【合格体験記】“体に染みついた”プロセスで挑んだ~SPCPさん~

みなさまこんにちは、コニケンです
うっかり、私にとって今年初の投稿です。まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか??
会社でもまだまだカゼやインフルエンザが流行ってますが、この時期にダウンしてしまうと、色々な意味でもったいないので、くれぐれも身体にはお気をつけください。。
さて、ストレート生の中には、診断士の学習を始められてからもうすぐ半年経つという方も出始めてきたと思います。あっという間ではないですか??つまり、1次試験まで残り約半年です!
今まで主要3科目(企業経営・財務会計・運営管理)を中心に、とにかく我武者羅に突き進んできたも多いと思います。ここで、もう一度「自分は○○のために、この資格にチャンレンジしてるんだ!」と改めて気を引き締めたいところで、、今日は、そんなあなたにピッタリな合格体験記です。
見事ストレート合格を果たされたSPCPさん。ストレート生だけでなく、2次試験攻略のエッセンスもたくさん含まれていますので、受験経験者の方も含めてぜひ参考にしてみてください

***ここから寄稿***
SPCPと申します。2次試験当日が30代最後の日曜日で微妙な感じの40歳、技術系サラリーマンです。道場ブログはROMってばっかりで、イベントに参加させて頂いたのは、2次試験のお疲れ会が初めて。その後、口述セミナーでも指導して頂き、お世話になりました。
おかげさまで、幸運にも2次試験に合格してしまいましたので、何かの参考になればと思い、投稿します。

1.中小企業診断士取得の動機
私自身(技術者)に財務・経営知識が全くなく、公共施設の建設にも昨今は民間資本活用の動きの中で、金融、経営コンサル、デベロッパー関係者と接する中で、自分も経営センスを理解したうえで計画・設計する必要性がある、と考えたのが当初の動機でした。
しかし、受験生活を続ける中で、中小企業の抱える姿を垣間見て、環境の不確実性が高い中、小回りの利く中小企業の発展は、実は日本経済の再興のカギではないか、微力ながらそのお役にたちたい、という強い思い、これが大きな動機に変わっていきました。

2.学習スタイル
1次は独学、2次は、予備校(TAC通学)でした。
教材は、1次:スピテキ、スピ問、過去問で、2次は予備校の直前テキスト、過去問(過去5年分)とふぞろいを使いました。事例ⅣはTACの2次問題集を使っています。これはⅣの苦手意識克服に大いに役に立ちました

3.1次試験の勉強
勉強方法は、スピテキ、スピ問1回目をGW前までに終わらせて、それ以降はその2回転目と過去問、7月はスピテキ、過去問の高速回転です。
過去問は、「解説」に書いてあることの理解と周辺知識のストックに時間をかけました。スピテキにない論点や未記載の周辺知識が過去問にあれば、もれなくスピテキに直接書き込み、それを繰り返し読み込み、模試で知識補充、またスピテキ書き込み、覚えこみ、を繰り返しました。
元の出来が悪かったのか、7月のTAC1次模試では、情報以外の6教科は60点に届かず、財務・会計に至っては40点を切る有様。しかし、それが財務・会計の危機感を醸成し、7月中は必死になったお蔭で、何とか1次を乗り切ることができました。

4.2次試験の勉強
1次試験の翌日から予備校のガイダンスや勉強会のセミナーで、「2次試験とは何なのか」「何をすればいいのか」の情報収集を行いました。その結果、1次試験終了から2次試験まで12週しか時間がないことから、予備校が近道かな?と、TACの某先生の2次無料ガイダンスを聞いた当日に、騙されたように先生の講義を申し込み、支払を済ませています。
ちなみに、その先生には今でも「あの時、先生に騙されたおかげで、受かりました。騙してくれて本当にありがとうございます」と話して、苦笑いさせています。
「騙された」の本質的意味ですが、とにかく先生のいう80分プロセスを、「積極的に」「徹底的に」体に「騙された様に」覚えさせた、という意味です。頭で考えなくても、80分のプロセスを使えるようになっていることで、少なくとも二次試験本番の戦いの土俵には立てるのでは、ということです。
そんな「積極的に」「徹底的に」騙される過程でも、自分のプロセス指針を決め、実行しました。

