さいちゃんの「超直前期」試験対策【中小企業診断士2次試験】
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本日もアクセスありがとうございます!さいちゃんです。
刻一刻と2次試験本番が近づいています。いよいよ試験本番モードの超直前期です。
受験票の発送が10/12予定とのことで、まだ受験会場はわからないようですね。
場所によっては近隣の方でもホテルの確保が必要になるかもしれません。スケジュールに入れて確実に対応したいところです。
さて、今回はさいちゃんが2次試験の2週間前にやっていたこと、やった方が良かったこと4件を紹介します。
私の記事では普段は成功体験ばかり書いていますが、実際にはその何倍以上も失敗しています。ただし、一度失敗したと思ったらすぐに間違いを認識して次のアクションに移行することで、時間のロスを最小限にとどめようとしていました。残り2週間と少しの状況で、時間のロスは痛いです。新しいことに手を出す場合は残り時間を意識し、必要性を吟味してみましょう。
やってよかった、やった方がよかったことまとめ1.試験本番で絶対にやるべきこと、想起すべきことを簡潔に書いておく
2.毎日同じペースで事例を解く
3.2次試験で必要な知識がまとめてある記事を読む
4.準備できることは準備しておく
以下で実体験を交えながらまとめていきます。
1.試験本番で絶対にやるべきこと、想起すべきことを簡潔に書いておく(失敗の反省)
試験本番、初めて受験される方にとっては想像を超える極限状態になります。私の場合は、緊張感とともに武者震いのような感覚になり、少しふわふわしていました。
試験直前の少しの時間で、テキストやミスノートを見直しましたが、なぜかいつものように頭に入ってきません。情報が目から入った後どこにも引っかかることなく出ていくイメージです。試験直前に目を通すものはできるだけシンプルに、削ぎ落とした内容ならどこかに引っかかったのではないかと振り返っています。さらに、私のミスノートが特定の事例に当てはまるような具体的な内容を書いていたため、過去に解いた問題の解答に引っ張られる危険性もありました。
以上の経験から、試験直前に目を通す情報としては、知識面はできるだけ抽象的な内容にとどめ、プロセス面はシンプルで具体的な内容を記載しておけば、より効果的だったのではないかと反省しています。
例を挙げると、知識面は思い浮かべるべき各事例ごとのフレームワーク等をまとめておいたり、
試験開始直後にホチキスを外す、マーカーを〇本準備する、受験番号を書く、といった試験の基本プロセスは、具体的かつ明確に記載しておくことで解釈をする余地をなくして淡々と実行する指示書のようなものにしておきます。何度か演習を重ねて情報のブラッシュアップが必要となるでしょう。
2.毎日同じペースで事例を解く(成功例)
私はまとまった勉強時間を取りにくい環境だったため、無理のないペースで事例を解いて解法を毎日しみこませていました。1日でも事例を解かないとプロセスを忘れてしまったり、1日何事例も無理に解いてしまうと、せっかく身に着けたプロセスがおろそかになると考えていたためです。いつものルーティンで目の前の事例に取り組むことを意識することで、しっかりとした解答プロセスを築くことができたと思います。時間に余裕がある方は、土日に本試験を模擬して4事例解くのも良いでしょうが、基本は1事例を全力で取り組みすぐに復習をすることです。
私の場合は模試や演習で結果が出ていませんでしたが、今から大きく変わったことを取り入れるのはリスクが高いので、自分で設定した解答プロセスを信じてそのままを出し切ることを意識していました。また、予備校の採点基準と2次試験の試験委員の設定した基準が異なる可能性があるので、自分が納得したプロセスで臨んだ方が本番での成功可能性が高まると考えていました。
3.2次試験で必要な知識をまとめてある記事を読んでおく(成功例)
道場には多くの記事があります。例えば、道場メンバーがまとめたファイナルペーパーを見てみて、知らない内容がないか、身についていない内容がないかを確認してみてください。意外と抜け漏れがあるものです。この方法はさとまるの記事のコメントでも紹介されていましたが、私もお勧めしたいです。
