【合格体験記】予備校・知見者情報などを徹底的に頼って合格!Qちゃん
こんにちは!
本日2本目は、予備校・知見者情報などを徹底的に頼って合格されたQちゃんです。
Qちゃんは2次試験を3回受験されており、受験ごとに様々な試行錯誤してどんどんご自身にあった勉強法にブラッシュアップして合格されました。
ちょっと停滞気味かも・・・と思っている方の参考になるかもしれません。
それでは、どうぞ!
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contents
受験生情報
ハンドルネーム:Qちゃん
年齢:40代
住まい:愛知県
職業:組込み開発(ソフトウェア)
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
自力が無理と思ったら、予備校・知見者情報などを徹底的に頼る(ただし、寄りかかりすぎない)
診断士に挑戦した理由・きっかけ
本業へのモチベーションが下がっており、診断士資格取得が、状況を打開するきっかけになるかも、と期待したためです。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
FP技能検定2級
日商簿記2級
ビジネス実務法務検定2級
得意科目
1次試験:財務会計・運営管理
2次試験:事例Ⅳ(他に比べて苦手意識がないだけで得点源というわけではなく、自分自身がどの事例が得意か、今でもわかりません)
不得意科目
1次試験:経営法務・中小企業経営・政策
2次試験:事例Ⅰ・Ⅱ
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
<1次>
独学
<2次>
1年目:独学
2年目:予備校通信(zoom)
3年目:予備校通信(録画)
メリット
独学:自分のペースでできる。わかるところは飛ばす、わからないところは時間をかけるなどのメリハリがつけやすい。
予備校(2次):過去問を研究しているので、その知見を、コストを払い短時間で共有できる。
デメリット
独学:気分に応じて進捗が変わったり完成度が下がる懸念。外乱・誘惑に負けやすい。
予備校(2次):予備校を信仰しすぎると、そのスタイルが自分に合わなくても頑張ろうとしてしまう。
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数
1次試験2回、2次試験3回
学習時間
*1次学習時間(数えてないですが):たぶん900時間くらい
1次試験は細切れ時間があれば、対応可能と思いますので、通勤の待ち時間や、出張の移動時間などを有効活用しました。Youtubeについては、運転中に音声だけでも聞くなど、聴く・見る回数をなるだけ増やし、記憶の定着に努めました。
*2次学習時間(数えてないですが):たぶん600時間くらい
まとまった時間で勉強しました。
1次試験のような細切れは使いづらいと思いました。
工夫して細切れ時間で取り組まれている方もいらっしゃいますが、80分という制限時間の中でどのように工程(設問解釈・与件読む・回答記載する、など)を進めるか、というのは、まとまった時間でないと難しいと思います。
分析できる状態になったとき、その工程を突き詰める、などであれば意味が出てくると思います。
合格までの学習法
①1次試験
【1度目】
インプットに時間がかかりました。
経済学は、理解が大事と考え、1月から4月頃まで石川秀樹先生「速習!マクロ経済学」「速習!ミクロ経済学」について、youtubeを見ながら勉強し、その後、過去問マスターでアウトプットを繰り返しました。
中小企業経営・中小企業施策は、他科目が一段落した7月頃から着手し、「特訓問題集 中小企業経営・政策 (中小企業白書 20xx年度版)」、「特訓問題集 中小企業経営・政策 (中小企業施策)」を使いました。Youtubeを繰り返し見ました。
それ以外の科目は、「20xx年版過去問完全マスター」をアウトプットしながら、必要に応じてテキストやyoutubeで勉強しました。過去問マスターで不正解なものや、まぐれ当たりの箇所に付箋紙をつけ、2周目に重点対策できるようにしました。電車通勤や出張の移動中に本を持ち込んですき間時間を有効活用しました。
4月初旬から6月下旬で1周目を終えましたが、付箋だらけでした。
2周目は直前までかかりました。これで受かるのか、正直不安でした。加えて、過去問のみだと、法改正問題や最近のトレンド、白書問題に追従できないと思い、追加でLECの模試を受験しました。点数は散々でしたが、解説が丁寧で、独学の私には大変為になったと思います。
2次試験対策を実施する余裕などなく、1次試験が終わるまでは1次対策に専念し、総合計420点ギリギリで通過しました。
【2度目】
2次試験2回不合格でしたので、1次試験やり直しとなりました。少し気が重かったですが、1度目ほどは苦労しない、との各種ブログを信じ、1度目に実施した、過去問マスターでのアウトプットを再度実行することにしました。
1度目は疲れ切りながら実施しましたが、2度目は、ある程度覚えていたのか、黙々と進めることができました。
模試を今回も利用し、最新情報などを取り込みました。
1次試験本番では、経営情報システムについて、過去問が通用しづらく、足切り寸前の40点しか取れませんでしたが、その他の企業経営理論、運営管理、財務会計の得点でカバーし、総合計437点でどうにか通過しました。
②2次試験
【1度目】
1次試験終了後、2次試験に向かう気力が持てず、1週間ほど何もしませんでした。
その後ようやく気力を取り戻し、2次試験の予備校の無料セミナーに参加し、「ふぞろい」やTBCなどの市販書籍を使い、合格者のブログを参考にしながら勉強しましたが、初めて過去問に向かったとき、3時間かけても答案を書き切ることができませんでした。80分で解こうとも思えませんでした。
一方、事例Ⅳは、「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」を実施し、足切りをなくせるくらいに勉強しました。結局事例Ⅳ以外は全く手ごたえを感じないまま、試験を迎えました。
