【渾身】R5沖縄再試験 全問解説~運営管理~ by しん

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こんにちは、しんです。
いよいよ夏らしい気候になってきましたね。
私は夏が苦手なので、アイスを買い込んでこれからの時期に備えています。
(最近、値上がりが顕著なので、買うのを躊躇う気持ちとせめぎ合っています…。)
1次試験を受けられる方は直前期となり焦る気持ちも多々あると思いますが、夏バテしないように気を付けてください!

それでは本日の目次です。

はじめに

本日扱う内容は、タイトルの通り令和5年沖縄再試験(運営管理)全問題の解説です。
せーでんきが沖縄再試験の財務会計、経済学の全問題を解説したことがきっかけとなり、みんなで手分けして全科目網羅することになりました。
そのなかで、私は唯一担当できる得意科目である運営管理を担当する運びとなった次第です。
(やり始めたらとんでもなくしんどく、3科目分の記事を書き上げたせーでんきの変態偉大さを実感しました…。)

本試験は科目合格率が4.3%と極めて低く、難問以外を確実に正答することが60点を超えるために重要だったのではないかと思います。
サトシの全体感想記事では、例年より易しいとされているので、膨大な過去問の経験値が得点に結びつく問題だったのかもしれません。
本編のボリュームが多いため前置きはこのくらいにして、解説に移ります。
その前に、他科目と同様ですが注意事項です。

今回の解説はあくまで個人で記載している内容ですので利用は自己責任でお願いします。
(もちろん内容の確認はしていますが、我流の解き方も入ってしまっていますので、ご自身でもテキストを参照するなど、正しい理解をするようにしてください!)


また、問題用紙と解答が必要でしたら、以下のボタンよりダウンロードしてください。

↓問題と解答はこちら

運営管理(科目合格率:4.3%)

第1問

(第1問)

この四角い枠の中をタッチ(クリック)すると答えと解説が表示されます。

答えは↓

正解:

解説:管理指標に関する問題です。aに戸惑うかもしれませんが、それ以外の正誤を求めれば、消去法で解答が可能です。

a.→遊休時間とは作業者が材料待ち等で作業が止まってしまっている時間であり、それを求める際に標準時間は使いません。「誤」

b.→「実際に要した時間÷標準時間=作業の能率」であり、正しいです。「正」

c.→「生産量÷労働量=労働生産性」であり、逆ですね。指標問題はこの手のひっかけが多いので気を付けてください。「誤」

d.→「実際に算出された製品の量÷投入された主原材料の量=歩留り」であり、正しいです。「正」

第2問

(第2問)

答えは↓

正解:

解説:多種少量生産に関する問題です。納期管理が特に重要となる生産方式であり、2次試験でも必要となる知識なので、正答したい問題です。

ア.→製品別レイアウトは主に少品種多量生産において採用される方式です。加工の流れが一定でない場合は機能別レイアウトとなります。多品種の製品毎にレイアウトを構築したら、広大な大きさの工場や膨大な設備が必要となってしまうので、現実的ではないですね。「×」

イ.→MRPは資材の所要量(いつ、どのくらいの量の材料を用意するか)を算出する機能です。頻繁に生産計画を変更する場合は、導入の効果が薄れる上に、そもそも多品種少量生産にはfitしづらい機能です。「×」

ウ.→寿命が短い製品の完成品在庫を増やした場合、死蔵在庫となるリスクがあります。(例:1シーズンしか切れない流行りの洋服)「×」

エ.多品種少量生産の場合、品種毎にラインを導入することは、aと同様に物理的にも予算的にも現実的ではないですね。→「×」

オ.多品種少量生産においては、部品を共通化し、管理する品目を少なくすることが重要です。→「〇」

第3問

(第3問)

答えは↓

正解:

解説:単語の難度、計算処理量を踏まえて捨て問と感じた問題です。(自身、過去問を解いた際は、SPTという用語を忘れており、捨て問としました。)
解き方としては、「工程間の運搬時間は1時間」等の制約条件に気を付けて、各設問毎の投入順序の総所要時間を求めます。

ア.A→B→Cの総所要時間は18時間です。→「×」

イ.A→C→Bの総所要時間は18時間です。→「×」

ウ.SPT とはShortest Processing Timeの略で、作業時間が短い順に進める方法です。当設問の場合は、C→B→Aの順となり、総所要時間を算出すると、15時間です。またB→C→Aの場合は、15時間となります。よって、当選択肢は誤りです。→「×」

エ.設問ウで求めた通り、SPT順に投入すると、総所要時間は15時間となり、正しいです。→「〇」

第4問

(第4問)

答えは↓

正解:

