【合格体験記】~過去の知識を総動員したゴリ押しスタイル~ byせーでんきさん

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さたっち
さたっち

本日の合格体験記3本目はこれまでの知識を総動員して短時間で合格のせーでんきさんです!
公認会計士とのダブルライセンスです!

受験生情報

ハンドルネーム・年代

  • HN:せーでんき
  • 年代:30代

勉強スタイル

過去の知識を総動員したゴリ押しスタイル

受験回数

  • 1次:1回
  • 2次:1回

勉強時間

  • 1次:140時間
    • 経済学:20時間
    • 財務・会計:15時間
    • 企業経営理論:30時間
    • 運営管理:25時間
    • 経営法務:20時間
    • 経営情報システム:20時間
    • 中小企業経営・政策:10時間
  • 2次:60時間
    • 事例Ⅰ:15時間
    • 事例Ⅱ:10時間
    • 事例Ⅲ:15時間
    • 事例Ⅳ:20時間

学習開始時期

2022年9月

得意科目・不得意科目

  • 1次
    • 得意科目: 財務・会計、企業経営理論、経営法務
    • 不得意科目:運営管理、中小企業経営・政策
  • 2次
    • 得意科目: 事例Ⅰ
    • 不得意科目:事例Ⅲ

職務経験・保有資格

公認会計士、簿記1級、ビジネス会計検定2級、国家総合職(大卒・経済)、宅地建物取引士、TOEIC 800点、FP2級、ITパスポート

診断士に挑戦した理由・きっかけ

理由は大まかに3つです。

  • 現在、公認会計士として会計監査業務に従事していますが、経営者の視点も理解することで、より自身のスキル向上や会社とのコミュニケーションの円滑化に役立てられると感じました。
  • また、中小企業診断士資格の取得により、他業種の方々とも繋がる機会ができ、より自身の知見を広げることに繋がるという期待もあります。
  • そのほか、両親が自営業だったこともあり、経営というものに興味があったという点も大きいです。

合格までの学習法

本試験の結果は以下のとおりです。経営情報システムが運良く取れていたものの、経済学があまり伸びない形となりました。他は概ね想定通りかと思います。ちなみに1次本試験は前泊も含めて2泊しました。疲労度が全く違うので、宿泊はかなりおすすめです。

1次試験

【本試験(自己採点)】

経済学:60/100

財務・会計:92/100

企業経営理論:76/100

運営管理:55/100

経営法務:80/100

経営情報システム:68/100

中小企業経営・政策:50/100

トータル:481/700(68.7%)

【学習方針】

働きながらの挑戦でしたが仕事が忙しく平日22時よりも前に終わることはほぼなく、土日出勤はたまにある状態でした。2022年9月に「診断士ゼミナール」の申し込みをして小間切れに講義をみていたものの、なかなか本格的に着手する時間がとれず、本格的に動き出したのは2023年6月ごろでした。1次試験まで残り2か月と、時間もあまりなかったので、科目ごとにある程度濃淡をつけつつ、全科目一括合格を狙う形にしました。

学習初期は在宅勤務の昼休み等を活用し、各科目2~3倍速で流し見をし、各科目一周した時点で過去問を解いて、不明点は教科書に戻るスタイルで学習しました。過去問を回したい思いはあったのですが、実際には時間的制約から、3か年分を解くので精一杯でした。

【科目戦略】

学習開始時点では、科目ごとの戦略は概ね①稼ぎたい科目②ほどほどで逃げたい科目③足切り回避科目の3区分に分けていました。また、過去問演習時は、中小企業経営・政策を40点と仮定して合格点が取れるよう、6科目で380点を最低ラインに設定しました。

  1. 稼ぎたい科目

経済学:公務員試験時代の知識が使えると踏んでいました。(結果的にはあまり得点源にはならずでした…)

財務・会計:公認会計士試験合格者は免除できますが、あえて免除せずに全体の底上げに使うことにしました。

企業経営理論:公認会計士試験の経営学と範囲がほぼ同じであり、できれば稼ぎたいと考えました。

経営法務:公認会計士試験の企業法(会社法)公務員試験・宅建士の民法である程度カバーでき、残りは知的財産法の対応のみ必要な状態でした。

  1. ほどほどで逃げたい科目

運営管理:何となく意味は分かるものの、問題では解けないパターンが頻発しました。後から思ったことですが、用語の意味が理解できていればすぐに解ける問題も案外多いので、時間をかければ点数は伸びやすい科目かと思います。

