【実務補習】受講計画を立てましょう

こんにちは。こぐまです。

本日は第2次試験合格発表をお待ちの方々へ、実務補習についてです。

 

 

社団法人中小企業診断協会本部のHPに、来年2月実施(15日間コースは3月まで)の実務補習の詳細が公開されました。

実務補習をどういうスケジュールで受講し登録を目指すか、そろそろおおよその計画・見通しを立てておけるといいですね。
年度末が近く仕事が忙しくなるので、2月実施分に参加しない方は、急ぐ必要はありませんが・・・おおよそでも。

今回は合格者が増加していますので、特に15日間コースをお考えの方は、合格発表後、できるだけ早く申し込まれることをお勧めします(特に東京地区)。

また、平成22年度、23年度合格者でまだ修了していない方々も参加するので、2月分を受講される方は5日間コースも早めに申し込みを済ませた方がよさそうです。

なお、今年度合格者がHPで申し込みできるのは、12月26日の合格発表直後から
私の場合、どうしても15日間コースを受講し最短で診断士登録したかったため、合格確認直後にHPで手続きをしました。

申し込みの際にユーザー登録が必要ですが、登録すると、「受講者Myページ」を持つことができます。
これは、実務補習の状況確認や協会の情報が確認できる個人ページで、診断士登録までは準会員としてのステータスです。

実務補習修了後、各都道府県協会へ入会(これは任意)し、中小企業庁に診断士登録(登録番号付与)され官報に掲載されると正会員となり、「会員Myページ」に移行します。

このMyページが、診断士としての個人情報管理や協会の各種イベント、情報、メルマガ等の提供などのために利用されることとなります。

また、実務補習でも使用する協会の診断報告書フォーマット(業種別)のほか、診断士倫理規程、契約書雛形等も格納されていて、何かと便利です。

いよいよ、診断士としての実感が湧いてくる時期です。

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初回登録要件としては、実務補習以外に「実務従事」がありますが、これは何かしらの人脈なり縁がないと難しいかと思うので、ここでは省略します。

個人的な意見ですが、よほどすぐれた内容の実務従事に巡り合うチャンスがない限りは、費用はかかりますが、診断士の基礎の何たるかを知るために5日間コース1回だけでも「実務補習」を受講し、プロコンの先生にみっちり鍛えてもらうのがやはりよいかと。

実務補習がどのように行われるのかについては、診断協会のHPと送付されてくる案内書、「実務補習テキスト」などがあるものの、担当指導員によってもやり方が異なります。

事前に情報収集しておきたいと思われる方は、地域は限られますが、TACのセミナータキプロさんのセミナーに参加されると、より具体的なイメージが得られ有益だと思います。

報告書を最後にまとめる作業(がっちゃんこ)も図表番号を自動的に連番にするなどのテクニックが必要で、Wordの様々な機能をいかに使いこなすか、といった一見、些末に見えることも、時間に追われる実務補習では結構重要。

もちろん、いちばん大事なのは、社長、指導員の話を虚心坦懐に聴き班の他のメンバーの意見も尊重しつつ自分の考えも述べ、協力しながら正しいと思う方向性へ持っていこうという真摯な姿勢であると考えています。

また、同じ班になった人たちは、苦労しながら同じ釜の飯を食った、いちばん身近な診断士仲間。大事にしていきたい関係です。

合格を確認したら、個々人の事情に従って、忘れずに手続きを早めにしてくださいね。

実務補習は、1サイクルでヒアリングから報告まで10~12日間程度しかありませんので、仕事と並行してこなすのは正直つらいことが多い。半徹することもままあります。

でも、本当に楽しいし、今までやってきた試験勉強を現場でどのように生かすことができるのか、気づく場面も多いはずです。

正月は、道場へ寄稿する合格体験記を練りながら(笑)、合格祝賀会や実務補習を楽しみにゆっくりお過ごしください。

以上、私の今年最後の記事です。

皆さまから頂戴した多くのコメントや励まし、ご意見、ご指摘、すべてに心から感謝します

来年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

 

by こぐま

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