解説:ラインバランシングに関する問題です。知識がないと太刀打ちできない上にトラップがあり、第3問から続いて捨て問と感じた問題です。正答率はかなり低かったのではないかと推測します。
手順としては、まずサイクルタイムを求めます。30時間で200個生産する計画なので、30×60÷200=9分です。
よって、サイクルタイム9分を効率良く使いきれる「ア」が正解といきたいところですが、ここがトラップです。
各要素作業の先行順位を考慮すると、9分×2の2工程に分けることは不可能です。
したがって、次に少ない作業工程数3で正解がないか探すことにします。
作業工程数3で最もサイクルタイムが短くなる(ボトルネック工程の作業時間が短くなる)組み合わせを探すと、
①a-b、またはa-c:7分
②c-e、またはb-e:5分
③d-e-f:6分
となります。よって、作業工程数3、サイクルタイム7分が正答です。

第5問

(第5問)

答えは↓

正解:

解説:フロムツーチャートに関する問題です。冷静に数字を集計して正答したい問題です。

ア.D・F間の運搬はD→Fの31回のみですが、C・D間はC→Dの22回とD→Cの10回の計32回あり、この組み合わせが最も運搬回数が多いです→「×」

イ.機械A、Bへの運搬はありません。→「×」

ウ.双方向の運搬がある(斜めの線に対して対角線上に数字がある)のはC・D間とD・E間の2か所です。→「〇」

エ.Bへの運搬は、Aからの12個と、Hからの2個の計14個です。→「×」

オ.Cからの流出運搬回数は計49個、Dからの流出運搬回数は計50個であるため、誤りです。→「×」

第6問

(第6問)

答えは↓

正解:

解説:生産方式に関する問題です。参考書等で扱われていない用語が多く、また関連性という問いが曖昧なこともあり、正答率は低かったのではないかと推測します。このような問題は、消去法で選択肢を減して少しでも正答率をあげたいところです。

ア.生産とつくと見慣れないですが、アジャイルとは小さな単位で作り、状況の変化に素早く対応する方式です。大量生産との関連性は低いため誤りです。→「×」

イ.間欠生産とは、1つの品種を一定数量でグルーピングし、その一定数量単位で生産を行う生産手法を表す用語です。ロット生産についてもまとまった数量単位で生産する方式ですので、関連性が強いと言えます。→「〇」

ウ.部品中心生産とは、あらかじめ標準となる部品やユニットなどをつくっておき、顧客からの注文に対して個々にこの部品を払い出し、組み合せて多様な注文への対処をする方式です。一方でセル生産方式とは、異なる機械をまとめて構成し、一人、または少人数で材料から製品まで組み立てる生産方式です。前者は視点が部品、後者は視点が人やレイアウトであり関連性は弱いと考えられます。→「×」

エ.モジュール生産とは、あらかじめ部品を組み立てておき、最終製品の組み立てを容易にする手法です。一方で、製番管理とは主に個別受注生産で活用される、製造番号単位で管理する手法です。前者は量産品の生産で活用されるケースが多く、関連性は弱いと考えられます。→「×」

第7問

(第7問)

答えは↓

正解:

解説:在庫評価に関する問題です。基本的な内容であるため、正答したい問題です。

a.後入れ先出し法は、後に入れたものから先に出していく在庫評価方法なので、古いものが残ると考えます。→「正」

b.分子(在庫数量の和)と分母(在庫金額の和)が逆ですね。→「誤」

c.先入れ先出し法は、先に入れたものから先に出していく在庫評価方法なので、正しいです。→「正」

d.正しい表記です。→「正」

第8問

(第8問)

答えは↓

正解:

解説:
経済的発注量の式を記憶している方は一瞬で正答できる問題です。
ご参考までにですが、記憶していなかったとしても、以下の手順で正答にたどり着けます。

①式をざっと眺めて、左辺が発注費用、右辺が在庫費用とあてをつけます。
②ウとエが、a(1回当たりの発注費)×Q(1回あたりの発注量)となっていることに着目します。
③発注費用≒発注する人の人件費と考えると、Q(1回あたりの発注量)が大きいほど発注回数が減り、人件費が下がりますので、a×Qとなっているのは誤りであることが分かります。
④残りのアとイを眺めると右辺(在庫費用)を2で割っているかどうかが違いだと分かります。
⑤保管費は購入品が入庫した日は、Q個分の費用となりますが、次に発注するタイミングには前回購入した在庫はすべてなくなり、0円となるため、三角形の公式をイメージして2で割る方が正しいという考えで、正答のイにたどり着けます。
(アの、b(1個1期あたりの保管費)×T(期間)×Q(1回あたりの発注量)の式は在庫がまったく減らない場合の保管費用ですね。)

第9問

(第9問)

答えは↓

正解:

解説:QC7つ道具と新QC7つ道具に関する問題です。14種類もあって覚えづらいと思いますが、まずはQC7つ道具≒数値的な分析新QC7つ道具≒言語的な分析と覚えてください。これだけでも正答率が上がるかと思います。

