【合格体験記】受験撤退からの再挑戦。敗因分析し弱みを強化、粘りに粘ってついに合格!ぴょんきちさん

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あらきち
あらきち

どうも、あらきちです。

本日3本目は、受験撤退からの再挑戦。敗因分析し弱みを強化、粘りに粘ってついに合格! ぴょんきちさんです。

ぴょんきちさんは、1度は診断士試験から撤退しながらも諦めずに再チャレンジをし合格を勝ち取っています。

それでは、どうぞ!

——————————— ここから ———————————

受験生情報

ぴょんきち 

年齢:40代

住まい:新潟県

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

受験撤退からの再挑戦。敗因分析し弱みを強化、粘りに粘ってついに合格!

診断士に挑戦した理由・きっかけ

出向先の先輩職員のすすめがきっかけです。診断士になって、専門知識をいかし地域の中小企業のお役に立てる仕事ができたらと考えたためです。

1次試験は、勉強開始1か月後にたまたま見つけた「一発合格道場」を参考に、1回で合格したものの、2次試験は4回連続で不合格。

合格への筋道が見いだせず、更に2回目から仕事がかなり忙しくなり、勉強時間の確保が困難になり受験へのモチベーションが低下していきました。

その後3年間、やめるという勇気もなく、かと言って勉強せずに1次試験を受け続けましたが、当然ながら不合格。平成30年度の試験をもって、診断士挑戦から撤退することに決めました(撤退の判断が遅すぎました)。

令和2年12月末、仕事関係の資格試験受験により勉強習慣が復活したこと、コロナ禍で出かけらず時間の余裕があったことから、一度は諦めた診断士試験に再挑戦することにしました。

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

職務経験・保有資格

受験勉強開始時は特になし。

財務・会計がわからなすぎたため、平成23年秋に簿記3級を取得。

得意科目

1次試験:中小企業経営・中小企業政策
2次試験:事例Ⅱ

不得意科目

1次試験:財務・会計、経営法務
2次試験:事例Ⅲ、事例Ⅳ

学習スタイルとなぜその学習方法を選んだのか?

合格までの学習法

1次試験:

1回目・大原(通学)、2回目から5回目・独学、6回目(R3)・TAC


2次試験:

1回目・大原(通学)+独学、2回目・MMC通信、3、4回目・独学、5回目(R3)TAC、6回目(R4)TBC2次集中DVD通信講座+「ココスタ」オンライン勉強会、(事例Ⅳ)TAC事例Ⅳ特訓+事例Ⅳ30日完成+事例Ⅳ全知全ノウ

なぜその勉強方法を選んだのか?

1次試験:

再挑戦では「後悔しないように本気で勉強すること」「お金が掛かってもよいから最も合格に近い勉強方法を選択すること」を決め、「一発合格道場」の情報も参考に、最も1次試験に強いと感じていたTACの通信を選びました。

2次試験:

私自身「正確な知識の増強」という課題があり、2次試験に必要な知識がまとまった「抽象化ブロックシート」(TBC速習2次テキストの第4章)の評判が良かったこと、また、YouTubeでTBC統括講師である山口先生の説得力のある講義を聞き、これなら合格に近づきそうだと思ったことから、TBCの2次集中DVD通信講座を申込みました。

また、5回も2次試験に落ちていたことから、勉強法を大きく変える必要があると認識。

自身の思考の誤りを修正し、他の受験生の考え方、勉強法等を取り入れるため、「ココスタ」のオンライン勉強会で全国の受験生と切磋琢磨しました。

苦手の事例Ⅳは、TACのオプション講座「事例Ⅳ特訓」の計算問題集を中心に、「30日完成」と「事例Ⅳ全知全ノウ」に取り組みました。

合格までの受験回数、学習時間

学習開始時期

平成23年10月~

再挑戦は令和2年12月末~

学習時間

1次学習時間:1540時間

→1回目800時間(合格)、2回目100時間(合格)、3回目30時間(不合格)、4回目10時間(不合格)、5回目3時間(不合格)、6回目600時間(合格)

2次学習時間:760時間

→1回目100時間、2回目100時間、3回目30時間、4回目30時間、5回目100時間、6回目400時間(合格)

受験回数

1次試験:6回
2次試験:6回

学習時・受験時のエピソードおよびこれから合格を目指す方へのアドバイス

1次試験

TACの1次通信・通学コースでは、非売品の「トレーニング」という問題集が秀逸でした。

オリジナル問題と過去問(現制度である平成13年度以降の過去問から厳選した良問)が分野別に編集され、問題の並び順も相当工夫されていると感じました。基本問題から段階的に難易度が上がっていき、解答解説も丁寧で、効率的にポイントが押さえられる教材でした。

そこで、問題集は「トレーニング」だけで十分と判断し、年度別の過去問は一切解きませんでした。TACの年度別過去問題集は、巻末の「出題分野一覧表」で頻出分野を確認するために使用し、出題頻度に応じて「トレーニング」を繰り返しました。

問題集は、「正文化」(せいぶんか)という方法で学習しました。あまり馴染みがない勉強法かもしれません。

5肢択一式で「最も適した選択肢を一つ選びなさい」という問題では、一つは正解肢、あとの四つは誤りの選択肢となります。そこで、誤りの選択肢のどこが誤っており、どう直したら正解肢になるのか、解答解説のポイントも含め、直接問題集に書き込んでいきました(計算問題は除く)。

この「正文化」は、道場初代ハカセさんの「鶏がら学習法」に近いと思います。

「問題集に書き込むなんて、答えを覚えてしまって意味がないのでは」と驚く方もいると思いますが、「試験に出る短文の形で、知識を正確に身につけるために正文化している」ので問題はなく、むしろ、復習時の効率アップに貢献しました

