22.9.4.セミナー報告➁ 後半 by元吉本芸人☆診断士(登録予定)なお
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昨日、9/6は1次試験の合格発表の日でした。 自己採点で結果がわかっていても、実際に正式な結果を見るまではなかなか落ち着かないものです。
正式に合格通知を受けた方、改めておめでとうございます。
そして今年惜しくも涙をのんだ方は、今後どうしましょう。今日から気持ちを一新して再チャレンジしても良いですし、少し休憩しても良いと思いますよ。おかれた環境は人それぞれでしょうが、諦めなければ必ず合格できる試験だと信じています。お世話になった人たちに恩返しなどしてみて、またヤル気がでてきたら勉強を始めたら良いのではないでしょうか。
さて、今回は昨日のさろ☆に引き続き先日のセミナー報告となります。よろしければご観覧ください。
【解法紹介】自分はこうやって今の解法にたどり着きました
解法とは…自分だけの80分の過ごし方
まだ試行錯誤中の方も多いのではないでしょうか?合格者がどのように自分の解法を見つけたか?そこにたどり着くまでの流れをみていきましょう!
りいあ☆先生の場合
2次試験:1発合格
勉強時間:300h
76/77/71/72=296
はじめに「最終的な解法スタイル」を確認してみます。13代目では比較的オーソドックスなタイプで【解答記入のTP=ターニングポイントを36分】に設定していました。
つまりは「設問解釈」やら「与件読み」、「解答骨子」を36分間で済ませて、残り40分で清書をするということ。※ラスト4分は見直しと予備。
それでは、どのように「こんな最終形」に辿りついたのか。プロセスの構築手順を確認してみましょう。
問題点の抽出
2次の勉強を開始してりいあが自ら感じた至らない点。
①時間が足りない
②複雑なことができない
③与件文を拾い漏れることが多い
④文章の論理が破綻しがち
課題の設定
①時間が足りない
→自分に不要な作業を省略
→7分サイクルでテンポをつくる
→予備時間を多く設定
②複雑なことができない
→作業を細分化して1つずつやる
→一目見てわかるようにする
→作業と思考をできるだけ混ぜない
③与件文を拾い漏れることが多い
→2段階で徹底マーク
(SWOTも設問も全部)
→拾い漏れやすい社長の想い・課題はさらに黄マーカー
④文章の論理が破綻しがち
→設問も解答も要点を決める
→解答作成に時間を多めに残す
解答の変遷
こんな感じで「最終的な解法」に辿りつけたようです。1次試験終了からたったの77日間(R3の場合)で、1年以上2次だけを勉強してきた「多年度生と相対評価で戦わなければなりません!」彼女の296点のヒストリーを是非とも参考にしてみてください。
にに☆先生
2次試験:1発合格
勉強時間:350h
54/56/72/79=261
下に添付した図表のとおり、解答記入までの【TP=20分】となります。これは13代目のメンバーの中でも「最短で前工程を終わらせている」解法のひとつとなります。どうしてこんなスタイルになっていったのでしょうか。
当初想定した形
どうやら最初は【TP=40分】と一般的な時間配分でチャレンジしていたようですね。
問題点の抽出
しばらく試した結果、「時間が足りない」「手順がしっくりこない」と判断し、工程を細分化して問題点の抽出をしていきました。
何ができていて、何ができないのか?改善のために何をやるのか。ということですね。
課題の設定と完成形
結果的に色々と工夫を重ねて「合格答案が作成できる自分だけのスタイル」に辿りついたのですが・・・。
ここから先は「次回のにに☆ブログにて」本人に説明していただきたいと思います!
最終的な結論は添付のようになるようです。自分のスタイルに近いという方は、お楽しみにお待ちください。
詳細は次回のブログで説明します!
どらごん☆先生
2次試験:1発合格
勉強時間:350h
68/53/60/62=243
解答までの【TP=25分】
・・・なんですが!どらごんの手順は若干メンバーの中でも異なっており、ちょっと説明が難しいのです。こちらも近々の「どらごん☆ブログ」で解法について直接説明がありますので、今回は詳細を割愛させていただきます。
まとめ
どらごん☆先生がセミナー当日に説明していたコメントが良かったので最後に紹介いたします。
◆解法は一人一人違います!
今回の企画で示したように、それぞれが自分の能力や特性に応じて、試行錯誤してオリジナルの解法を確立しています。
是非、今回の資料や道場ブログ記事を参考に、パクってカスタマイズして、世界に一つだけの解法を咲かせてください。
No.1にならなくてもいいんです!
合格点を安定して取れるようなオンリーワンのベストな解法を確立し、上位18%を目指して頑張ってください!
【解答の進化】〜初めて解いた事例から試験直前の解答まで〜
どれくらい解けるようになれば合格できるの??