ア.重量と強度は数値的なパラメータであり、QC7つ道具の散布図が適しています。→「×」

イ.特性要因図は原因を多層的に分析するための手法です。この選択肢の前半は、新QC7つ道具である連関図を説明する内容です。→「×」

ウ.散布図は2つのパラメータを分析する手法であり不適切です。この場合は、QC7つ道具の管理図、またはヒストグラムあたりが適切ではないかと思います。→「×」

エ.管理図は1つのパラメータに対して上限、下限を設定して異常値を分析する手法であるため不適切です。この選択肢の前半はQC7つ道具の散布図を説明する内容です。→「×」

オ.15代目メンバーの一蔵が学習法でも取り扱ったパレート図です。重点課題を洗い出すこの手法は、不良発生の主要な原因特定に有効です。→「〇」

第10問

(第10問)

答えは↓

正解:

解説:工程分析に関する問題です。基本的な問題ではありますが、正確な知識が必要で個人的には嫌な問題だなと思いました。

a.漠然とした内容の文章ですが、誤りと捉えられる記述がなく正しいです。→「正」

b.基本図記号は、加工、運搬、貯蔵、滞留、数量検査、品質検査の6種類あるため誤りです。→「誤」

c.加工工程、運搬工程、検査工程に加えて停滞工程の4工程で大別されるため誤りです。→「誤」

d.原材料、部品等を工程図記号で表示するのは製品工程分析です。→「誤」

第11問

(第11問)

答えは↓

正解:

解説:2次試験の事例Ⅲにて必須となる生産統制に関する問題です。1次試験としては頻出論点ではなく見慣れない単語も含まれる問題ですが、2次試験も見据えて正答したい問題です。

ア.現品管理は、加工の状況を管理する活動ではなく、現品(材料や製品)がどこに、どのくらいあるのかを管理する活動です。→「×」

イ.正しい記述です。→「〇」

ウ.前工程という表現が誤りです。後工程であればプルシステムを説明する正しい記述となります。→「×」

エ.前半の説は正しいですが後半が誤りです。余力管理で行うのは、生産数量の増減ではなく作業負荷の調整です。→「×」

オ.流動数管理、流動数分布共に参考書やwebで見つけることができず誤りと断言することできません。。物の流れを管理する手法と推測すると、生産システムの問題点や改善方法の検討に活用できるとは思えず、因果が破綻しているので誤りと考えられます。→「×」

第12問

(第12問)

答えは↓

正解:

解説:2次試験事例Ⅳのプロダクション・ミックスを彷彿とさせる問題です。処理量が多いため、捨て問候補になるかと感じました。(今回扱っている沖縄再試験の運営管理は、当問題を含む前半に難問、捨て問が多い印象です。)

解き方としては、まず、上記のグラフより、制約を満たす生産量は、左下の台形部分((X,Y)=(0,0)、(4,0)、(4,2)、(0,6))の内側となることが分かります。(設問文が分かりづらいと思うのですが、こう捉えないと正答にたどり着けませんでした。。)
その上で、各選択肢を確認すると、

ア.機械Aの使用可能工数を12とすると、製品を5単位生産できるようになるため、機械Aの直線が右に1単位分ずれます。その場合、制約を満たす生産量を表す台形は、(X,Y)=(0,0)、(5,0)、(5,1)、(0,6)に変化します。しかし、総利益が最大となるのは、座標が(5,1)または(0,6)の時であり、総利益は24のまま変化がありません。

イ.機械Bの使用可能工数を引き上げたとしても、制約を満たす生産量を表す台形は変わらないため、総利益も変わりません。

ウ.機械Cの使用可能工数を4引き上げて28とすると、制約を満たす生産量を表す台形は、(X,Y)=(0,0)、(4,0)、(4,3)、(1,6)、(0,6)の5角形に変化します。総利益が最大となるのは、座標が(4,3)または(1,6)の時であり、総利益は4増加し28となります。

エ.機械Dの使用可能工数を引き上げたとしても、制約を満たす生産量を表す台形は変わらないため、総利益も変わりません。

以上より、正答はウとなります。

第13問

(第13問)

答えは↓

正解:

解説:標準時間に関する問題です。覚えていれば解ける問題であるため、正答したい問題です。
標準時間は主体作業時間と準備段取時間から構成されます。この2つがAとBである選択肢はエしかなく、この時点で正答にすることが可能です。もし、準備段取時間が思い出せなかったとしても、主体作業時間が主作業時間と付随作業時間に分けることができれば、そこからも正答が可能です。

第14問

(第14問)

答えは↓

正解:

解説:設備保全に関する問題です。基本的な内容ではありますが、文章が難解で、またIoTを想起させる時流を捉えた内容も含まれるため、正答率は伸びなかったのではないかと推測します。

a.正しい記述です。→「正」

b.正しい記述です。→「正」

c.定期保全は設備の劣化傾向によらず一定のタイミングで、かつ所定の作業を行う方法です。定期保全の頻度は、設備の劣化傾向等のデータも踏まえて決まるケースもあり判断が難しい記述ですが、内容的に予知保全を表す記述だと思われます。→「誤」

d.正しい記述です。→「正」

第15問

(第15問)