早く受かって前に進みたいという欲望が強すぎたのか、試験前日は一睡もできないバッドコンディションでした。当日はそれでも自分を奮い立たせようと無我夢中で取り組みましたが、どの事例も時間不足で、特に事例Ⅲについては、何を書けばよいかもわからず、書き殴っただけでした。
結果、CCDB総合Cでした。完全なる実力不足だったと、今振り返るとわかります。
【2度目】
独学で通過できる気がしなかったので、お金のことは考えないようにして、各予備校のHPを検索し、感覚的に合いそうな予備校に決めました。
過去問重視でじっくり向き合うスタイルで、いろんな切り口で過去問を見ることができ、ようやく筆記試験の何たるかを理解し始めてきました。
過去問5年分のベスト回答を、文献やWEBを調べながら検討することで、自分なりの回答方法が芽生えつつありました。
事例Ⅳについては、TACのオプション講座の自習教材が評判とのことで、メルカリで探しましたが、見つからず、早く欲しかったので、その講座を申し込みました。教材の内容は、同じ素材(税率・営業利益等)を使って、言い回しを変えた場合の類題が豊富で、事例Ⅳ独特の問題に対する本質的理解が深まり、ミスしにくくなったと思います。
本番の出来は、事例Ⅰ~Ⅲは、特に可もなく不可もない、といった感じでしたが、事例Ⅳが難しすぎて、空白を作ってしまい、終わった、と思いました。
周りの空気も沈んでいましたが、自分の結果の悪さに、足切りかも、と悲嘆しました。後日いろんな情報を見て、他の方も同じくらいよくない感覚だったので、事例Ⅳの足切りはないかも、と安心しました。
一方、事例Ⅳ以外の出来不出来がよくわからず、もしかしたら、との淡い期待を持ちましたが、それも空しく、あと7点で240点に届きませんでした。(CBAA 総合B)
【3度目】
予備校に通っても、事例ⅠⅡの出来が1度目と比しても改善しなかったので、得点UPを図るために別の予備校を受講することに決めました。
高得点答案の特徴に関する知見を吸収し、それを答案に反映できそうかを考えてながら予備校の演習を実施しました。
事例Ⅳは2度目と同様に進めれば足切りはないと思ったので、やり方を変えませんでした。
試験当日、事例Ⅰ~Ⅲは、情報が整理しきれず、納得いく答案はできませんでした。
事例Ⅳは去年同様ややこしい設問があり、これを解くよりも、残りの問題でミスしないことを重視し、書けたところは検算し、無理と判断し設問は白紙ありで提出しました。
試験終了後、筆記試験に関する知見は十分吸収できたと思いました。これで無理だったら、予備校に通わず、どこかの年の事例で、適切に対応できる時が訪れるのを待つしかないと思いました。
そんな中で再現答案を予備校に提出したところ、総合B評価でしたので、また来年かもしれない。いつか協会に評価してもらえる答案が書けるまで長く続けよう、と思い、合格発表を見ました。まさか私の番号があるとは思わず、発表当時テレワーク中の私は一人家で『よっしゃー!』と大声で叫んでしまいました。長期戦かもと覚悟はしたものの、3年間は長かったです。
③再現答案の作成
なぜダメだったか・よかったかの振り返りに絶対必要だと思いましたので、ダメな自分と向き合うことは辛かったですが、毎回、試験終了後の帰宅後に書き始め、翌日までに完了させるようにしました。
3度実施しましたが、再現度は向上しませんでした。ギリギリの時間までいい答案を考え、書きたいという欲が最後まで拭えませんでした。
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
【エピソード①】2次教材買い漁り
2次試験は、予備校に通っても掴みどころがなく、気になる書籍があると、どうにも我慢できず買ってしまい、教材だらけになりました。家族には無駄遣いで迷惑をかけてしまいましたが、受験勉強中は知らないことへの恐怖と、後悔したくない想いが強く、精神安定の為には必要だったのだと考え、正当化しようとしています笑。
【エピソード②】あきらめないことが大事
初受験は、令和元年度の1次試験でした。最終科目の中小企業経営・中小企業施策のときです。
他の受験生が早々と途中退出する中、全問マーク記入を終え、早く退出したい気持ちを抑え、問題に書き込んだ解答と、マークシートを見直しました。すると、1か所塗り間違いに気づき、修正・提出しました。翌日自己採点しましたが、その1マークで総合計420点に届き、1次試験通過できました。
見直しの大切さを痛感しました。最後の最後まであきらめない、ということが大事なことを心に刻みました。
【アドバイス】
2次試験2回不合格を経験したので、結果を見た時の『これからどうしよう』「また同じことをやるのか」「勉強どうしよう」などのような絶望感を知っていますし、筆記通過したときの、不合格時との激しすぎるギャップ(もちろん、嬉しい側です)も認識できました。
だから、不合格だった方で、頑張る気持ちや覚悟がかけらでもあるならば、ぜひ続けていただき、この成功体験を何年かけてでも、一人でも多く体感していただきたい、と思います。(無責任と思う方もいらっしゃると思います。ご容赦ください)
私がつまずいた2次試験ですが、回答スタイルは、100人いれば100人違うと思います。自分が納得できてやりやすく、かつ与件から逸れにくいやり方をぜひ見つけていただきたいと思います。
========ここまで========
いかがでしたでしょうか。
私も試験勉強のためにたくさんの書籍を買いました。精神安定剤ですよね。いい枕にもなりますし・・・!
様々な勉強方法がありますが、ご自身に合った方法を探してみてくださいね!
Qちゃん、合格おめでとうございます!
ご寄稿どうもありがとうございました!
以上、アヤカでした。
今日はあと3本ありますよ~!
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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