指針1)2次試験勉強の目標を「合格」「80分プロセス完全習得と本番での完全出し切り」の2本柱に設定しました。選抜型の試験である以上、「合格」は他の受験生の出来など、自分が制御できない条件が絡むこともあり、「本試験までに80分プロセスを完成させて、事例企業と向き合い、真剣にアドバイスを書く」という自分の努力で達成できる事を加えることで、日々の勉強のモチベーション向上につながるかな、と考えたのです。合格は後で勝手に付いてくる、と勝手に思うようにしていました。
指針2)演習や勉強会で、他の受験生の答案を見せてもらい、記述内容自体より、なぜ、その解答を書いたのか、与件のどの部分を根拠にしたのかを聞きました。そして、プ使える様なら、真似しました。同時に、自分のプロセスを振り返り、なぜ、その解答を書かなかったのかを検討しました。その結果、自分も、勉強仲間も、80分のプロセスの微調整を繰り返し、完成度を高めていったという訳です。
指針3)また「80分」という時間の重要性を感じ、2)で修正を試みたプロセスは80分間で可能か、常に考えていました。80分間で可能であって、体に染み付いた、そんなプロセスを持って五反田TOCに行かなければ、見たこともない四事例の社長に80分ではまともなアドバイスはできない、と考えたのでした。
このように「積極的に」「徹底的に」騙され、ちょっとだけ自分の指針を持った事で、試験本番の4日前、2つの大きな変化に気づきました。

変化1)環境分析時に、人・モノ・金+情報・ノウハウといった静的な経営資源だけでなく、「創業から現在までの問題解決と成長過程(で得られた資源)」という動的な経営資源を強烈に意識する様になりました。
この事で、環境分析(事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの第1問)の解答精度が格段に上がりました。加えて、事例企業の今後の方向性を、企業の成長過程から関連付けて考える様になりました。その結果、戦略問題の解答精度も向上した、と感じております。
変化2)「事例企業の向こう側」が見えたのです。「向こう側」とは、事例企業の強み弱みや外部環境変化、社長の考え、問題点、課題が、明確に、①与件文②設問文③自分の解答、の中からハイライトで浮かび上がり、それぞれが事例企業のテーマに結び付いていく、という意味です。
この事で、事例企業の本質的テーマを解答するときに、意識でき、そのテーマに適合し、事例全体として整合性のある解答を構築することが少しはできたかな、と感じでいます。

5.2次試験本番
本試験を終え、五反田TOCを出た時、まわりの受験生はゾンビでした。そんな中、私は、清々しい気持ちでした。体に染みついた80分間プロセスを出し切って、自分なりに四社長にアドバイスした事で、今年ダメだとしても、しゃあないな、とちょっと割り切った感じで、当日、お疲れ飲み会に参加した覚えがあります。当初の目的の一つ「本試験までに80分プロセスを完成させて、事例企業と向き合い、真剣にアドバイスを書く」を、十分達成したから50%は目標達成、自分の頭をヨシヨシと撫でてあげたい、そんな気持ちでした。
とはいいつつ、実際には、各事例でミスがあり、Ⅳは取り処のCVPをミスったことを再現答案時に気づき、口述に進めるイメージは全く持っていませんでした。なので、合格した事が今でも不思議です。改めて、今年の合格率アップで救われたクチなのだなと思います。
2次試験の事例問題は、本当に奥が深い。口述試験の時に、感じました。2次試験を受けることは今後ないですが、事例問題は、短時間に事例企業を理解しアドバイスするエッセンスが詰まったようなもので、今後も定期的に解いてみよう、と思っております。

6.今、考えている事
不確実性、不透明性の度合いが増し、社会ニーズの多様化が進展し続ける今だからこそ、一つでも多くの中小企業が成長する事で、経済活性化につながる、それを中小企業診断士という立場で今後少しでも支えることができるなら、自分としてこの資格に挑戦した本当の意味があるのかなと考えています。
最後に。皆様にとって2013年が幸多き一年になりますように。

***寄稿はここまで***

いかがでしたか??診断士試験は、テキストの主要論点をしっかりと覚えることももちろん大切ですが、やはり「気持ち」も同じくらい重要であることを感じ取れたのではないでしょうか。
また、寄稿の2次試験のパートで、解答プロセスが「体に染み付いた」と書いてありましたが、時間があまりない中で、そこまで自信を持って言えるのは素晴らしいことだと思います。
みなさんはいかがでしょう??
7科目もある1次試験も含めて、どこまで妥協せず、そして自分に言い訳をせず、目標に向かって突き進めるか。是非この機会にもう一度振り返ってみてください。SPCPさんの「変化」のようなに、みなさんにはまだまだBreakthroughのチャンスがあります!
最後に、SPCPさん、素晴らしい投稿ありがとうございました!これからは診断士として、様々な場でご活躍されることをお祈りしています

byコニケン

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