答えは↓

正解:

解説:最適発注計画に関する問題です。問題文の量、処理量共に多いため、捨て問候補となる問題だと思います。
(知識をあまり必要としない問題ですので、計算が得意な方は正答したい問題です。)

a.1期に全期間の予測需要量(80個)を発注した場合、表より
1期に4期分発注した場合の総費用13,000円ー1回あたりの製品発注費5,000円=8,000円
※↑の式のみですと分かりづらいかと思いますので、参考までに別の求め方を以下に記載します。
1期末に必要となる保管費は(80個ー1期予測需要量10個)×50円=3,500円
2期末に必要となる保管費は(70個ー2期予測需要量20個)×50円=2,500円
3期末に必要となる保管費は(50個ー3期予測需要量10個)×50円=2,000円
よって、総在庫保管費用は8,000円となります。→「正」

b.3期の予測需要量変更により、費用が変わるのは、1期に3期分まで発注、または2期に3期分まで発注するケースのみです。それぞれ増加する保管費は、2期×(15個ー10個)×50円=500円、1期×(15個ー10個)×50円=250円です。この2つのケースの費用が変わっても、以下のcで求めた組み合わせ(1期に3期分まで発注+4期に4期分のみ発注)が変わらず最適発注計画となります。→「誤」

c.表の中から最も総費用が安価である組み合わせ(最適発注計画)を探すと、1期に3期分まで発注+4期に4期分のみ発注の12,000円となります。よって誤りです。→「誤」

d.cで求めた通り、最適発注計画の総費用は12,000円であるため、正しい記述です。→「正」

第16問

(第16問)

答えは↓

正解:

解説:設計・開発に関するの問題です。まずは、顧客ニーズや技術を踏まえた製品企画(製品開発)→様々な観点で製品設計という流れを抑えたいです。

a.製品開発を説明する内容ですので誤りです→「誤」

b.正しい内容です。→「正」

c.正しい内容です。→「正」

d.自社を視点とする、プロダクトアウトを説明する内容ですので誤りです。→「誤」

第17問

(第17問)

答えは↓

正解:

解説:JITに関する問題です。文章が分かりづらいものの、3つの正誤が分かれば解ける問題なので、正答したい問題です。

a.かんばんは部品管理を簡易的に行う手法であり、生産工程を選択するための仕組みではありません。→「誤」

b.JITは、「必要な物を、必要な時に、必要な量だけ生産する」方式です。それを実現するためには需要(後工程の生産量)を安定させる必要があるため、正しい記述です。→「正」

c.JITは、「必要な物を、必要な時に、必要な量だけ生産する」方式ですので、正しい記述です。→「正」

d.JITは仕掛品の滞留や手待ちの解消を目的としており、正しい記述です。→「正」

第18問

(第18問)

答えは↓

正解:

解説:1次試験の財務会計(2次試験の事例Ⅳ)で問われることが多い、投資評価についての問題です。

a.原価比較法=資本回収費+操業費ですので正しい記述です。ただ、原価比較法は近年あまり使われる管理方法ではなく、自身が所持する参考書でも記載がなかったため、残り3つの選択肢からの消去法で正答を目指したい問題です。→「正」

b.正しい記述です。→「正」

c.投資額の差し引きが欠けているため誤りです。正味現在価値法では、投資によって得られるキャッシュフローを資本コストで割り引き求めた現在価値から投資額を差し引き、0以上となる場合は投資するという方法です。→「誤」

d.分子と分母が逆ですので誤りです。投資利益率法は年間利益を投資額で除した比率で評価する方法です。→「誤」

第19問

(第19問)

答えは↓

正解:

解説:生産管理の基本用語に関する問題です。すべて覚えていなくても、3つの正誤が分かれば解ける問題なので、正答したい問題です。

a.3Sの専門化は、特定の機能に特化させることを示す用語であり、正しい記述です。→「正」

b.5W1Hとは、5つのWである「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」と、1つのH「How:どのように」をまとめて表現した用語です。どれだけ(英語で表現するとhow muchやhow amount)は含まれませんので誤りです。→「誤」

c.ECRSの原則におけるRは交換(Rearrangement)であり、問題文は排除(Eliminate)を説明する内容ですので誤りです。→「誤」

d.動作経済の原則とは、動作方法、作業場所、治工具および機械の視点を基本原則としていますので、正しい記述です。ただ、少しわかりづらいので、正誤が明確な残りの選択肢からの消去法で正答を目指したい問題です。→「正」

第20問

(第20問)

答えは↓

正解:

解説:統計に関する問題です。一般知識で解ける問題ですが、ご参考までに私の解き方をご紹介します。
まず、コロナ渦で大きく販売額が減少しているBが、生活する上で必須ではない買回品や専門品を多く扱う百貨店と特定します。
残りは、ドラッグストアとホームセンターとなりますが、近年食品を含む最寄品のラインナップを拡充し、スーパーマーケットの領域に干渉しているドラッグストアの販売額が伸びていると考え、Aとします。
以上より、正解はアとなります。

第21問

ここから個人的に鬼門である都市計画法に入ります。
参考書を開けば何とか解説できそうなものの・・・読者のみなさんに確かな情報をお届けしたく、宅建士でもある強力助っ人に先生をお願いすることにしました。

かます先生、よろしくお願いします!!

