【合格体験記】刷り込み&過去問やりすぎからの応用力強化で見事合格!ハルさん

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2021年1月16日(土)午後予定

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おはようございます。さとまるです。いろいろな意味で長かった2020年が終わりました。そして迎えた新しい年、あなたはどんな年にしたいですか?世の中の変化に煩わされることの多い昨今ですが、おぼろげでも自分がたどり着きたい目標を北極星に据えて、見失わずに進んでいきたいですね。

一発合格道場では、今日から1ヶ月にわたり、令和2年度の受験体験記を掲載します。合格、不合格に関わらず、そして地域や年齢を問わず、今年もたくさんの受験生の方々から体験記を送っていただきました。 受験動機や今後の展望について、一受験生の物語として読むも吉、勉強法について、パクってカスタマイズ!するために読むも吉。

さて本日は、3本の受験体験記をご紹介したいと思います。トップバッターは真っ先に受験体験記を送ってくださったハルさんからです。

ハルさんは、将来の地方移住を見据えた時に、専門性が高いと言える分野が自分にないコンプレックスを感じていたものの、診断士の幅広い分野を問われる試験内容を見た際に、突出した専門性を持たない自分を肯定された気がして、受験を決められたそうです。

それでは、どうぞ!

========ここから========

(0)受験生情報

HN…ハル 年齢…43歳♂

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

「ひたすら繰り返して刷り込ませるスタイル」です。

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

自分のこれからの人生を考えたときに 自分の能力を一言で表せる何かが欲しかった からです。

将来は地方移住したいけど、地方で自分に何ができるのか考えました。今の会社は20年以上勤めていて、現場からバックオフィス全般、新規事業から経営企画まで全て経験した一方、専門性が高いと言える分野が自分にないコンプレックスがありました。

それを埋めるべく何となく資格取得も考えて色々見ていたとき、中小企業診断士という資格が目に入りました。 幅広い分野を問われる試験内容を見て、突出した専門性を持たない自分を肯定された 気がしました。自分のような働き方をしてきた人間のためにある資格だと確信し、受験を決意しました。

(3)学習開始時の知識・保有資格

特にありませんでした。得意科目も特にありません。苦手科目は事例Ⅱです。模試でもことごとく低得点をたたき続けました。

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

1年目は予備校(TAC)通学。2年目(2次のみ)は独学です。一発合格道場は毎日見続け、過去投稿も相当掘りました。

予備校通学のメリットは、仲間ができることと、自分の相対的立ち位置が分かること、勉強のペースメーカーとなることだと思います。

デメリットは、受講料を相応の投資と考えると特にありません。ただ、同じ予備校に2年連続で通うのは、予備校ごとのクセが強いため、そのクセに染まらない、色々な出題の仕方に慣れるべきという意味で、避けたほうが良いと思います。

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

受験回数は、1次が1回、2次が2回です。

学習時間は、1年目1次が750時間、2次が300時間。2年目は2次のみで700時間でした。1週間に15時間(平日2時間、土日合わせて5時間)を目標にしていました。

毎日5時に起きて7時には会社に着き、先に仕事を終わらせてできるだけ定時で帰り、昼休みと就業後を学習時間に当てていました。通勤電車では集中して勉強することができず、ずっとネットフリックスでアニメや映画を見ていました。

趣味の旅行やキャンプも普通に行っていましたが、必ず勉強道具を持っていき、旅館でも泊まった翌日の朝6時から朝食までの間に勉強するなどして、勉強しない日を1日も作りませんでした。

とにかく理屈抜きで「勉強ゼロの日を作らない!」と決めていました。 もちろん、妻や子供たちからは白い目で見られました。

(6)合格までの学習法

<1次>

道場サイトで見た 「①橋げた理論②答練重視論③アウトプット・スピ問重視論④ストイック勉強論」 をそのまま再現しました。
https://rmc-oden.com/blog/archives/728

