中小企業診断士関連資格 ~知的財産管理技能検定編~

アヤカ
アヤカ

こんにちは。アヤカです。
トップ画像はいつも、私が旅行先で撮った写真を使っているのですが、そろそろストックがなくなってきました。旅行に行きたい~!

今回は診断士関連資格をご紹介します。

診断士の関連資格に関する道場の過去の記事はこちら

以前ご紹介した品質管理検定(QC検定)についてはこちら

今日は知的財産管理技能検定をご紹介します。

知的財産管理技能検定とは:知的財産管理の国家試験です!

知的財産管理技能検定のホームページによると、「知的財産管理技能検定は、技能検定 (働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度)の中の「知的財産管理」という職種に関する国家試験であり、知的財産(知財)を管理(マネジメント)する技能(スキル)の習得レベルを測定・評価するものとのことです。

国家資格だったのかと、改めて気づきました。笑

国家資格ではありますが、弁理士のように独占業務はありません。

1級~3級まであります。

1級は専門分野で3つの専門分野(特許、コンテンツ、ブランド)に分かれています。

技術系の私としては特許にばかり目が向いていましたが、コンテンツやブランド分野もあり、クリエイター、デザイナー、経営企画、販売営業等の方にも役立ちそうです。

各級の出題形式と合格率

各級ともに、学科試験と実技試験があります。

実技と言っても、2級と3級は筆記試験です。1級のみ口述試験があります。

学科試験はマークシートです。

1級過去3年間の合格率の平均はなんと7~11%。難関ですね!

私が昔受験を考えたとき(約7年前)は、1級は弁理士が受ける試験であるとのネット情報を見て、2級までにしました。実際に同僚の弁理士が昨年1級に合格しており、本当に弁理士が受ける試験なんだなーと思った記憶があります。(個人的見解です。偏見入っています。)

しかしながら、今過去問を見てみると、経営戦略関連の問題もいくつか出ていておもしろそうです!

参照:国家試験 知的財産管理技能検定ホームページ第40回1級(特許専門業務)学科試験問題より抜粋

なお、1級の実技は1級の学科試験に合格しないと受験できません。実技の合格率は高めなので、1級の山は学科試験のようですね。

2級過去3年間の合格率の平均は 38%です。7年前の私は、これならがんばれそうな気がして2級を受験しました。2級は学科試験と実技試験は同時に受験できます。

2級は戦略的な問題は多くはなく、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、不正競争防止法、パリ条約あたりが出題されます。

二級知的財産管理技能士(管理業務)を取って役だったこと(役立ちそうなこと)

特許出願のとき

研究開発が本務の私の場合は特許を書くことがあります。特許出願から登録までの内容を知っていたので、知財部の方や弁理士の方とのやり取りを比較的スムーズに行えたと思っています。

知財部がない企業にお勤めの方は、自力でいろいろやらないといけないと思うので、さらに役立つと思います。

知財の知識があるという証明になること

今後診断士として知財分野での活動もしたいので、名刺やホームページ等に「二級知的財産管理技能士(管理業務)」も書こうと思っています。

そうすると1級を取るか迷うところです。勉強のベンチマークとしては良いかもしれません。しかし知名度が低めなので、1級と2級がどのくらいのレベルなのか一般の方は知らないと思うと、2級でもいいのかもと思うところです。

最後に

なじみのない方も多いかもしれませんが、もしご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、受験してみてくださいね。

なお、診断士試験の勉強中に方にはおすすめしません。

出題範囲はかぶっているのですが、少なくとも2級に関しては診断士試験の経営法務で出題される内容よりも難しいですし、診断士試験を目指すのならば診断士試験の過去問をやった方が効率的だと思います。

興味のある方は、診断士の試験勉強が終わってからチャレンジしてみてくださいね!

 

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