任された!
読者のみなさんと一緒にちゃんと覚えてね!

(第21問)

答えは↓

正解:

解説:
a 工業専用地域は、その名の通り工業全般の利便性を図ることを優先とした地域で、工場に用事が無い限りは通常近寄らないような地域です。
工場であれば何でも立てられますが、住宅や学校、店舗など暮らしに必要なものの建築は出来ません
コンビナート、工業団地などがこの地域にあたります。

b 準工業地域は、住宅や店舗と工場が入り混じった地域で、10,000m2超の大型店舗から住宅まで建築可能範囲が広いです。
住宅の間に町工場が並ぶようなイメージです。

因みにaとbの間には「工業地域」がありますが、こちらも10,000m2以下であれば店舗の建築が可能です。

また、補足として、店舗面積が1000m2を超えると大店立地法(大規模小売店舗立地法)の対象にもなるので一つのポイントとなる規模ですね。

第22問

(第22問)

答えは↓

正解:

解説:

中心市街地活性化法とは?

中心市街地における都市機能の増進及び経済活力の向上により、地域の振興と秩序ある整備を図り、国民生活の向上および国民経済の健全な発展に寄与することを目的とした法律。

仕組みとしては
①国が基本方針を作成し、②それを基に各市町村が中心市街地を定めて、その基本計画を作成、③その基本計画に基づいて市町村や民間事業者が、市街地の整備や商業の活性化等の事業を行っていく。

ア.中心市街地に位置するコミュニティの担い手として商店街に限らず、市町村や民間事業者なども地域貢献事業を支援するため→「×」

イ.中心市街地活性化本部は、内閣総理大臣が本部長となっており、各市町村で設置する訳ではないため→「×」

ウ.中心市街地活性化協議会の役割の一つに、認定基本計画の実施について意見を述べる事がある→「×」

エ.いずれか一方のみではなく、共同で組織することができる→「×」

オ.「〇」

第23問

(第23問)

答えは↓

正解:

解説:

立地適正化計画とは?

持続可能な都市構造の再構築を目指し、人口減少社会に対応したコンパクトシティを実現する為のマスタープランであり、市町村が必要に応じて計画します。
具体的には居住機能や医療・福祉、商業、交通機関などを誘致し、住みやすい街づくりを進めていきます。

ア.小規模な病院・医療施設も含まれる→「×」

イ.居住調整区域でなく、居住誘導区域の説明なので→「×」、
一方で居住調整区域は、住宅地化を抑制すべき地域です。

ウ.「〇」
  都市計画上の区域区分が定められていないと、市街化に制限がかかってしまうため、立地適正化計画で代用します。

エ.そもそもの立地適正化計画区域は都市計画区域内になる→「×」
  立地適正化計画は都市構造の再構築を目指しているものになる為、都市計画区域内になるのも納得です。

オ.市街化調整区域は市街化を抑制すべき地域につき→「×」
  この手の問題で「調整」と出てきたら、抑制するということなので、選択のポイントになります。

第24問

都市計画法の問題は以上となりますので、この問題から私の解説に戻ります。
かます先生の解説はとても分かりやすく、今更ながら都市計画法への苦手意識がなくなりそうです。

かます先生の解説もう終わり?いっそ全部かます先生の解説がいい!

読者
読者

頑張って解説するので、そんなこと言わずに・・・

かます先生は相変わらず忙しいようで、これ以上の引き留めが困難だったため、本人の次回記事をお楽しみに!

(第24問)

答えは↓

正解:

解説:ハフモデルに関する問題です。「ある店舗を選ぶ確率は、店舗の規模に比例し、距離に反比例する」というモデルですが、距離抵抗係数という見慣れない単語が登場しており、少しやっかいな問題だと感じます。
解き方としては、距離抵抗係数2という条件より、「ある店舗を選ぶ確率は、店舗の規模に比例し、距離の2乗に反比例する」というところに気を付けて計算すると、
店舗Aを選ぶ比率:店舗Bを選ぶ比率=(1,500÷(800)2):(600÷(400)2)=5:8
よって、店舗Bに買い物に出かける確率は8/13となり、正解はウとなります。

第25問

(第25問)

答えは↓

正解:

解説:照明や色彩に関する問題です。基本的な内容であり正答したい問題です。(個人的には苦手な問題です…。)

ア.輝度は目に入る光の量を示す指標ですので誤りです。光の強さを示す単位は光度です。→「×」

イ.誘目性を示す内容であり、誤りです。→「×」

ウ.光色は光の色の見え方を示す指標ですので誤りです。物の色の見え方を示す指標は演色性です。→「×」

エ.正しい内容です。輝度と照度が紛らわしいですが、輝度は「その面を反射した光が、ある方向から見ている人の目にどれだけ届いているか」、照度は「ある面にどれだけの光が到達しているか」を示す指標です。→「〇」

オ.可読性を示す内容であり、誤りです。→「×」

第26問

(第26問)

答えは↓

正解:

解説:売り場の生産性に関する問題です。SKUという言葉や管理コストの扱いに戸惑うかもしれませんが、計算のみで解けるため、残り時間に猶予があれば正答したい問題です。

ア.売場Aの1SKUあたりの粗利益高=売上高80万円×粗利益率0.25÷SKU数200=0.1万円、売場Cの1SKUあたりの粗利益高=100万円×0.2÷250=0.08万円であるため、誤りです。→「×」

イ.まず、管理コストをKとします。ゴンドラ1本あたりの営業利益額は、(売上高×粗利益率ーSKU数×K)÷ゴンドラ本数となるため、それを各売場で計算すると、売場Dが最も大きくなります。
※本試験では上記のような計算をしている時間はないかもしれませんが、表を凝視すると、売場Dは粗利益額:最高、SKU数:最小、ゴンドラ数:最小であり、その時点でゴンドラ1本あたりの営業利益額が最高となることが確定します。→「〇」

ウ.1SKUあたりの管理コストが半分になった場合、最も恩恵を受ける(営業利益額が増加する)のは、SKU数が最も多い売場Eです。→「×」

エ.スペース生産性=売上高×粗利益率÷ゴンドラ本数で表せるため、スペース生産性は売上高に比例し、ゴンドラ本数に反比例することが分かります。売上高が3割(3/10)減少するのに対して、ゴンドラ本数の減少割合は、売場A:1/4、売場B:1/3、売場C:1/5、売場D:1/3、売場E:1/5となります。スペース生産性が向上するためには、売上高の減少割合<ゴンドラ本数の減少割合である必要があり、それを満たす売場は売場Bと売場Dのみです。→「×」

オ.スペース生産性=売上高×粗利益率÷ゴンドラ本数であり、各売場について計算すると、売場Dが最も高いことが分かります。→「×」

第27問

(第27問)

答えは↓

正解:

解説:店舗の陳列に関する問題です。自身がスーパーで買い物するシーンを思い浮かべると、解きやすいかと思います。

ア.商品を選びやすいのは同じ商品カテゴリーを縦に陳列するバーティカル陳列であるため、誤りです。ゴンドラ3列に水平に陳列されていたら移動しなければならないので、選びにくいですよね。→「×」

イ.正しい記述です。→「〇」

ウ.過去の販売数量が少ない商品に多くのフェイス数を配分する≒過去の販売数量が多い商品に配分するフェイス数が少なるなるため、欠品のリスクが増します。→「×」

エ.販売力が高いのは手に取りやすい高さであるゴールデンゾーンです。最上段だと、特に女性や子供が視界にも入らず手にも取りづらいので、どう考えても販売力は高くないですよね。→「×」

オ.ブレークアップラインとはゴンドラの一部分に段違いの棚の区画を作る陳列のことです。ゴンドラが長くなると陳列が単調になってしまうことを防ぐための陳列方法であり、商品の安さを演出するための陳列方法ではありません。→「×」

第28問

(第28問)

答えは↓

正解:

解説:前の問題に続き、店舗の陳列に関する問題です。イメージはしにくく感じるものの、誤りであることが明確な選択肢が多く、正答したい問題です。

ア.フェイスアウト陳列の目的は、商品を目立たせるためであり、誤りです。→「×」

イ.プロップスとは装飾品のことで、買物客へのテーマイメージの伝達を促進します。
※参考書でもあまり見かけない用語ですので、消去法で正答を狙いたいです。→「〇」

ウ.代替性がなければブランドスイッチは促進されないので誤りです。→「×」

エ.同系色の商品を集合陳列すると、識別しにくくなってしまうため、誤りです。→「×」

オ.ジャンブル陳列とはカゴに無造作に陳列する方法であり、類似した複数商品を陳列した場合、識別しにくくなります。→「×」

第29問

(第29問)

答えは↓

正解:

