【息抜き】「カンブリア宮殿」を事例企業っぽく見る by たいしん

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みなさん、まいど!
たいしんです。

1次試験まであと19日となりました!そろそろラストスパートの時期でしょうか。あれもこれも我慢して、きっと酒も競馬も我慢して、皆さん禁欲に禁欲を重ねておられることと思います。そこで今日は、軽~く肩の力を抜いて読んで頂こうかな♪という記事をお届けします😊

本日のTargetと伝えたいことはこちら!

本日のTarget

  1. 1次試験勉強の息抜きをしたいが、まるっと勉強から離れるのはちょっと罪悪感がある
  2. 2次試験対策をしていて、イメージが湧かないことがある

本日伝えたいこと

  • TV番組をゆる~く見ながらも、どうせなら勉強ツールにしちゃいましょう!

本日も宜しくお願いします!

はじめに

みなさん、「カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」はご存じですかね?テレ東のAREです。今日は「カンブリア宮殿」を題材にします。村上龍さんと小池栄子さんがMCを務める、例のAREです。新宿野戦病院の小池さん、ステキです。

これを2次試験対策に活用する方法を伝授します!「伝授」とか偉そうなこと言ってますが、単に事例企業として捉えてみるだけです。

まとめると与件文っぽくなる

さっそく企業を紹介します。こちらは2024年1月4日放送分です。放送の内容をまとめるとこんな感じになります。

「ABS卸売センター」通称「ゑびすや」

 E社は創業1965年、年商55億円の食品・雑貨を扱う激安小売店である。現最高顧問の先代が、米問屋・卸問屋を経験したのちに創業し、今から約20年前に息子である現社長へ事業承継し現在に至る。従業員は130名、うち8割がパート従業員であり、定着率は非常に高い。「共存共栄」を掲げ、同区内に7店舗を構える地域密着型の企業である。約300坪の保管用倉庫も自社で保有している。

 もともと卸売業から始まった事業だが、ある時転機が訪れた。先代社長がアメリカ旅行へ行ったとき、インターネット販売に直面したのだ。エンドユーザーへ直接届けるこの仕組みに、「もうすぐ日本にもこの時代がやってくる」と先代社長は危機感を覚え、事業転換に乗り出すこととなった。

 帰国後に取り組んだのは仕入れ先の開拓である。期限切れになりそうな商品やワケあり商品を大量に買い付け、仕入れルートの拡大を図ると共に、現金払いをすることで更に安価に仕入れるノウハウも獲得していった。花火を秋に仕入れたり、セット商品をバラ売りするなどの工夫も凝らしている。このようにして品揃えを拡張していったE社の店内は、バラエティの富んだ商品が立ち並んでおり、圧縮陳列によって活気に満ちている。これらの商品を「68円均一コーナー」にて販売しているのだが、中には高価格帯の商品も入れ込んでいる。この商品の仕入れ・値付け・陳列は、全てパート従業員に任せている。

 E社は時折イベントを開催するが、その1つに「バカ値市」というのがある。セリ形式で販売するイベントであるが、とにかく安い。売れ残りはほぼない。「隣のスーパーが競合ではない、お客様のニーズが競合なのだ」と先代や社長の言葉通り、顧客リストを有効に活用しているからだ。他にも「1,000円で詰め放題」イベントなども開催し、地域活性化に貢献している。イベントには、古くからの顧客も数多く見受けられる。

 最近、中国のX社からフランチャイズの話が持ち上がった。X社は雑貨を扱う業者であり、ECを販路としている。場所は県外であるが、E社はフランチャイズ化を積極的に進めようと考えている。

・・・どうです?放送内容を纏めただけなのに、なんかもの凄く与件文っぽい!でしょ?