私が参考にした記事はこちら(道場ホームページの右上の窓で検索するといっぱい出てきます)
10代目かわとも、なおさん(ちなみに、2つの記事にコメントしているSeaは私です。なんとなく感慨深いですね)
4.準備できることは準備しておく(成功例)
試験でどうしても緊張してしまうという方へ。あらゆる精神的な負荷に対して、もともとの性格の問題ではなくすべて技術で対応でるということが私の持論です。2次試験本番の環境や心理状況を事前に想定しておき、模擬試験などで練習しながら備えておきましょう。
1次試験の前にもメンタリティの記事を書いていますので、よろしければご覧になってください。さいちゃんが胸に秘めていたノウハウとメンタリティ
上記の記事でも書きましたが、2次試験本番時に襲い掛かる緊張や不安、恐れに対して、技術的に対処できます。と、ヒカルの碁のヤンハイさんも言っていました。場の雰囲気に飲まれそうなとき、一歩引いた目線で落ち着いて自分の技術で対処してくださいね。
まとめにかえて
今回ご紹介した1~4の内容は、当日の想定外(試験内容、その他外的要因、内的要因)に備えるための、心の余裕を作ることにも繋がります。想定外は必ず起こるもの。できる限りの準備をしておけば想定外の衝撃を緩和することができるでしょう。
最近は道場メンバーの失敗事例や当日の体験記事が続いていますが、ぜひ自分に起こった体験のように疑似体験することで、試験当日の「想定外を想定」しましょう。泣いても笑っても残り二週間。試験当日に力を出し切れるよう、できるかぎりの準備をしてみてください。
やってよかった、やった方がよかったことまとめ1.試験本番で絶対にやるべきこと、想起すべきことを簡潔に書いておく
2.毎日同じペースで事例を解く
3.2次試験で必要な知識がまとめてある記事を読む
4.準備できることは準備しておく
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以上、さいちゃんでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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さいちゃんさん
先般は、貴重なアドバイスをくださり、ありがとうございました。
さいちゃんさんから、初見問題に取り組んだ方がいい、というアドバイスをいただき、ここ数日間で、17.18.19年度の過去問12事例、すべて解き切りました。
復習もしています。
ここ4.5日は、大きな負荷がかかり、精神的抑揚も大きく、しんどい期間でしたが、おかげさまで、たくさんの気付きを得ることが出来ました。
また、何よりも、初見問題に対する免疫力が付き、恐怖心が低減されたということは、取り組んでよかったと思える大きな点です。
あいかわらず、事例Ⅳでのポカミスは避けられず、その他の事例では、レイヤーの解釈ミスで大外しをしてしまった事故も起こりました。
ネガティブなことをいえば、残りの期間で、これ以上、記述力のレベルを高めること、知識を増やすこと等、レベルアップを図る事は難しいだろうな。 できることは、ポカミスを一つでも減らすことぐらいかな。
と感じています。
でも、さいちゃんさんのアドバイスのおかげで、実力はアップした事は間違いないと思います。 本番さながらの状況をつくり、なんとか初見問題12事例を解き切りました。
きつかったけど、やってよかったなと思っています。
もみじまんじゅうさん
返信が遅くなりすみませんでした。
初見問題に取り組まれたとのこと、そして免疫が付いたということは本番でも大きい武器になると思います。復習も含めてこの短期間で実行されたのはとても大変だったと思います。やりきった自信と共に得られた気づきを、次のトライにご活用くださいね。
おっしゃる通り、これからの1週間は新しい知識を増やすことは難しいと思うので、ポカミスを防ぐための試験プロセスのちょっとした見直し、例えば、犯しやすいミスをまとめて試験直前に見直すなどが効果的と思います。
残り期間大変だと思いますが、最後まで走り抜けてください!応援してます!!