経営情報システム:ITパスポート程度の知識しかなく、ほぼ知識がない状態からのスタートでした。こちらも知っていれば解ける問題も多いですが、アルファベットの羅列が苦手な場合は苦労します…(私は嫌いな方なので苦労しました。)

  1. 足切り回避科目

中小企業経営・政策:実務を考えれば本来的には力を入れる必要のある科目だと認識していますが、割ける時間が少なく、最低限の学習で足切り回避ができればOKという形にしました。過去問を回すスタイルが使いづらいのもマイナスポイントとなってしまいました。

模試は以下の2つを受験しました。TACは本番のイメージを知りたかったので会場受験し、STUDYingは実力試しのつもりで試験1週間前に受験する形にしました。

【模試】

TAC:362/700(会場受験 受験日:7/1・7/2 判定:C)

STUDYing:468/700(ネット受験 受験日:7/29・7/30 判定:B)

2次試験

【使用教材】

「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策

ふぞろいシリーズ

2次試験合格者の頭の中にあった全知識

【学習方針】

2次は1次の自己採点で大丈夫そうなことを確認した後、ふぞろいを一式そろえていきなり時間を計って解く形をとりました。記述式の試験はそこまで苦手ではないと高を括っていたのですが、いざ100字にまとめるとなると想像以上に難しいなと感じました。

一度軽く解いて2次試験の問題のイメージを掴んだあとは、「まとめシート」流~を使ってオーソドックスな解法を学んだ上で自身の型を作るようにしました。

最終的には、時間を削減するため下書きは少なめに、キーワードだけメモし、直接解答を書き込む方法を採りました。また、マーカーは色分けで混乱すると思ったため使わず、代わりに4色ボールペンの青をメインで使いSWOT等に着目して問題文にアンダーラインを引きつつ書き込むスタイルにしました。下記の9月LECの模試までに型を決めることを目標に過去問に取り組みました。

最終的には本試験までに過去問5年分を1回ずつ解きました。解いているなかで、問題に対してある程度の解答パターンの型は作れそうだと思ったので、事例ごとに反省点や鉄板の視点、答え方をExcelにメモしていました(試験当日のファイナルペーパーのネタにもなりました。)。

模試はLECのみ受験しました。本試験の体感と、自分の解答に対する客観的な意見が欲しかったためです。また、模試とは異なりますが、「診断士ゼミナール」が採点サービスを実施してくれていましたので、そちらも利用しました。

【模試】(LEC 会場受験 受験日:9/10)

事例Ⅰ:57/100

事例Ⅱ:54/100

事例Ⅲ:54/100

事例Ⅳ:52/100

トータル:217/400(判定:B)

なぜその学習方法を選んだのか?

本業が多忙であり、あまり学習時間が取れないことは容易に想像できたため、自分のペースで進められる通信講座及び独学での学習としました。

学習時・受験時のエピソード

現時点で試験に挑んでおられるみなさま、挑まれる予定のみなさま、いろいろなバックグラウンドがありながらの挑戦だと思います。合格発表日に2次試験の合格率を見て、改めて難しい試験だと感じましたし、そこに挑んでおられることは素晴らしいことだと思います。

私は、中小企業診断士に限ると勉強時間は短いですが、それまでの試験で関連知識については5,000時間程度の時間を費やしたと思います。私がそれだけの時間をかけて学んだ内容を、みなさまはもっと凝縮して短い時間で習得する必要があると考えると、私が同じことをするのは難しいと感じてしまいます。そういう意味では私はかなり時間をかけて合格したと言ってもいいと思いますので、みなさまの方が短期で合格されることになるはずです。

また、私が合格できたのは運がよかったからだと思っています。勉強ができる環境も、周りの方々の理解も含めて運がよかったと思います。みなさまもこのような勉強に集中できることのありがたみを感じながら机に向かうと、なぜかいつもよりも勉強が楽しくなったりしませんでしょうか。試験委員の方々に試験問題を作ってくれてありがとうと思えるようになったらいよいよヤバいですが、合格は近いかもしれません(根拠はありません。)。

改めて難しい試験に挑まれているみなさまには頭が下がる思いです。最後に私が好きなアインシュタインの名言を贈ります。

宇宙で最も強い力は、幅広い興味である。(The most powerful force in the universe is compound interest.)

アインシュタイン

1次の様々な科目や多様な事例企業など、興味を持てるポイントは多々あります。みなさまは、すでにその入口に立っておられると思いますので、ぜひ興味を持って取り組んでみてください。ありがとうございました。

おわりに

さたっち
さたっち

診断士自体の勉強時間は短くとも、これまでの資格で5000時間も勉強
私の方こそ頭が下がる想いです。
せーでんきさん、ありがとうございました!

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