TACで配布される問題集とスピ問を、各教科10周ずつくらい解きました。最初は答えが分からないのですが、分からないものはすぐ答えを見て、付箋を貼って次に進みました。付箋だらけになりました。何周も解くので徐々に答えを覚えていきます。解けたものは付箋を外します。7~8周も解くとTAC問題集とスピ問の付箋がほぼ外れたので、その段階で過去問を解き始めました。スピ問でA問題はほぼ網羅されているので、過去問も初回から6割以上解けました。

TACの答練でも平均80点弱をキープ、1次試験では7科目で497点と、危なげなく通過できました。道場サイトの記事の凄さに感動しました。

<2次>

1年目はTAC演習と過去問を行いましたが、TAC演習はその解答や解説に納得のいかないことが多く、過去問中心にシフトし、過去10年分を各事例30~40回ずつくらい解きました。

あまりにもやり過ぎて過去問の傾向から離れられなくなり 、R1年2次試験では過去問にない問われ方をした問題で焦ってしまい、納得のいくパフォーマンスが発揮できませんでした。また、 過去問の傾向と少し変えて出題してきていると感じ、過去問をひたすら繰り返して刷り込ませるスタイルの限界 を感じました。

2年目は独学でしたが、1年目でやったTACの演習問題や模試に加え、TAC以外の模試を受験したり、勉強仲間から入手したTBCやAAS、MMC等の予備校の問題を解いたりして、過去問の比率を下げました。

他校はTAC以上にクセが強く、本当に意味があるのかを自問自答しながら解きましたが、結果的にこれが新しい問われ方にも焦らず対応できたことにつながりました。

また、2年目は特に事例Ⅳに力を入れました。1年目は事例Ⅰ~Ⅲの手ごたえが全くなかったにも関わらずA~B評価だったので、人によってそこまで差がつかないものだと思いました。

ということは、事例Ⅳで差を付けるしかないということで、勉強時間の半分弱を事例Ⅳに当てました。過去10年分はほぼ100点取れるようになり、各予備校の模試も事例Ⅳを特に繰り返しやり込みました。

R2年は2次筆記を通過できましたが、 勝因は「幅広い予備校の問題に触れた」「徹底した事例Ⅳのやり込み」の2つに尽きると思います。

ちなみに再現答案は、2次試験当日の記憶が夜の時点で吹き飛んでおり、作れませんでした…。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

私も当初はストレートで一発合格してやろうと思っていました。でも、やってみて分かったのは、それは相当ハードルが高いということです。なので、無理せず2~3年かけて受かろうとするくらいがちょうど良い気がしています。 多分ひと通り診断士の勉強をするだけで相当レベルが上がると思うので、目的意識を強く保つことと楽しみながら行うことが大事な気がします。

もし本気でストレート合格を狙うのであれば、1次の勉強はほどほどにして、早期から2次事例を解き始めることをお勧めします。一般人にとっては、1次合格後の2か月弱では到底時間が足りないので…。

あとは 事例Ⅳの徹底強化でしょうか。事例Ⅳだけは答えが明確なのでレベルアップが実感できるし、R2の傾向からも、基礎をしっかり持ちつつ応用力が必要になってくるので、とにかく様々な種類の問題を多くこなし、武器にできると良いかと思います。「NPVは後回し」という考えはもう通用しません。

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。

一次試験は、道場の「①橋げた理論②答練重視論③アウトプット・スピ問重視論④ストイック勉強論」を参考に、刷り込みで突破されたとのこと、大変嬉しく思います!

また、二次試験では、過去問のやり込み(過去10年分を各事例30~40回ずつとは、驚異的ですね!)により、過去問から離れられなくなっていたところを、各予備校の問題を活用し、過去問にない新しい問われ方にも焦らず対応できるようになったそうです。

一次試験は刷り込み式で突破できても、二次試験は巧みに過去問の傾向を外して来るので、如何に応用力を身につけていくかが一次試験と違って難しいところです。 一次試験と二次試験の違いについての気づき、二次試験に求められる応用力の確立が、2次筆記試験の突破に繋がった ように感じました。

ハルさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、さとまるでした。


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