自己紹介&合格者の傾向と受験対策 by masumi
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昨日の福島・宮城での地震で被害に合われた方、謹んでお見舞い申し上げます。また、大変不安な夜を過ごされたと思います。一日も早く日常を取り戻されることをお祈りいたします。
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今日はバレンタインデーですね。みなさんはどんな思い出がありますか?
私はバレンタインデーといえば・・・デパ地下のバレンタインコーナーをハシゴして、おいしく試食をいただくのが楽しみでした。
ただこの時期に調子に乗ってチョコを食べすぎ、太る、ニキビで肌が荒れる、という犠牲を払っておりましたが。。。。
こんなバレンタインデーのほろ苦い(?)話はこれくらいにしまして、初回の今日は、私の自己紹介と、「今から勉強を始めても1次試験に間に合う?「どんな人が合格してるの?」という漠然とした疑問に、ざっくりとお答えしたいと思います。
ではなぜ短期間の勉強で合格できたのか、私が考える『合格者の傾向と受験対策』をお伝えします。
もちろん短期間ではなく長期戦でじっくり計画的に勉強を進めてもOK!どちらにしても、参考にできるところを取り入れていただければと思います。
☆★☆もくじ☆★☆
1.自己紹介
-1 基本情報
-2 受験動機
-3 好きなもの
-4 苦手なもの
-5 受験情報
2.合格者の傾向と受験対策
-1 本気の決断をしている
-2 自分のトリセツを持っている-ノウハウ編
-3 自分のトリセツを持っている-メンタル編
-4 自分を信じる
1 基本情報|
・43歳/女性
・横浜市在住/19歳のムスメとふたり暮らし
・建設関連メーカー勤務/営業職
2 受験動機|
仕事上、取引先の営業支援研修や売上アップの施策などの提案営業をしています。
⇒取引先メーカーの営業という立場では出来る事が限られている。
もっと専門性を持って担当客先の為になる提案がしたい。
⇒新しいことに取り組み、視野を広げたいけれど今の延長線上では難しい。
(いろいろ事情がありましてね)
⇒転職してもっと視野を広げたい。
どうせならやりたかったコンサルタント系の会社に行きたい。
人事異動のタイミングに合わせよう。
(↑これが2月末ごろで完全にタイミングを逃した)
⇒転職のタイミングまで自分で勉強しよう。どうせなら資格をとろう。
(40代で未経験は条件が厳しすぎるし)
ということで、勉強をスタートしたのが2020年3月10日でした。
ひき肉料理の研究(麻婆豆腐とハンバーグは極めている)
4 苦手な事|
SNS全般/IT/早起き/腕立て(ギリ3回出来る)/柔軟/
歌う事(気づくと鼻歌を歌っているが多分音程は外れている)
5 受験情報|
●1次試験/通信講座(スタディング)50%、独学50%
・学習時間 750時間くらい
・得点/経済:80、財務:60、企業経営:69、運営管理:69、法務:68
情報システム:72、中小政策:84 合計502点(←得点開示したので自己採点時とずれがあります)
●2次試験/通信講座(スタディング)20%、独学80%
・学習時間 300時間くらい
・得点/事例Ⅰ:64、事例Ⅱ:61、事例Ⅲ:60、事例Ⅳ:73 合計258点
(全部平均的で器用貧乏が出ちゃってるけど・・受かれば良し)
ざっくり言うと、40代のフツーの会社員。専門知識も無いし、ポテンシャルもフツーです。ただ、新しいことを知る、知識を身に付けるのが好きで、ハマるとのめり込む性格です。仕事以外で人と関わるのがあまり得意ではないので、独りでいるのも好きだし勉強も独りで黙々としたい人でした。
でした、というのは診断士試験に合格してから変わったからです。先輩診断士や同期と交流する機会があり、みんな前向きに自分の目標のために頑張ってきた人たちばかりで、とても新鮮で刺激的です。こんなSNSひきこもりの私でも変わるものですね。
冒頭ご紹介した通り私は4カ月ほどの勉強で1次試験に合格しましたが、12代目のメンバーには同じくらいのタイミングでスタートしたメンバーが実は何人もいます。と~しやアヤカも3月、Ma.satoは4月スタートです。通常、診断士の勉強は1年弱の期間で1000時間程度が必要だと言われていますので、期間だけ見るととても短期間ですよね。では「なぜ短期間の勉強で合格できたのか」について私なりの考察と、それを踏まえた合格のための対策をお伝えしていこうと思います。
ただここで言いたいのは、短期間で合格したから良い、ということでは全くありません。多年度生には、ストレート生にない、根気強さや悔しさを乗り越えたメンタルがあり、その経験は、中小企業に寄り添った提案をする上でとても重要な要素であると思います。ですから、多年度の経験は財産として絶対に活かせると思いますのでぜひ自分の強みにしてください。
では、さっそく『合格者の傾向と受験対策』についてお伝えしていきます!
