経営情報システムを好きになってみませんか?

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みなさん、こんにちは。池やんです。
今日も道場ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
masumiに呼ばれてきちゃいました。

 

明日はホワイトデーですね。本日私の長男8歳は、先月バレンタインデーにもらったチョコのお返しに妻と一緒にクッキー作りにチャレンジです。私は長男が作ったクッキーの味見役なのでとても楽しみです。私も学生時代は、、、つまらないから、この話の掘り下げはやめておきましょう(笑)

 

みなさん「経営情報システム」は好きですか?

 

YesとNoは半々くらいでしょうか。

似ている用語(しかもアルファベットやカタカナ)が多くて苦手意識のある方も多いと聞きますが、
現代社会では日常生活においても情報システムの重要性は増してきています。
そんな自分自身に関係の深い情報システムに前向きに取り組むことが、
試験合格後の世界と日常生活の充実に直結すると私は思います。

「苦手」でいいです。でも、「好き」になってみませんか?

そういうことで、本日は一次試験において暗記3兄弟と言われている
「経営情報システム」にスポットを当てたいと思います。

 

経営情報システムの全体像をつかむ

経営情報システムとは

中小企業診断協会が発行した2020年度(令和2年)第1次試験案内には、以下のように記載されています。

(科目設置の目的)
情報通信技術の発展、普及により、経営のあらゆる場面において情報システムの活用が重要となっており、情報通信技術に関する知識を身につける必要がある。また、情報システムを経営戦略・企業革新と結び付け、経営資源として効果的に活用できるよう適切な助言を行うとともに、必要に応じて、情報システムに関する専門家に橋渡しを行うことが想定される。このため、経営情報システム全般について、以下の内容を中心に基礎的な知識を判定する。

科目設置の目的を知ることは、
中小企業診断士として求められていることを理解するということです。
この機会にぜひ、その他の科目にも目を通してみてください。

現在は、中小企業においても何かしらITの恩恵を受けています。
私たちの生活にもスマホがあるのは当たり前ですよね。
特に新型コロナウイルス感染症の影響により対応している企業が増えたであろうテレワークはITがなければ成り立ちません。
これからの時代、ITという経営資源を効果的に活用することが、
社長の思い描く経営戦略や企業革新を実現する上で不可欠だということなのです。

つまり、みなさんが中小企業診断士として求められるのは、以下となります。
① 経営の専門家としてのITに関する一定の知見
② 企業経営者とシステムベンダ(ITの専門家)の間に立った橋渡し

さぁ、「経営情報システム」に力を入れて学習しようという気持ちになってきたんじゃありませんか?

 

経営情報システムの内容

「情報通信技術に関する基礎知識」「経営情報管理」の2つのテーマに分類されます。
出題傾向としては、それぞれ約5割ずつバランスよく出題されます。

■情報通信技術に関する基礎知識
出題内容は、以下となっております。

(1) 情報処理の基礎技術
(2) 情報処理の形態と関連技術
(3) データベースとファイル
(4) 通信ネットワーク
(5) システム性能
(6) その他情報通信技術に関する基礎的知識に関する事項

このテーマでは、技術的な、所謂ふつうのITに関する基礎知識が問われます。

■経営情報管理
出題内容は、以下となっております。

(1) 経営戦略と情報システム
(2) 情報システムの開発
(3) 情報システムの運用管理
(4) 情報システムの評価
(5) 外部情報システム資源の活用
(6) 情報システムと意思決定
(7) その他経営情報管理に関する事項

このテーマでは、
・ITを経営戦略にどう活かすか
・実際にどのように情報システムを開発、運用・維持管理するか
・情報システムへの投資対評価はどうするか
・ガイドラインや統計問題
などが問われます。

大企業に所属する方は、情報システム部がどういう仕事をしているかイメージでき、
情報システム部がない中小企業に所属する方は、こういう視点が必要なのかと参考になることは多いと思います。

 

合格率が示すこと

Ma.satoの記事(【中小企業診断士】試験データ分析(総論)〜2021年度〜)はご覧いただいたでしょうか?
エビデンスに裏付けられた記事に感銘を受けたので私も真似したいと思います(笑)

経営情報システムの過去6年間の科目合格率の推移は以下のとおりでした。

合格率推移

データ出典:中小企業診断士協会
令和2年度 第1次試験
平成30年度 第1次試験
平成29年度 第1次試験
平成28年度 第1次試験
平成27年度 第1次試験
(注)上記のとおり平成27年度から6年間の推移を掲載しています。

ご覧のとおり、合格率は最近高い傾向にありますが、
H27、28年度は難易度が高かったことが分かります。

しかし、この合格率は真の姿ではありません!