解説:インストアプロモーションに関する問題です。こちらも一部を除き基本的な内容であり、正答したいです。

a.エンド陳列は目立たせることで、非計画購買を促す陳列方法です。→「誤」

b.52週マーチャンダイジングの目的は、商品ラインナップを常に変化させると共に、変動する需要に対応して売上を向上させることです。競合店も同様のマーチャンダイジングを行う可能性が高いため、問題文の後半部分が誤りです。
※参考書でもあまり見かけない用語ですので、消去法で正答を狙いたいです。→「誤」

c.正しい記述です。→「正」

第30問

(第30問)

答えは↓

正解:

解説:景品表示法についての問題です。暗記が必須となる問題ですが、いずれの場合も最高で10万円と考えると覚えやすいかと思います。また、その価格は、景品の提供を受ける人が通常購入できる金額です。もし提供する人が世間での価値が高いものを安く入手できた場合は、実質10万円をはるかに上回るすごい景品を用意できてしまうかもしれません。以上より、正解はイです。

第31問

(第31問)

答えは↓

正解:

解説:在庫管理や発注方式についての問題です。基本的な内容なので正答したい問題です。

a.安全在庫は欠品リスクを下げるために保有する在庫であり、その値を引き上げた場合は欠品リスクはより小さくなります。→「正」

b.定期発注方式とは決められた発注間隔で必要な数量を都度計算して発注する方式であり、発注間隔が短いほど、その期間の所要量(売上数)は少なくなるため、1回あたりの発注量は少なくなります。→「誤」

c.定量発注方式の発注点=調達期間中の需要量+安全在庫であるため、誤りです。有効在庫量が発注点を下回ったら発注するのが定量発注方式であり、発注点を算出するのに有効在庫量は考慮しません。→「誤」

第32問

(第32問)

答えは↓

正解:
輸送手段に関する問題です。以前の記事でも取り扱った問題ですが、物流2024年問題を意識した出題ではないかと思います。

ア.RORO船はトラックが自走して乗り込める船(フェリーのトラック版のようなイメージ)であるため、クレーンは不要です。
(RORO船は英語で「Roll-on Roll-off ship」と書くことを覚えて、「タイヤを転がして乗り、転がして降りる船」とイメージしています。)→「×」

イ.トラック輸送(チャーター便)は荷主が時間を自由に指定することができる一方で、鉄道輸送は一般の鉄道と同じ線路で輸送するため、チャーター便程自由度が高くありません。→「×」

ウ.特別積合せ運送とは、定期運航で仕分けをする輸送方式であるため、誤りです。見慣れない用語ですが、複数の荷主の貨物を「積合せ」するのですから、どこかで仕分けが必要になると推測できます。→「×」

エ.「時間当たりの」という表現が頭に入りづらいですが、走行時間のうちの実車時間を長くすれば実車率は高くなるので、この選択肢が正解です。→

オ.「荷役作業」はトラックや鉄道等の輸送する乗り物から荷物を降ろしたり、逆に積んだりする作業です。トラックのみの直行輸送に比べて、トラック輸送と鉄道輸送を組み合わせた場合、荷役作業は増える(負担が増加する)ため、誤りです。→「×」

第33問

(第33問)

答えは↓

正解:

解説:ユニットロードに関する問題です。一部を除き基本的な内容であり、正答したい問題です。

ア.一貫パレチゼーションは、最終目的地まで同じパレットのまま輸送することを表す用語です。→「×」

イ.通い容器は、一定の企業や事業所間で繰り返す行き来して使われる容器です。→「×」

ウ.JIS Z 0650-2020では、パレットの種類は2種類としているため、誤りです。→「×」

エ.パレットプールシステムとは、複数の荷主間でパレットを共同利用するシステムであるため、正しいです。→「〇」

オ.平パレットを使用する場合、フォークリフトにより積み込みや取り崩しが行えるため、荷役効率が高いです。パレットを使用しない場合は、クレーンで釣り上げたり、人手で持ち上げる必要があり、重量物の運搬は困難です。→「×」

第34問

(第34問)

答えは↓

正解:

解説:物流センターに関する問題です。aの判断が難しく感じますが、消去法で正答したい問題です。

a.預かり在庫とは、他社から預かっている在庫であるため、所有権は小売業にはありません。→「誤」

b.正しい記述です。→「正」

c.カテゴリー納品の目的は、陳列を効率化することです。カテゴリー毎に分けての納品よりも、一度の大量に納品する方が、店舗の荷受回数は少なくなります。→「誤」

第35問

(第35問)

答えは↓

正解:

解説:物流センターに関する問題です。見慣れない単語が多いものの、正しい選択肢が明確であるため、正答したい問題です。

ア.3PLとは、物流全般をアウトソーシングとして受託する事業であり、保管機能以外も提供します。→「×」

イ.値札付けも小分け商品化包装に含まれます。→「×」

ウ.正しい記述です。→「〇」

オ.ソーターとは商品を自動的に仕分けする機械、パレタイザは商品をパレットに積み上げる機械であり、保管用の機器ではありません。百聞は一見に如かずですので、ぜひそれぞれの画像や動画を検索してみてください。→「×」

