【ゆるわだ】コンサルファームに転職して良かったこと・悪かったこと byおのD

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道場からのお知らせです!!!

こんにちは、おのDです!
中小企業診断士試験の受験後、次なるキャリアとしてコンサルティング業界を目指そうと考えられている方もいらっしゃると思います。
僕もその1人でした。
コンサルティング業界を目指そうとしたきっかけは、独立するためにコンサルタントとしての素地を身に付けたかったためです。
転職して半年経った今、コンサルファームに転職して良かったことと悪かったことについてお話したいと思います。

今日はうちの奥さんにも協力お願いしようと思います!
まったく。特別ね。特別。

※おのD嫁は口調はちょっと怖いですが、根は優しいです。多分。
コンサルティングファームってどんなところ?

要は「課題解決方法の提供」を行うところです。
単にコンサルティングファームと言っても、戦略系、組織人事系等、各ファームの得意分野があります。
3年前の画像ですが、一番見やすいのでこちらを引用します。

今までは、課題解決方法の提供で終わっていたけど、これからはその施策の実行まで行うことが少しずつ主流になってるよね。


絵に描いた餅で終わらず、実際に餅を作って行ってくことが求められてるね。
企業全体の変革を行っていく役目を担うため、とてもやりがいがあります。
僕が今携わっているのは、基幹システム導入のプロジェクトです。約40年を経て、手組み(スクラッチ)で作られたシステムから、なるべく標準機能(F2S)に合わせた形でERPパッケージの置換えを行っていきます。
スクラッチで作られている場合、その会社独自の文化や業務が存在しており、その業務要件を紐解き、本当にその業務が必要か否か、新しいシステムではどのように実現すべきかをお客様と議論し、あるべき姿を作っていきます。
もちろん、システム導入はあくまで一例で、他にも案件はたくさんあります。
僕は、システム導入を通じて、企業全体の変革に携われることに、やりがいを感じています。
詳しくはこちらのサイトご参照ください!
コンサルティングファームとは?|KOTORA JOURNAL 転職情報サイト
〇 良かったこと

▶ 優秀な人に囲まれて働ける

一番はこれです!優秀な人と一緒に働けることは、自身の成長にとても良い影響があると実感します
優秀な方々を一緒に働くことで、仕事の進め方、資料の作り方、説明の仕方等を日々身近で実感するため、とても勉強になっています。
特に、僕が所属するファームでは、パートナー*1との距離が近く、1つ1つの接点が本当に良い経験になっています。
*1:パートナーはコンサルティングファームの共同経営者です。日経企業で言うところの役員に相当します。コンサルタントとしても人間としても尊敬できる方々ばかりです。
そして何より、一緒に働いて楽しいです。
今までがそうではなかったというわけではありませんが、やはり日頃から自己啓発に取り組んでいる方々なので、視座が高く、良い刺激を受けているからです。
確かに。君は忙しそうだけど、楽しそうに仕事してるもんね!
引き続き頑張って!

▶ 多様な業界知識が身に着く

多様な業界の知見が身に付けられるのも良かった点の1つです
所属する部署やチームによっては、業界に特化するケースもあるかもしれませんが、僕の場合は、テクノロジーコンサルタントとして業界に縛られず、お仕事させて頂いています。
そのため、プロジェクトによって、お客様が変わるため、その都度に業界知識を身に付けることができます。
毎度勉強は必要になってきますが、業界知識は自身の資産となります。
なぜ、業界知識を重視してるかと言うと、業界知識や業界特異な用語を知っていないとお客様と円滑に会話できないためです。
コラム「他社事例ありますか?」
お客様とお話をしていると、必ずと言っていい程、

他社または他業界はどうしていますか?

他社の導入事例はありますか?
と聞かれます。
この他社事例について聞かれた際に注意したいことは、思考が止まっていないかです。
正直、他社がどうしてようがどうでも良いです。他社に合わせる必要はありません。
よそはよそ。うちはうちです。
他社でうまく行っているからと言って、その会社で同じことを行おうとしても、成功するか分かりません。
大事なのは、どういうことを実現したいか、なぜそれを導入したいのかです。システム導入したからと言って、目的が達成されるとは限りません。それに伴う制度や仕組みを整える必要があります。
他社事例が聞かれた際には、情報を保持していれば答えても良いですが、そもそも何を実現したいのか、目的は何なのかをお客様に認識して頂く必要があると思います。
▶ 給与水準が高い

年収はかなり増えたね!
私早く仕事辞めたいから、もっと稼いでね。ASAPで。

もちろん、ただ、収入が増えただけではなく、犠牲にしているものも多いです。
特にプライベート時間は平日はほぼ取れず、趣味の時間、家族の時間を大切にしたい方は苦しいかもしれません。
高額な報酬を頂いている分、お客様からの期待値も高いです。
その期待値を超えることもやりがいの1つではありますが、同時に重圧でもあります。
✖ 悪かったこと

▶ ワークライフバランスを保つのが難しい

噂の通り、結構忙しいです。平日はプライベートな時間はほぼないです。初めてタクシー帰りというものを経験しました。
ねーねー質問。普通に朝まで飲んでくることあるよね?
そんなに大変なら早く帰ってきたら・・・?
ん?どうなの?

