受験スタートアップセミナー開催報告
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口述セミナー@オンラインのお知らせ
セミナー日:2020年12月12日(土)14時開始
募集開始日:2020年12月11日(金)昼12時~
当日の時間などの詳細はコチラ
※今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、
直接対面による口述セミナーは行いません。
あらかじめご了承ください。
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おはようございます。さとまるです。本日は、日曜日に開催した中小企業診断士受験スタートアップセミナーの開催報告をお届けします。
日曜日の夜という時間帯にも関わらず、遅くまでご参加くださりありがとうございました!各種都合で参加できなかった方もいらっしゃると思うので、ダイジェスト版でお送りしたいと思います。なお当日のレジュメは配布しませんので、追加のご質問などありましたら、お気軽にコメント欄へどうぞ!
セミナー当日は11代目道場メンバーに加え、9代目きゃっしい、きゃず、へんりー、そして初代ハカセを交え、主にこの時期勉強を始めたばかりの初学者や受験を迷っている方を対象に、受験勉強の相談や、資格の活用法の質問について幅広くお答えしました。
一部の方を除き、診断士を取得するには年単位の時間がかかり、途中で挫折することが多いという話をよく聞きます。また、受験生や合格者を問わず、資格をとっても何に使えるかわからないという話もよく聞きます。勉強を始める時点で、資格取得後の具体的なイメージを持っておくと、その後の受験勉強が捗るのではないか?合格後こんなはずじゃなかったという資格に対する理解のミスマッチも防げるのではないか?という考えで本セミナーを企画した次第です。
それではさっそく行ってみましょう!
part.1:中小企業診断士とは?
中小企業の定義、意義についておべんとくんからの解説でした。
ヒトモノカネが乏しい中小企業。しかし、日本の企業数の99.7%(2016年経済センサス調査)は中小企業であり、地域社会を支える存在として、重要な役割を担っています。
社会的意義が大きい中小企業の事業環境を様々な角度から支援することが中小企業診断士の役割であり、その役割を果たすことが社会貢献につながるのではないでしょうか。
part.2:資格活用の実際
じゃあ、実際中小企業診断士の資格を活用してどんなことができるの?という点について、さとまるからの解説と、道場メンバーによる事例紹介でした。
11代目へのアンケート結果
さとまるの周囲では、会社で推奨している割には、取得後更新するだけ(資格として使っていない)とか、失効してしまった方が多くおり、また経営なんて勉強よりも実戦で身につくものでしょ?という意見も聞きました。
ただ、11代目道場メンバーにアンケートを取ると、現在の仕事に活かしている(新規事業など担当する仕事の幅が拡がった、経営の視点から担当する仕事の高度化が図れた)、社内評価が上がったという意見のほか、社外の仕事や転職に活きたという意見もありました。その他、診断士の人脈が広がったことで、本業の価値を再認識した、見識が広がったという意見もありました。
また、資格を活かした具体的な活動を見いてみると、人事・労務支援、財務支援、Webマーケティング、データ分析販促支援など、本業や趣味で培ったスキルを診断士に掛け合わせて副業など社外活動をしている例、その他、補助金の申請支援に携わったメンバーも多かったです。
もちろん、知識だけで経営はできず、経験が伴ってナンボ、という側面はあります。ただ、診断士の勉強を通して、多くの社会人が経験し難いが、企業経営上重要な視点(経営層の視点など)を知識として体系的に身につけるというのは非常に価値のあることだと思います。もちろん、得られた知識が陳腐化しないように、社内外の実戦の場で学び直す、アップデートを続けて使える知識をストックし続けることも必要だと思います。
自分のどんな強みと診断士の資格を掛け合わせて、どんなキャリアを進みたいかを具体的にイメージしてみると勉強のモチベーションが維持できるし、その後の診断士活動が充実するかもしれませんよ。
資格活用事例紹介
その後、11代目から具体的な資格活用事例についての紹介がありました。
- 社内新規事業✖️診断士(さとまる)
- IT✖️診断士(3ch)
- 転職✖️診断士(かーな)
- 副業✖️診断士(おべんとくん)
- 補助金✖️診断士(ぴ。)
- 診断士協会✖️診断士(べりー)
part.3 受験勉強の実際
なんだか活用できそうな資格のように思えてきた、では実際勉強どう進めるの?という点について、CKからの解説でした。
ざっくりスケジュール
GWまでは、最初の勢いで、7科目しっかり基礎固め。これで5割取れる。
GWから1次試験までは、複数科目同時学習して、過去問制覇! 5割を6〜7割へ。
7月〜2次(筆記)試験では、1次知識をもとに問題文に素直に解答する。過去問でトレーニング。そして、解き方やヒントは道場ブログに満載!
