1年前の苦悩の日々

こんにちは!WATATAです。

事例Ⅰ・・・ん~、難しい事例の代名詞ですよね。私も非常に苦戦しました。

■昨夏の思い出

1次試験合格後、最初の受験機関の答錬で15点も取れませんでした。勉強仲間のふうじんが良い点数で、凹みました。焦って過去問を解き始めたのですが、平成18年の事例Ⅰに完敗でした・・・8月のある日、受験機関の事例Ⅰ作問講師の講義を聴くために、2時間かけて遠い校舎に行った時の事です。朝一で解き始めたのですが、80分経過後に解答用紙は真っ白!手も足も出ませんでした・・・そのまま2時間近く考え、なんとかマスを埋めたものの、受験機関の模範解答とは全然違う解答でした。

当時はあまりの難しさに自信を失い、しかもちょうど目の調子が悪化して毎日頭痛がする様になり、しばらく苦しみました。

そこで私が取った行動は、「とにかく聞く」ことでした。前述の作問講師の先生には、その日の講義終了後1時間半近く質問を続けました。忙しい中丁寧に付き合って頂いた先生には本当に感謝しています。 他にも多くの先生に事例Ⅰ攻略法を聞きまくりました。

事例Ⅰの難しさは、「間接的にしか示されていない解答根拠を見つけ、それを加工して解答を作る必要がある」ことだと思いました。だから、埋もれた根拠を発見するための知識とか、パターンを蓄積していく必要があるのかと思いました。

それで、以下のアドバイスを実施する事にしました。

■対策①

解答するコンテンツを増やすこと。ZonEの「連想トレーニング」も講師に進められましたが、時間も気力も無かったので自分なりの方法を考えました。それは、 「ただ入力するだけ」です。過去問や受験機関の答錬で問われたことと、それに対する模範解答を、ただ簡潔化しエクセルに入力していくだけです。それを論点別に整理し、時々見返したりしてました。「考える」作業から解放され、無心に出来るので楽でした。

これをやることで、「問題文から解答案を想定する」際に選択肢が増えます。増えた選択肢の中から事例本文を探すと、婉曲な解答根拠に気が付きやすくなります。また、出題傾向の分析にもなります。

■対策②

もうひとつは、「経営課題が書かれている場所にマークし、解答根拠の候補とする」という対策です。昨日と同じ話ですね・・・coldsweats01

経営課題には何を含めるでしょうか?単純に「~が課題である」と書かれていればよいのですが、そうとも限りません。私は、例えば以下の様に考えました。

・社長の思い ⇒ それを実現することが課題
・目標           ⇒ それを達成することが課題
・問題点       ⇒ それを克服することが課題

こんな感じでマークをしていくと、課題だらけになってしまうこともあります。でも、「何を書いて良いのかサッパリ分からない」という状態から「どれを選べばいいのか分からない」という状態になるだけでも、大きな前進だと思います。より「事例本文に素直で、違和感が無い解答」を作っていけばよいかと思います。

■最後に

昨年の事例Ⅰは、平成18年や19年に比べると楽だった気がします。受験機関の答錬よりも楽だったかもしれません。やっぱり日頃から難問を解いている事で、慣れて来るのでしょうね。過去問や受験機関の答錬が「難しい・・・」と感じたら、ラッキーかもしれませんよ!

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