また、TAC模試を受験し、本試験の時間感覚に慣れるようにしました。

また、昼休みなどの空き時間に、「一発合格道場」で情報収集していました。

1次試験は、各自の考え方や勉強開始時期にもよるとは思いますが、科目合格狙いは避け、あくまでも1次試験合格を目指すべき、と考えています。

理由は、①科目ごと、年度ごとの難易度の上下変動が大きく、計画通りに科目合格することは難しいため、②39点以下がなく平均60点以上取れば1次試験に合格でき、必ずしも苦手科目を克服しなくてもよいため(企業経営理論、財務・会計、運営管理は2次に直結しますので克服が必要です)、③合格率が低く激戦の2次筆記試験が診断士試験の天王山であり、1次試験はあくまで予選であるため、です。

1次試験は、勉強量に得点が比例する試験です。

問題演習を主軸として、問題集の解答解説や受験校のテキストで知識を固めていけば確実に合格できる、努力が報われる試験です。

2次試験

5回目の2次試験に落ちた際、敗因を分析しました。「選択式の1次試験では曖昧な知識でも正解肢を選べるが、論述式の2次試験では知識がスムーズに出てこず、解答要素が不十分で点が伸びない」「解答文の最後の言葉がぼやっとしており、採点者に伝わり辛い」「問題要求を完全に外した解答があるなど、聞かれたことに答えるという基本ができていない」「本文の情報の見落とし、認識誤りがある」「事例Ⅳの演習が不足」などの問題点を認識しました。

そこで、重要な課題は「正確な知識の増強」と考え、対応策として前述の「TBC速習2次試験テキストの抽象化ブロックシートの暗記」「一発合格まとめシートでの音声リピート学習」をしました。「抽象化ブロックシート」は空き時間に何度も見て、まとめシートの音声は、車での移動中に繰り返し聞き、知識を定着させるようにしました。

また、オンラインの勉強会である「ココスタ」にも参加しました。ココスタでは、過去問を利用した「過去問勉強会」、2次試験に使う知識を強固にしていく「100字トレーニング」が中心で、全国の受験生と切磋琢磨できる場でした。

勉強会では、自身の解答に対し他の受験生から指摘をいただき、自分の思考の誤りや、思い込みを修正するとともに、他の受験生の解答や思考プロセスを参考にし、時には勉強方法を相談したり、フル活用しました。

また、先輩合格者によるオンラインセミナーも年間10回程度開催されており、毎回欠かさず参加していました。

TBCの模範解答や、「ココスタ」で気に入った他の受験生の解答があれば、構文、言い回しを覚えるようにしていました。例えば、 「○○なため、○○を行い、○○を実現する」などです。

聞かれたことに答えることは、過去問演習でも常に意識するようにしていました。

加えて、一発合格道場のオンラインセミナーなどのイベントはほとんど受講しました。勉強方法や解き方のポイントを13代目から直接お聞きし、またブレイクアウトルームで相談するなど有意義なものばかりでした。勉強法への羅針盤となり、合格へのモチベーションが高まりました。

事例Ⅳは、TACのオプション講座「事例Ⅳ特訓」は、事例Ⅳが苦手な人におすすめです。 また、令和4年の新刊でTAC「第2次試験 事例Ⅳの解き方」という問題集は、TAC「事例Ⅳ特訓」の計算問題集と似たような問題が掲載されているため、こちらも苦手な人におすすめします(私は買いましたが時間がなくできませんでした)。

アドバイス

2次筆記試験は、基本的には、あまり難しく考えず、誰もが思いつく当たり前の内容を簡潔に書けば合格できます。多年度生は細かな部分が気になったり、他の受験生と差別化しようとしがちで、また、「こんなに勉強したのだから高得点で合格したい」と高得点を積極的に狙いにいく方もいらっしゃると思います。

しかしながら、本番の緊張感の中、細かな部分に気を取られたり、差別化したり、高得点狙いをすることで、書くべき当たり前の要素が薄くなることは多々あり、合格から遠ざかってしまう一因になると思います。

聞かれたことに知識をベースに素直に答え、極力アイデア解答を減らすことが合格への近道と思います。

また、試験本番で絶対に諦めないことは、一番大事です。

2次試験は激戦で、論述式であり、正解が一つに決まらない問題が多く、採点面での運の要素も大きいと思います。どんなに不利な状況でも、諦めたらそこで試合終了です。私の場合も、絶対に諦めず、最後まで粘りに粘ったことで合格できたと思います。

最後に

私は超多年度生でしたが、一度診断士試験から完全に撤退し、2年前、新たな気持ちで再出発したことが今回良い結果に繋がったと考えています。

もし、多年度生でモチベーションが上がらず辛い状態の中で勉強を続けている方がおられましたら、しばらく勉強から離れてリフレッシュし、充電後、再スタートすることも視野に入れて頂ければと思います。これも合格に近づくための良い選択の一つです。

——————————— ここまで ———————————

いかがでしたでしょうか。

「敗因を分析」「問題点を認識」「絶対に諦めず、最後まで粘りに粘った」、合格までの道のりが長かった多年度生であるからこその重みのある体験記でした。

2次試験対策に悩まれる多年度生の方は、ぜひ読み返して欲しい内容ですね。

あらきち
あらきち

ぴょんきちさん、合格おめでとうございます!
再チャレンジの結果が実って本当に嬉しいです!
ご寄稿どうもありがとうございました。

明日からは道場13代目メンバーのラストブログがスタートします!

各メンバーの最後の記事、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

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