1次試験に向けて
まず1次試験に向けては、道場の橋げた理論を実践してみるべし。Q&Aコーナーでも多く質問をいただきましたが、「7科目、多すぎ。忘れる。」という状態でも、基礎(橋げた)が固まっていれば、橋板は落ちても(知識を忘れても)短時間でかけ直せ(得点力を回復)ます。
基本的には「知識」の試験です。経済学や財務会計などで、計算や処理を行う問題が出るが、解法の暗記でも対応可能。暗記や勉強量でクリアでき、やればやるだけ点数が上がるので、結構楽しい!
まとめ
診断士試験は学習内容も面白く、学習過程もスポーツのように楽しめると思います。
「楽しめるヤツが一番強い」
是非、楽しみながら学習してください!
part.4 Q&Aコーナー
ここからは、道場メンバーが参加者のみなさんの質問に回答するコーナーです。以下に当日のQ&Aを掲載します。考え方は人それぞれですが、参考にしてみてくださいね。
資格について
勉強法全般について
A:1次試験の独学はそんなに珍しい話ではない。ただ、2次試験は模範解答が公表されず、また相対試験と言われており、自分の解答のレベルがわかりにくいので、独学よりも勉強会なり予備校なりで他者の目でチェックしてもらう機会を作ると良い。
A:時間がなかったのでモチベーション云々を考えていられなかった。追い詰められるとモチベーションで迷わなくなります(笑)
A:初見の問題を間違えたら、次は絶対に間違えないという気持ちで徹底的に復習する。その時は大変だが、二度と間違えなければ結果的に時短になる。
私は簿記2級やビジ法などを時間が無い中で学習したが、結局診断士試験のほうが難しいので、遠回りになった失敗体験がある。先ずは診断士試験のテキストや過去問に特化して勉強することをオススメする。
A:得意科目かつ2次に関連がある経営と財務+暗記科目の法務であればその3科目だけで勝負して良いと思う。負荷が軽くなる分、2次対策を並行すると良い。1次は難易化の波が科目ごとであるため、科目合格の活用は最終的には自分の判断。
個別科目(財務、経済、法務、中小)について
おすすめの書籍は、世界一楽しい決算書の読み方です。
A: 自分もまとめシートを参考にした。テキストに書いてある順序では覚えにくい箇所もあるが、まとめシートのように表にしてまとめると視覚的にも入ってきやすいし、覚えやすい。それと法務は経営者目線で「こういうときに企業を守るためにこういう会社法はこうなっているのか」とかみ砕いていくと理解しやすい。
A:自分は教科書的なスピテキが苦手でまとめシートがおススメ。中小企業経営も政策も暗記しやすいようイラストや表が活用されている。後編は法務やシステムなど暗記系が集約されているのでお得。
2次試験について
今回のセミナーでは、特に資格活用の具体的事例をもっと記事化して欲しい!という声をいただきました。今後の記事に活かしていきたいと思いますので、お楽しみに。
以上、さとまるでした!
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セミナーに参加させていただきました。
勉強方法や資格の活かし方など気になっていた点だったので、とても充実した時間となりました!
また、質問にも丁寧に答えてくださりありがとうございました。
資格取得後の先を見据えながら、全力で勉強を楽しみます!
りゅういちさま
セミナーへのご参加、ありがとうございました!気になっていた点を解消できてよかったです。目的を持って勉強すると、勉強への取り組み方も変わってくると思います。資格取得が次のステップへのドアとなりますように、応援しております!
先日はセミナーに参加させていただきありがとうございました!記事にて他のグループの質問も確認することができ、勉強になりました。
、本当にこのままで進めていいのかな?と不安もあったのでとても励まされました。
さとまるさんはじめ、道場メンバーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもブログ楽しみにつつ勉強がんばります(^^)
皆さんもお身体大切にしてください。
ゆきのさま
セミナーへのご参加、ありがとうございました!来年の試験まではまだ時間があります。この時期に道場記事に出会えたことは、きっとラッキーだと思いますよ。私は一回目の1次試験の3ヶ月くらい前に道場の存在に気づき、この情報早く知りたかった!という記事にたくさん出会いました。翌年は記事&セミナーを活用して合格することができました。
ぜひ道場を使い倒す勢いで、勉強されたらいいと思います。応援しておりますよ〜!