1.本気の決断をしている
本気の決断とは、生活スタイルを変える覚悟です。
きっとみなさん、仕事や日頃の生活で忙しくしていることでしょう。ですから、まとまった時間が取れた時に勉強しようという感覚だと、なかなか進まないです。それぞれ自由に使える時間は違いますが、その限られた自分の時間を全て勉強時間に充てるくらいの覚悟で、でっかいやる気スイッチをバッチーンと押すイメージです。合格者は間違いなくこのスイッチを思いっきり押しています。
そのためには、頑張る理由が大切です。なぜ診断士試験を受けるのか、合格の先に何を求めているのか、じっくり考えてみてください。言葉にすることの他、具体的に✨キラキラとしたイメージ、ワクワクする何かがあると勉強が楽しくなると思います。
ちなみに私の場合は、上記の受験動機はもちろん、その他に「診断士って”先生”なんだ!」と気づき、昔から”先生”と呼ばれてみたい願望があったので、ひそかに✨『masumi先生』✨と呟いてひとりでニヤケていました。(←怖すぎる)
12代目の合格体験記でも、具体的イメージを挙げている人がたくさんいます。
そして、スイッチを押したら、1日のタイムスケジュールを見直して、自分にはどれくらい勉強する時間があるか、隙間時間はどれくらいか、何かをやめて勉強時間に充てられるか、を考えます。一見時間が無いようでも、ひでさんやなゆたのように細切れ時間を活用したり、早起きしたり、カフェを使ったりと、それぞれ自分に出来る、自分に合った方法があります。「自分に出来る」の基準ですが、「これが自分の全力か?」という視点で考えてみてください。全力を出したらもっと時間を捻出出来るかもしれません。これは道場の基本理念4.ストイック勉強法:時間は「できるもの」ではなく「つくるもの」でも同じことをお伝えしていますね。
一般的に「生活習慣は3週間で慣れる」と言われているので、最初はきつくてもとにかく3週間、と思って本気を出して続けてみてください。私も実際に3週間で慣れましたのでオススメです。
2.自分のトリセツを持っている-ノウハウ編
自分のトリセツとは、「自分の取り扱い説明書」という意味ですが、これは勉強法(ノウハウ)とメンタル(モチベーション)に分かれます。
まず勉強法ですが、効率的に勉強するために自分にはどんな勉強方法(テキストをまとめるのか、過去問をいきなりやるのか、どんな参考書や問題集を使うのかなど)が合っているかが分かっていることはとても大切なことです。
一般的には、勉強しながら試行錯誤していくことになります。予備校通学の人も、予備校の教材だけでいいか、他にも必要か、と迷うことはありますよね。特に1次試験は7科目あり、内容も暗記系やら理解系、計算もあり多種多様です。
ですから、全ての科目それぞれに「これでいこう。」とに落ち着くまでにかなりの時間を要します。
アヤカやMa.Satoのような勉強時間の少ない合格者は、これまでの受験経験から、自分に合う勉強法はある程度分かっていたと思われます。勉強法を試行錯誤する期間が短いので短期間の勉強で合格が出来るというわけです。
または、勉強法の試行錯誤をとにかく高速でやり、早い段階でしっくりくる方法に辿り着けると短期間の勉強でも合格できると思います。そして決まった後にどれくらい勉強できたかで点数が変わってきます。おそらく1次試験で高得点をとっているのきは、勉強法の発見も早く、その後の勉強量も多かったのではないかと思います。
また、正解の分からない2次試験の勉強においては「何をどう活用すれば良いか」で迷う人が多いです。予備校生は比較的情報共有や方向性がつかみやすいように思いますが、よがのように途中で予備校の活用方法が間違っていたと気付き、軌道修正して自分の勉強スタイルを見つけることが合格に繋がる場合もあります。
新しい勉強のスタート時は、内容を覚えることももちろんですが、科目ごとの特徴と自分との相性を踏まえて、自分の勉強方法をしっかり見つけることが大切だと思います。
「元々自分には勉強法のベースが無い」という人でも大丈夫です。そのためにこの一発道場をフル活用してください。合格体験記には勉強法のヒントがたくさんありますので、きっとピンとくるものがあるはずです。ちなみに私の場合は、1次試験の時に道場ブログを知らなかったため、とにかく自力で試行錯誤を高速で繰り返したパターンです😂。具体的方法は次回以降お伝えしていきます!
