【2013年スト合格目標】1次模試までの学習イメージをつかんでおく

こんにちは。こぐまです。

ちょっと気が早いようですが、来年8月の1次試験まで約9か月、恐らくあっという間に過ぎてしまいます。
多くの受験生の方が仕事をしながらの勉強ですので、時間のやりくりが大変。

 

 

今のうちに、1次試験までどのような時間が流れていくのか、ざっくりと知っておくのも損はないと思います。何月ごろにどのような状態になるのかのイメージを持っておき(覚悟しておき)、できれば先取りしていくのが「勝ち」につながるかと。

 

◆現在~4月 基本講義7科目◆

一部科目免除を受ける方もいらっしゃいますが、来年の4月ごろまでは7科目の基本講義が続きます。
各科目の最後に、前回も書いた通り、TACの場合では「養成答練」が実施されます。

まだ2科目目、財務・会計はなかなか難物ではありますが、1次試験の本当の重みを感じるのはもう少し先。

これからあれよあれよという間に科目が増えていき、既習科目の内容を忘れていってしまいます。
最後の中小にたどり着いた時には、もう頭の中は焦りと混乱でぐちゃぐちゃ。

脅かすつもりはなく、これだけ広大で膨大な範囲ですから、そのような状態になるのが普通です。
何だか偉そうに書いているわれわれ道場執筆陣も、ほとんどそういう状況でした。

重要なのは、各科目の講義に出て必ず答練を受けること
たとえ学習がうまくいってなくて点数取れないな、と思っても、答練は絶対に受けてください。
「できない」レベル感を知ることも、その後の学習にとって貴重な情報となります。

どんどん科目が積み重なっていって、忘れてしまった過去の科目はどうするの?という疑問はどうしても残ります。
こればかりは、個々の置かれた状況も異なり、処方箋はひとつではありませんが、基本講義が終わるまでは、その時々の科目に集中するのがたぶんベストでしょう。

道場理論のひとつである「橋げた理論」にある通り、しっかりした基礎ができていれば(養成答練で7~8割程度取れていれば)、経験上、忘れた部分のリカバリーはそんなに難しいことではないです。

逆に言えば、今の基本講義の時期にあいまいな部分をあまりに多く残してしまうと、次の完成答練期で「未完成」科目だらけとなり、合格は覚束なくなります。

あとは、大きな休み(正月休み、ゴールデンウィーク)の機会に、記憶が薄れていたり、苦手と感じる科目をつぶしていくこと。
これは「ストイック勉強論」のひとつのやり方ですね。

 

◆5~6月 完成答練期◆

ゴールデンウィークを挟み、そこから7週間程度、6月後半まで各科目の「完成答練」が実施されます(今回から各科目2回ずつ行われるようですね)。
ここが1次試験の胸突き八丁、合否を決する最大の山場ではないかと。

道場用語(?)では、「怒涛の7週間」と呼んでいます。
平均して毎週2科目、文字通り「完成」を目指して寝る間も惜しんで取り組む期間です。

この時までに「橋げた」ができていないと、合格は厳しいものになります。

なぜならば、わずか1週間で各科目を「ほぼ」合格レベルに持っていかなければ、次に来る模試を有効に生かすことができなくなるからです。

 

◆6月末 1次模試◆

完成講義終了後に待っているのが、1次模試。TACの場合はだいたい6月の終わりごろでしょうか。

この模試で本試験と同じ合格基準(総合6割以上、4割未満科目なし)を満たせば、合格は目の前です。

過去、多くの道場執筆陣が述べていますが、この模試を「本番」とみなして学習計画を立てるのが賢明です。
つまり、1か月前倒しで、合格レベルに達しているという目安ですね。

ここ、大事です。遠い未来のように思えるかもしれませんが、今のうちから6月末を本番と考えて、漠然とでも計画を立てていければストレート合格への切符を手にすることが可能になってきます。というより、スト合格の必要条件かもしれません。

 

◆2次対策はどうする?◆

「じゃあ2次対策はどうするんだよ?」という疑問は当然のように出てきます。
これについては、道場でも意見が分かれるかもしれませんが、スト生はカリキュラムに入っている2次スタートアップ講義(プラスGWのチェック模試)でいっぱいいっぱいかと。

2次試験対策にはある程度以上の時間をかけないと、とても事例問題を解けるものではなく、中途半端に対応しても学習効果は上がりません

一部の例外を除き、スト生で、1次対策と並行して2次対策をそれなり以上にできる人はまずいないと思います。

私について言えば、スタートが遅れたこともありますが、1次自己採点後、初めて2次対策のテキストを開いたような状況でした(これはこれで問題ですけど)。

2次試験にどのように取り組んでいくかは、今後、他の執筆陣が書いてくれると思いますので、今はとにかく目の前の財務・会計を、隙間時間も使いながら攻略することに全力を注いでください。

 

1次試験対策の教材としては、受験校オリジナル以外では、やはりTACの「スピード問題集」が最高だと個人的に思います。
これを過去問とともに繰り返していけば、1次一発合格はそう難しいことではない。

スピ問の活用については、次の機会に書いてみようと思います。

by こぐま

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です