目標がわからない・・・
合格のレベルのイメージが湧かない・・・
昨年のストレート合格者のYOSHIHIKOとhotmanのリアルな解答の進化を見ていただき、どれくらいのレベルに達せれば合格が見えてくるか?
そんな目標設定の一助として「暗中模索の2次試験勉強のゴールイメージができる」ようにと企画いたしました。
YOSHIHIKO☆ヨシヒコ先生
1次試験の解答発表:8/23(月)
2次試験の試験日:11/7(日)
2次試験対応に費やした日数:77日間
2次試験対応に費やした勉強時間:230時間
解いた事例数:76事例(※2周以降も含む)
得点開示結果:243点
(事例Ⅰ:69点|事例Ⅱ:69点|事例Ⅲ:58点|事例Ⅳ:47点)
【R2・事例Ⅱ Q4】でYOSHIHIKO☆ヨシヒコ先生がどのような軌跡をたどったのか。ふぞろい採点をベースに1次試験終了後から2次試験直前までの実際の解答を示しながら説明させていただきます。
1次試験から9日後【5点】
答案作成時間…110分です。30分もオーバーしてもうた。。
1次試験から37日後【20点】
△ だなどこを意識しているようだけど、”だ:誰に”は既に設問文に書かれている。
× 因果が少々こじつけで、繋がっていないように見える。
〇 “強みの~高品質”と書き、「ぼく知ってますよ。」アピールはGood!!
※10点~12点貰える位には仕上がっているんじゃないかな!
2次試験3日前【20点】
◎ 得意としていた“小さい因果の型①②”をきれいに当てはめられた。
◎ そして、最後に設問で要求されている効果についても言及している。
ここまで書ければ、あとは再現性のみ!本番もこのレベルを再現できれば、十分に合格可能レベルだと思っていた。
このように「ふぞろい採点」から脱却し以下の対策をしました。
> 対策① 与件文の抜き出し・修飾語としての活用
> 対策② 因果の磨き上げ(①②③内の小さい因果の型)
hotman☆先生
<2次試験の結果>
事例Ⅰ:58点 事例Ⅱ:69点 事例Ⅲ:55点 事例Ⅳ:67点(合計249点)
<解いた事例数>
令和2年〜平成26年までの7年分 合計85事例
事例Ⅰ:25事例 事例Ⅱ:20事例 事例Ⅲ:21事例 事例Ⅳ:19事例
<2次試験学習時間>450時間
【R元・事例Ⅰ Q1】でhotman☆先生がどのような軌跡をたどったのか。ふぞろい採点をベースに1次試験終了後から2次試験直前までの実際の解答を示しながら説明させていただきます。
1次試験から8日後【4点】
本気の初見の時。この前に平成30年の事例Ⅰを解いたから事例Ⅰは2回目。
一体何を書いていいか全然わからずとりあえずそれっぽいところを与件文からそのまま抜き出して100字を埋めた。
何が正解かもわからず、もちろん80分以内になんて解けていない
設問に書かれている「最大の理由」に対して解答できていません。
一見多面的に書けているように見えるけど1つの段落からの抜き出しの解答になっています。
後、因果もはっきりしていないしこれじゃ点数が入らないと思います。
まずは80分以内に解き切る、因果を意識する、設問要求に素直に答えることを目標にやってみましょう。
1次試験から30日【11点】
今日の皆さんと同じくらいの時期の解答です。
2次試験対策開始から一ヶ月後。未だ解法は迷走中・・・
2回目ということもあり、多面性と最大の理由という設問要求を意識して書いた。しかし書いてる途中で③がうまくまとめきれず長文化してしまった・・・
非常に冗長的な文章になった自覚はある。
前回の与件抜き出しだけからは幾分かは進化したかと思っている。
最大の理由が聞かれている設問で①〜③で書くのはあえての作戦だと思いますが①と②が短く③が長いのでバランスが悪く見えます。
①と②は文章も短い為、因果が弱く理由になっていないです。
売上が落ちたことが書けていることは効果がかけているので良いです。
でも与件文の前半部分からしか参照できていないため多面性に欠ける印象です。
日本語の因果を意識して、多面的な解答を心がけてください。
1次試験から58日後【11点】
3回目かつ2次試験勉強開始から約二ヶ月経過してやっと解法も定まってきたくらい。点数も安定するかと思いきややはりまだそこは演習不足感が否めない。
ただ、勉強会で指摘された設問要求の「最大の理由」に対して素直に解答ができたかと思っている。その後の具体的に〜でその理由ということで書いた。
時間がなかったから多面的な解答ができなかった
理由が1つに絞って明確に書かれている部分は良いと思います。
しかし、具体的に〜以降の論点が1つになっていて多面性に欠けています。
与件文には他にも理由になりそうなところがあったはずなので
明らかに「飛びつき」系のミスが発生していると思われます。
これを本番でやると点数が伸びづらくなるので注意が必要です。
1つの段落からだけでなく与件全体を見渡して解答を作成するようにしましょう
1次試験から75日後【20点】
4回目、かつ本試験の2日前の超直前期。
理由を1つに絞らずあえて2つに分けて書いた。多面性に書けるがそちらの方が部分点としては良いかと思ったため。①と②の文字数バランスも気にしてなるべく因果が通った綺麗な日本語になることを意識して書いた
特に意識したのが結果の①を「売上減少」に対応づけして②を「費用増大」に対応づけしたこと
多面的に解答できていて素晴らしい解答だと思います
これが本番で書ければ合格は間違い無いかも知れません!