仮想設問を作ってみる

それでね、見ている時に、仮想で設問を作ってみるんです。既に答えが出ながら放送は進んでいくわけですけども、以下のようにあえて設問と解答に分けて考えながら鑑賞してみて下さい。念のため言っておくと、事例Ⅰ~Ⅲっぽいのがごちゃまぜです。

E社の強みを60字以内で述べよ

①品ぞろえの豊富さ②従業員の定着率が良い③顧客との関係性が良好④保管用倉庫を保有している⑤安い仕入れルートを確保している。

他にも本編では、先代社長の人脈が伺えるくだりや、現社長の職務経歴なんかも強みとして挙げられるところでした。

E社は同業他社に比べて定着率が高い。その理由を50字以内で分析せよ。

理由は、発注・仕入れ・陳列などを権限移譲することで、意欲が向上し組織の活性化が図れているから。

「権限移譲」ってよく使いますけど、これ実際の映像で見るとかなり頭に入ってきます。パート従業員のおばちゃんが嬉しそうに言うんですよ。「楽しい」って。そりゃそうですよね、自分で仕入れて自分で値付けして、売れたら楽しいはずです。ちなみに従業員の最高齢は89歳だそうです!

先代社長がアメリカから帰国後、激安スーパーへと舵を切ることになったのだが、どのような方法で新しい事業を構築していったのか。コミュニケーション戦略の観点から、80字以内で答えよ。

地域住民に対し、顧客リストを活用して収集した趣向に合わせて、激安商品の販売日をDM配信した。双方向コミュニケーションの活性化を図り、顧客関係性を強化していった。

引用:テレ東プラス

一応、ダ・ナ・ド・コ風に解答を纏めてみました。実際に社長や顧問自らがLINEで個別メッセージを送っているんです。これも事例Ⅱなんかの施策あるあるですが、映像で見るとよ~くわかります。

E社の仕入れ先は、かなり安価な価格でE社へ卸している。仕入れ先側の利点を80字以内で答えよ。

利点は①大量に捌けることで、在庫維持費用を削減できる②現金での支払いにより、新商品を買付することができる。以上により在庫回転率を上げることができる。

先代の社長は、悪い風に言うと足元見るんですよ。でも仕入れ先にとっても、放っておくと一銭にもならないどころかマイナスなので、結果win-winなんですよね。まさに共存共栄です。この先代社長、相当やり手です。記事には載せませんでしたが、小さいころから母親に「商売は体で覚えろ」と英才教育(?)を受けてきたんだそうで、商売の勘所をよくわかってらっしゃいます。(偉そうに、スミマセン💦)

68円均一コーナーに、高価格帯の商品を入れている理由は何か。戦略名と共に60字以内で答えよ。

集客を目的に採算度外視で販売される商品を置くロスリーダー戦略をとり、顧客満足度を向上させると共にリピーターを獲得する為。

引用:テレ東プラス

このような陳列はドンキなんかがそうですが、もっと前からゑびすやさんはやっていたそうです。お客さんも「宝さがしみたいで楽しい!」と。「いつまでもあると思うなゑびすや商品」のフレーズはお客さんの間でも有名な言葉だそうで、それだけ「安いといったらゑびすや」というブランドが浸透しているんでしょうね。

X社をフランチャイズにする利点を、双方の立場から80字以内で述べよ。

X社にとっては、店舗販売という販路を獲得できること。E社にとっては、仕入れルートと品揃えの拡大と共に、県外へ進出することで経営リスクの分散が図れること。

社長や顧問がおっしゃっていた言葉で印象的だったのが2つ。「大手のマネをしても勝てない」「安く買えた時のお客さんの顔がすごく嬉しそうだ」。大手と差別化して顧客に寄り添っているからこそ、成長し続けているんですよね。いや~勉強になりました!

いかがでしたでしょうか

先ほどのAの部分(解答部分)は、二次試験で出てきそうなキーワードがたくさん散りばめられています。これ意図的に無理やり使ったんじゃなくて、実際にリアルな現場で発生しているんです。イメージ湧いてきそうですよね。

全然ゆるないやん!という突っ込みがあちらこちらから聞こえてきそうですが、ここまでガッチリ文字に起こさなくてもいいです。実際に私も初めて文字に起こしてみましたから。

なんとな~く、「権限移譲ってこういうことか~」とか「おっ、今経営リスクの分散を図ろうとしているな」とか。気晴らしにブツブツ言いながらTV鑑賞してみて下さい😊たまに泣ける話もあるし、おすすめですよ。

本日伝えたかったこと

  • TV番組をゆる~く見ながらも、どうせなら勉強ツールにしちゃいましょう!

今月は火曜も休まず営業中!
明日はせーでんきです!

マークシート試験にも、
コツってあるんやで~

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