3.自分のトリセツを持っている-メンタル編
メンタル編のトリセツを持っているとは、どうやったら自分は動かざるを得ないか(勉強せざるを得ないか)を知っていいて、それを活用しているということです。
ひとそれぞれですが、例えばと~しのようにStudyPlusで勉強仲間と繋がることで当たり前の基準を上げたり、にのみのように周りに宣言することで自分を追い込んだりと、うまく自分の性格を活用しています。TAKUROのように「 苦手なのは勉強が足りないから」というような考えを持っていることも、苦手科目をもっとやろう、と自分を動かす原動力になっていますよね。
また、こんちゃんのように、うまく漫画や散歩などを取り入れて計画的にリフレッシュして集中力を上げたり、勉強会でモチベーションを上げるというのもトリセツのひとつです。
私の場合は、「迷っていることは出来ること」と「プラスの選択」ということをよく考えていました。今日は疲れたから勉強やるのどうしようか、と頭に浮かんだら、「いや、迷っている時点で出来るな。やるかやらないか、望む結果のためには『やる』だよね」という思考回路で、プラスの方を選ぶことを意識していました。
何時に起きるか、勉強会に参加するか、人のアドバイスを聞くか、など、人生は常に小さな選択の繰り返しです。そんな時、少しでもいいから自分の目指す方向にとってブラスに進もう、と考えて行動を選択すれば、最終的には目標地点に届くと思うのです。あまり無理せず少しでもいい、というのがコツです。もちろん、自分にとってのプラスはそれぞれで、時には何もしないで寝ることがプラスになることもあると思います。
自分のトリセツが思い当たらないな、という人は、「なぜ自分はこうしたのか?」と自分の気持ちが動いた理由を日頃から考えているときっと見つかると思います。
ちなみに、私は2次試験、全く勉強会に参加せず、模試も受けていないので誰からも自分の解答を評価されずに試験に臨みました。びっくりされるのですが、理由は単純で、存在を知らなかったから😅。
ただそれでも受かったのは、きっとこの「なぜ自分はこうしたのか?」という問いを常にしがちだったからだと思います。(例えばなぜ毎日筋トレすると決めたのに続かなかったのか?や、ではなぜウォーキングは続いたのか?など、うまくいった時とそうでなかった時の違いは何なのか、などです。)
実はこの問いは、特に2次試験の事例Ⅰ、事例Ⅱで活かせます。事例Ⅰの「社員を動かすためにはどうするか」や、事例Ⅱの「顧客の気持ちをつかむためにはどうするか」というのは人の気持ちが動く理由が分かっていると答えやすいからです。人の気持ちが動く理由の前にはまず自分の気持ちが動く理由を知ることが近道だと思うのです。ですからぜひ、日頃から意識して自分研究をしてみてください。比較的みんなに使えるコツなどもありますので、それは次回以降お伝えしていきます!
