勉強になります。

それと、直前に初見で解く良問を残しておくのもオススメです。
T○C「集中特訓 診断士第二次試験」、結構良かったです。

私の場合、一問目だけ解いて、2問目は来年用(今年用)に
取って置きました。

■まとめ

診断士を目指す方にとっては、目新しくない提案だったかも
知れませんが、言いたかったことは概ね以下のこと。

・スト生が一次試験に集中せざるを得ない7月、
自分に合った時間の使い方・学習法を工夫する!

・マンネリ感や行き詰まり感を感じたら、景色を変えてみる!

勢いではなく、安定した実力をつけて、どこか冷めていても
熱い答案が書けるように。

気分転換をしながら、粘り強く取り組んでください。

それでは、今日も張り切って行きましょう

by せんせい

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です