なぜなら、上記の合格率は、表に記載のとおり「試験合格者数を含まない」仮の姿だからです。

なぜか中小企業診断士協会が公表している統計データには、
「試験合格者を含めた」純粋な科目ごとの合格率が記載されておりません。
ここからは、以下の仮定のもと算出した3パターンの合格率をみていきましょう。

① 科目合格者の合格率プラス15%の1次試験合格者が合格
② 1次試験合格者の50%が合格
③ 1次試験合格者の70%が合格

上記に、明確な根拠はありません
あくまでも上記の仮定の中で、
合格率がどの程度変化するかを確認して頂くための内容であることをご承知おきください。

1次試験合格者全員が「経営情報システム」に合格しているとは考えられませんよね。
とは言え、1次試験合格者の方が科目合格者の合格率を下回っているとも思えません。
そういう思いからパターン分けしております。

① 科目合格者の合格率プラス15%の合格率で1次試験合格者が合格

 

② 1次試験合格者の50%が合格

 

③ 1次試験合格者の70%が合格

 

う~ん・・・。

難易度の高いH27、28年度に1次試験合格者の一律50%、70%が合格したとは想像しづらいですね。
H27、28年度に関しては良くて①に近い数値、もしくはそれ以下でしょうか。。。
それ以降の年度に関しては、科目合格者の合格率が20%超となっていますし、
1次試験合格者の内、50%超の方が合格していてもおかしくないのではないでしょうか。

参考までに、12代目メンバーの経営情報システムの結果は、全員60点以上だったたようです。

繰り返しになりますが、上記はあくまでも一定の仮定に基づいた合格率ですので、
参考程度にとどめてください。

いかがですか?

「1次試験合格者」を含めてみると科目合格率が上がる(その可能性が高い)ことが分かりました。
そして、この仮定は全科目共通して言えることですよね。

この合格率を見て「何とかなりそう」、と感じて頂ければ幸いです。

 

学習時の留意事項

基本となる学習方法は、全科目共通で過去問を活用したアウトプット学習重要度の高い論点をしっかりと抑えることです。
そして、以下の点が経営情報システムの学習時の留意事項です。

・「情報通信技術に関する基礎知識」で得点を稼ぐ
・アルファベット用語は正式名称で効率的かつ効果的に暗記する
・ガイドライン問題は捨てる
・統計問題は捨てる

 

ガイドラインや統計に関する問題は例年1~2問ずつ出題されています。
しかし、ここを得点源とするには膨大な学習量が必要で非効率です。
思い切って捨てる勇気を持ってみてはいかがでしょうか。

その分の学習時間をITの基礎である「情報通信技術に関する基礎知識」に充当し、
得点源にしていただきたいと思います。

アルファベット用語は、略称ではなく正式名称で暗記するのがオススメです。
先日、TAKUROの記事(私の学習計画の失敗に学ぶ(経営情報システムの話もするよ))にも書いてありましたね。

例えば、PCやスマホが何らかの処理を行う際にデータを一時的に保存する「メモリ」があります。
「メモリ」は、作業机の広さによく例えられますが、「RAM」「ROM」というキーワードがあります。

それぞれの特徴は、
RAM:データの書き換えが可能。電源を切るとデータが消去される。(揮発性)
ROM:データの読み出しのみが可能。電源を切ってもデータが消去されない。(不揮発性)
です。

しかし、ROMにも種類があり、EEPROMやフラッシュメモリのように書き換え可能なROMもあるので注意が必要です。

これらの正式名称が、
RAM:Random Access Memory
ROM:Read Only Memory
です。

いかがですか?

特にROMなんて、Read(読む)Only(だけ)Memory(メモリ)です。
これだけで意味がわかりますよね!

 

これ以外にも正式名称を把握して、効率的・効果的に暗記しましょう。

 

さいごに

本日は、「経営情報システム」に関して、以下の内容を書きました。

・合格後中小企業診断士としての活動に役立つこと
・合格率意外と高いかも!?
・学習上のポイント

今回の記事で、「経営情報システム」に対する
モチベーションの向上苦手意識の払しょくに繋がればうれしいです。

経営情報システムに関しては、過去記事が複数ありますので、
気になる方はこちらからご覧ください。

また、今回中小企業診断士協会の統計資料をちゃんと見て本当に驚きました。

なんと1次試験合格者のうち、最年長合格者は81歳。最年少合格者は16歳。本当に素晴らしい!
60代は、申込者1,018名に対して、合格者が237名。
70代は、申込者121名に対して、合格者が20名もいらっしゃいます。

合格していることはもちろん素晴らしいのですが、
御年関係なく、診断士試験の学習をされて挑んでいらっしゃる事実。
私がその年齢になった際に同じことが出来るかと聞かれば答え難い。学生時代なんて遊んでばかりでした。
本当に尊敬の念しかありません!

そして、負けたくない!でしょ?

みなさんのハートに刺激を与えられた、と信じています。

また、こんな記事が読みたい!こんなことで悩んでいるんだけど。。。といった方からの
質問箱もしくはコメント、大募集しております!

次回は、引き続き「経営情報システム」の記事を執筆予定です。

明日は、12代目の監査役よがです。お楽しみに!!!

またね~

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