また①、②ともに因果が通っていてそれぞれの理由からの結論への持っていき方も良いと思います
日本語的にも読みやすくその点も良いと思います。
良い解答ですね。このまま本番も頑張ってください!
なお☆ふじたのすべらない話
「すべらない話」とは。
診断士試験合格者は誰もが1つは(試験に)すべらない話を持っており、それは誰が何度聞いても参考になるものである。
この企画はプレーヤーの名前が書かれているサイコロを振ったという体で、あらかじめ決められた順に「二次試験の参考になりそうな話」をするだけのシンプルなコーナーです。
一発合格道場が開かれ、試験にすべらない記事を送り続けてはや13年目。この企画は今回が初めての試みであります。話を聞いた受験生の方が、このコーナーで何がしかのヒントをつかんで「開眼」できれば嬉しい限りでございます。
※当日は「なお☆ふじた」と言う架空の受験生が登場して、道場メンバーからすべらない話(勉強のコツ)を教えてもらう設定でした。メンバーの属性をみながら自分に合った方法を探してみてくださいね。
1時間目
hotman☆先生の場合
2次試験:1発合格
勉強時間:467h
58/69/55/67=249
勉強会のチームのレベルアップが自分のレベルアップに直結!仲間が合格するためにどう指摘したら良いかを本気で考えた!
ヒッコロ☆先生の場合
2次試験:1発合格
勉強時間:230h
69/69/58/47=243
勝負の事例Ⅳ。ミスノートを作って今日から対策しましょう!
フりいあ様☆の場合は
2次試験:1発合格
勉強時間:300h
76/77/71/72=296
短期決戦ではコスパ重視で勝負!弱点を克服する方が得点アップに繋がりやすいわよ!
どらごん☆先生の場合
2次試験:1発合格
勉強時間:350h
68/53/60/62=243
内発的動機づけでモチベーションアップ!勉強を始めた時の志をもう一度思い出してみましょう
にに☆先生の場合
2次試験:1発合格
勉強時間:350h
54/56/72/79=261
「いつも」を試験当日に合わせることで気持ちの安定と自信をつけましょう!
まん☆生活の場所
2次試験:3回目で合格
勉強時間:600h
54/74/71/54=253
マスクをつけて勉強するなど、試験直前は本番と同じスケジュールを徹底して最終調整をしてみよう!
うーん!それぞれに個性があって参考になりますなぁ~
これならやっぱりすべらんなぁ~!
2時間目でございます
ははー!合格者にはそれぞれ独自の工夫がございますですねぇ。うーん納得!これで読者の皆もすべらんなぁ~!
今回、懇親会まで入れると5時間にも渡るロングランのセミナー開催となりました。参加の皆様はホントにお疲れ様でした。いただきましたアンケートは必ず全員で目を通し今後のブログ運営に活用させていただきます。
2次試験まで残り2か月!悔いのないように我々と一緒に駆け抜けましょう。
明日からは通常上のブログに戻ります。まよ☆ちゃんヨロシクちゃん。
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毎度細かいまそじです。
YOSHIHIKOさんの二次得点、4事例合わせると239点になる気がするのですが・・・
まそじ様
長時間でしたがセミナーお疲れ様でした。いつも丁寧に読んでいただきありがとうございます。我々もコメントをもらって励みになっています!ご指摘の点、速やかに訂正させていただきました。「事例Ⅳが43点ではなく、47点」でした。失礼しました。
追記
2次試験は本当に奥が深いのです。過去問も道場記事も1度目では完全には理解できないかもしれません。引き続き「苦手な事例」「コレだと感じた記事」はブックマークしておいて要所要所で読み返してください。応援してます。
ご返信と修正対応ありがとうございます。
過去記事も数年分読み漁っています。
春頃は読んでも「ふーん」だった記事を今読むと「そういうことかー!!」と感じ方が変化することが多くなりました。
合格したら「メイン教材は道場記事でした!」と宣言したいと思います(笑)