4.自分を信じる
これは、様々な人の勉強法、アドバイス等、たくさんの情報を手に入れることが出来ると思いますが、素直に取り入れてみて、「なんか違うな」と思うものは気切り替えたり、自分流にカスタマイズしていいんだ、ということです。池やんの体験記でも同様のことを言っていますね。
2.自分のトリセツ=ノウハウ編とも関連しますね。
私の場合は通信講座の耳からの学習法が覚えた感じがしなかったので早々にやめて、自分でテキストを黙々と読むことにしました。(←動画の通信講座の意味が全くない)
自分が使っているテキストの解答にしっくりこないことも、予備校の解答に納得出来ない場合もあると思いますし、みんながいいと言う方法が自分だけ合わないこともあります。こう言われたからやったのにうまくいかなかった、予備校で教わった通りにやってもダメだった、と何かのせいにしても悔しい思いをするのは自分です。
自分がいいと思ったものを取り入れ、違うと思うならやめる、と自分の感覚に従うことも大切です。
5.まとめ
ここまで『合格者の傾向と受験対策』についてお話してきました。受験体験記は
2.自分のトリセツを持っている(ノウハウ・メンタル)
3.自分を信じる
という点を気にして読んでみると自分に取り入れられる要素が整理できるかと思いますのでぜひお試しください!🖐
「中小企業診断士試験」の目的は、診断士試験の募集案内には
1次試験:「中小企業診断士となるのに必要な学識を有するかどうかを判定すること」
2次試験:「中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定すること」とあり
(令和2年度中小企業診断士1次試験案内/2次試験案内より引用:公式サイト)
1次試験=基礎知識、2次試験=応用力 を試される試験ではありますが
私はそれぞれに裏テーマがあるのではないか😏と思っています。(←あくまで個人的見解です)
それがこちらです。👇この戦いに勝った人が合格するのではないかと思うのです。
⇒診断士として様々な種類の課題に対して、多様なアプローチで試行錯誤を繰り返して解決に導ける力とメンタルが必要だから
●2次試験:正解の分からない問題に対し、出題の意図を汲み取り、対策が取れるようになる=情報戦
⇒診断士として、多方面から情報収集し、情報を精査する力やコミュニケーション力が必要だから。
そう考えると2次試験で正解が発表されないのも意味があるように思えてきますね。
深読みしすぎかもしれませんが・・・
以上、初回から長文失礼しました。お付き合いいただきありがとうございました😀!
明日は、すでにフリーで活躍している財務のプロ、池やんです。
経営に関する知識も豊富で頼りになる存在の池やんの記事をお楽しみに😊!
ここから進化していったmasumiのその他の記事を読む ⇒masumi記事一覧
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はじめまして。
7月にあるであろう試験を目指し、初挑戦で取り組んでいます。
ブレやすい正確なので「自分のトリセツ」を大切にしています。
すごく共感できる記事でした!!
私も同じくスタディングと独学のハイブリッドなので、使用教材/補助教材など今後の記事でぜひよろしくおねがいします!!
これから1年間受験情報を参考にさせていただきつつ、日々のモチベーションとさせて頂きますので宜しくおねがいします。
いーちゃんさん
はじめまして。コメントありがとうございます!!
スタディングはいつでもどこでも練習問題、過去問が手軽に出来るところがいいですよね。
アウトプット中心に構成されていると思うので、知識の補完にに使ったものなど今後ご紹介していきますね!(←出来るだけ安上がりで!)
通信&独学は自分のペースで進められる反面、モチベーションの維持や情報収集で苦労することもあると思いますが、1次試験前の段階で一発合格道場に出会えているのはとってもプラスだと思います!!私は2次試験まで道場の存在を知らなかったので、もっと早く知っていたらあんなに苦労してなかったのに・・・( ;∀;)と思っています。
参考になる記事がたくさんあるので、行き詰った時には検索してみてください。きっと助けになってくれます!
私もこれからみなさんのお役に立てるよう頑張ります!1年間どうぞよろしくお願いします!(^^
はじめまして。
すごいですね。ついに1次試験500点超え、2次オールAの方が来ましたね。
点数的に言えば完勝ですね。しかも短期間で。これはすごすぎますよ。
本気の決断ですよね。確かにそうだと思います。
僕は関西に住んでますが、TACの関西の講師でもストレートで合格された方がいます。その講師が言うには、受験生時代はお酒を一滴も飲まなかったそうです。付き合いもすべて断り、仕事と寝る以外はすべて勉強に充てていたそうです。多分、でっかいやる気スイッチをバッチーンと押していたんでしょうね。
結果がダメでもポジティブに捉え、受け身にならず自主的に動く。理解よりも問題が解けるようになることを重視する、ということも言ってました。
やはりストレート合格される方は、ある程度共通のメンタルがあるんですね。僕も見習いたいです。
これからよろしくお願いします。
サトシさん
コメントありがとうございます!(^^
私の場合は、コロナ禍で在宅勤務だったため比較的勉強時間が取れたのでなんとかなったようなものです。
確かに、仕事と家事と睡眠、そのた必要最低限の日常生活以外、ずっと勉強していたイメージですが、試験まで日が足りない、という要素があってそこまで集中して取り組めた部分もあります。
思うように進まなかったり、なかなか理解出来なかったり、期待の結果が出なかったりしても、必ず前進していることに違いは無いと思います。ポジティブに捉えること、とても大事なことですよね。
サトシさんのメンバーへのコメント、みんなが伝えたいことやそれぞれの良いところをすごく良く考えて伝えていただいて、本当にすごいと思います。ありがとうございます!
これから1年どうぞよろしくお願いします。(^^)