※おのDは会社でも詰められてますが、家では激詰めです。
プロジェクトにも拠りますが、コンサル業界は全般的に多忙です。
これは短いスケジュールで高品質なものが求められるからだと思います。
また、スケジュールやタスクの見積りがしっかり練られたものでなかったり、プロジェクトのスコープがお客様ときっちり握れていない場合は、火の車です。
僕は転職2回しており、1社目はシステムエンジニアとしてSIerで働いていたのですが、忙しさで言うと、連日障害が起きているような慌ただしさな感じです。均すと、コンサルの方が残業時間が長く、苦しいというのが正直なところです。
ただ、忙しいと言っても、ちゃんと食事はとれておりますし、睡眠時間も5時間は確保できています。もっと厳しい環境もあると思いますが、平日に自分の時間がとれないことから、ワークライフバランスを保つのは難しいと思っています。
忙しいことは、仕事があることなので幸せなことではありますが、適度な忙しさに憧れます。
▶ ストレスレベルが高い

厳しい期限と、上司やお客様からの要求で、精神的・身体的なストレスが大きいです。
ねーねー、さっきの質問終わってないけど。
私といるときとどっちがストレス高い?
ん?え?あ?

※おのDは会社でも詰められてますが、家では更に激詰めです。
高い給与水準でお客様からの期待値が高い、かつ、スケジュールが短ければ、自ずと厳しい環境になるため、ストレス過多になります。
僕が所属しているプロジェクトでも、2名は離脱してしまっているので、ストレス過多で離職してしまう方も少なくありません。ストレスとの向き合い方は非常に大事になってきます。
ただ、個人的な感覚としては、SIerにいた時の障害対応(サーバのハングアップ、社外EDI連携エラー等)に比べたら、一時的なストレスのMAX値で言うと、まだコンサルの方がマシな気がします。
▶ 副業ができない

僕が所属するファームでは、基本的に副業が禁止となっています
これからの時代、副業もどんどん解禁されていくと良いね~
君の稼ぎも増えるから、私が辞めやすくなるわ。

これは所属するファームに拠るかと思いますが、副業が禁止となっているファームが多いのではないかと思います。
理由としては、機密情報の漏洩リスクを防ぐためです。
なので、コンサルに転職後も診断士活動をどんどん行っていきたい方は副業可能なファームを中心に探すことが良いでしょう。
ちなみに、僕も最初は副業できないことで、コンサルに行くか否か悩んでましたが、そもそも実際のところ、副業する余裕なんてなかったです(笑)

せっかく診断士取ったのに、もったいないと思っていましたが、独立に向けた修行として目の前のことを頑張っております!
コラム:コンサル業界は横文字多い
これは、コンサルやIT業界で、あるあるかもしれないのですが、本当に横文字が多いです。
僕も転職して約2週間くらい経った際に、上長に資料をレビューしてもらった際に、こんなやりとりがありました。

おのD君、2ブレット目なんだけど・・・
(ブレットってなんだ?ブレットが分からず固まる)


2ブレット目に、カーソル合わせてくれる?
ブレット?(Bread?パン?)


だから、2ブレット目って言ってんだろ(ややギレ)
あ、箇条書きの2点目ってことですね(Bulletか)

伝わってないんだから、
ポチとか点とか言い換えてくれ…
敢えてストレス与えているために行っているのか心意は分かりませんが、伝わってないのだから違う言葉で置き換えて欲しいと思いました。
こんな感じで、会話の随所でカタカナ・横文字が出現してきます。
大事なのは相手に伝わるコミュニケーションであると考えています。
おわりに

以上、僕が感じているコンサルへ転職して良かったこと、悪かったことでした!
悪かったことを差し引いても、コンサルファームに転職して良かったと思います。
当初の目的であった、独立するための素地を築くことも叶えられると感じています。
体力的に3年程で限界が来そうな気がしますが、キャリアにおける修行と言う意味で引き続き頑張って行こうと思います!

明日はTakeshiです!
任せてちょ!

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