第36問

(第36問)

答えは↓

正解:

解説:インストアコード/インストアマーキングに関する問題です。直近AZUKIが分かりやすい記事を書いてくれていますので、解けなかった方は読んで復習してみてください。

a.正しい記述です。→「正」

b.インストアコードは先頭に”02″か”20~29″を利用するため、誤りです。AZUKIのブログでも扱われていた肉のパッケージから、29をイメージすると分かりやすいかもしれません。→「誤」

c.インストアマーキングは、お店で独自のバーコードを作り、貼り付けることを表すため、製造業者や発売元が行うことはありません。→「誤」

第37問

(第37問)

答えは↓

正解:

解説:識別コードに関する問題です。GS1に関する細かい知識が問われる難しい問題です。
自身も解説作成にあたり参考にしましたが、作問者も参考にしたのではないかと思われるwebページのリンクを貼ります。
(webページの解説と問題文がほぼ同文でした。)
ここまで細かい知識が問われることがあるか疑問ではありますが、興味があればご覧ください。
https://www.gs1jp.org/standard/identify/

a.GLN(Global Location Number)はEDI等に使える企業・事業者コードです。→「3」

b.GRAI(Global Returnable Asset Identifier)は、カゴ台車や折りたたみコンテナなどの、企業間で繰り返し利用する資産を管理するための識別コードです→「2」

c.SSCC(Serial Shipping Container Code)は、物流・出荷などの輸送用梱包単位の識別コードで、欧米を中心に利用が進められています。→「1」

第38問

(第38問)

答えは↓

正解:

解説:統計に関する問題です。

ア.平均値はすべてのデータを足して、データの数で割った値ですので、誤りです。→「×」

イ.中央値はすべてのデータを小さい順に並べた時に中央に位置する値のことです。最大値、最小値、中央値に関連性はなく、この式は成り立ちません。→「×」

ウ.最頻値とは最も多く存在するデータのことです。最頻値、最小値、中央値に関連性はなく、この式は成り立ちません。→「×」

エ.正しい記述です。→「〇」

オ.標準偏差とは、ばらつきの度合い表します。平均値と標準偏差から最大値を求めることはできませんので、誤りです。→「×」

第39問

(第39問)

答えは↓

正解:

解説:EDIに関する問題です。中小企業共通 EDI 標準仕様書を知らないと解けないため、捨て問寄りの問題と感じました。
以下に、出題元の資料であると思われる、中小企業共通 EDI 標準仕様書のダウンロードリンクを貼ります。
https://www.itc.or.jp/datarenkei/dlfiles/edi/1EDIv1.pdf
私自身、この仕様書を知りませんでしたが、日本語を推測して解くと、
①業務情報を文法化(整理)すると、電文の中身である情報表現ができそう
②業務情報にも情報表現にも関連するのは運用手順だろう
③最終的な電文搬送はCだろう
という手順で解くかと思います。書いてはみたものの、あまり参考にならないですね…。

第40問

(第40問)

答えは↓

正解:

解説:HACCPに関する問題です。
厚労省のサイトに記載された6つの内容は、以下の通りです。

① 手引書の解説を読み、自分の業種・業態では、何が危害要因となるかを理解し、
② 手引書のひな形を利用して、衛生管理計画と(必要に応じて)手順書を準備し、
③ その内容を従業員に周知し、
④ 手引書の記録様式を利用して、衛生管理の実施状況を記録し、
⑤ 手引書で推奨された期間、記録を保存し、
⑥ 記録等を定期的に振り返り、必要に応じて衛生管理計画や手順書の内容を見直す

“HACCP(ハサップ)に沿った衛生管理の制度化”.厚生労働省.
https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000662484.pdf

上記を踏まえて、各選択肢を確認すると、

a.①に該当するため、正しい記述です。→「正」

b.②に該当するため、正しい記述です。→「正」

c.③に該当する内容ですが、周知対象は従業員です。→「誤」

終わりに

以上で令和5年度沖縄再試験(運営管理)の全問解説を終わります。
以前の記事でも触れましたが、当試験は例年の試験と比べて計算処理量が多く、また中小企業診断士試験用の参考書で扱っていない用語も多いため、60点を獲得することが困難な試験だったのではないでしょうか。
令和5年度1次試験の問題確認ができたことや、2次試験学習・受験を経て受験生のレベルが向上していたことを見越した問題だと推測しますが、作問者も苦労されたのではないかと思います。
そのため、1次試験未受験の方は、この再試験問題の点数が伸びなくても気にしすぎないでください!
運営管理の過去問で安定して合格点を取れる方が、腕試しで解くくらいがちょうどいいかと思います。

明日は他団体でも、その活動力で名を馳せているサトシの順番です!
2次試験を突破するのに重要な国語力について解説してくれるようですのでお楽しみに~。

国語力が足りなくても2次試験を突破できる戦略をお伝えします!

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