さいちゃんさん。
いつも道場を読ませていただいています。
多くのことを学びました。ありがとうございます。
残りの期間をどう過ごすか、すごく悩みます。
①初見問題にチャレンジして欠点をさらにみつける
②初見問題はもう止めにして、取り組んできた過去問に取組む。
どっちにしようか悩みます。
でも、本音を言えば、初見問題はもうやりたくないんです。。。。 模試の結果がボロボロでしたし、負荷も強いですし、、、。初見に取組んで落ち込むのももういやですし、、。
でも、やった方がいいんだろうなぁ。。。。。
その方が強くなるんだろうな。。。。① ② 両方するのがベストですよね 笑
さいちゃんさんも、模試の結果はよくなかったようですが、この時期、初見問題に取り組むことに対して悩みませんでしたか?
もみじまんじゅうさん、
いつも道場の記事を読んでいただきありがとうございます。
ご質問にお答えしますと、①の初見問題に注力する方がいいと思います。私の場合ですが、同じ問題を解いたのは直近年の30年度のみでした。
理由は、今の時期は初見の問題に対してやるべきことができるかの確認の方が優先度が高いためです。
欠点を見つけるではなくて、自分のプロセスの改善点を探す意識ですかね。
過去問を繰り返し解くのは知識の定着には有効かもしれませんが、解いたことがある、という感覚の問題では本番を想定した対応にはならないと思います。
とは言え、負荷が高いこともよくわかります。解いた後の疲労感も想像できますよね。せっかく書いたのに模範回答にかすりもしない辛さはこたえます。。
ただ、解くのにエネルギーがかかるということは、それだけ考えて解いているんだと思います。考えるのって疲れますし、再現性がどうしても下がります。
ぜひプロセスに立ち返って、タイムスケジュールや与件文や設問文から想起される一次知識など、「考えなくても出来ること」を増やしていってください。
疲労度も変わると思います。そのためには、初見問題を80分でしっかり解くことが近道です。
他の道場メンバーは違う意見かもしれません。さいちゃんの偏った意見かもしれませんが参考になれば幸いです。
さいちゃんさん。
ありがとうございます。
過信しないよう警戒していきます、
綺麗な花さん
私のポイントがずれてなくて安心しました^ ^
ぜひ綺麗な花を咲かせてくださいね。
企業診断の記事、読みました!
すごい! ほんとに20点上がったと思います。
自分に不足している点が、明確になりました。
これまで何度も、できた! と思っても、何度も叩き落されてきまいた。
今回の成長で、合格圏まで届いていることを願います。
もう、叩き落されるのは嫌だ、、、、
綺麗な花さん
企業診断の記事を読んでいただき効果が得られたとのこと、執筆者一同とてもうれしいです。
ありがとうございます。
叩き落されたというつらい経験があっても、また立ち上がることができる綺麗な花さんはとても強い精神力をお持ちなのだと思います。ぜひ今年は合格を勝ち取ってきてください!
少し気になった点として、「できた!(いい答案が書けた!)」と思う時は少し警戒した方がいい場合があります。
自分の答案を客観的にみられていない可能性があるからです。
淡々と解答プロセスを実行して、与件や制約条件を外さない解答を80分で作る、という作業をこなして、
「できた!(プロセスをこなせた!)」という感想を得られた時の方がぶれがない解答を書けるのではないかと思っています。
コメントのポイントがずれていたらすみませんが、綺麗な花さんのご健闘をお祈りします。
企業診断の記事、読ませていただきました。
1回じゃ読みきれないくらい量・質ともに素晴らしい記事でしたので、何回かに分けて読んでいます。
ものすごく役に立っています。ありがとうございます。
僕は2次試験は来年受験なので少し人ごとにはなってしまいますが、僕が1次試験を受けた関西地区は、マイドームおおさか、大阪経済大学の2ヶ所が会場のようです。マイドームおおさかは去年までは1次試験の定番の会場でした。大阪経済大学はここ2〜3年の2次試験の会場です。つまり、2次試験2回目の方はどちらになっても経験済みの会場になるため、会場を知っている分だけ落ち着いてできるかなと思っています。
サトシさん
企業診断の記事の感想ありがとうございます!お役に立てたのなら執筆者一同とてもうれしいです。
関西地区もそうですが、関東も例年の1次試験の会場を使っている例が多いようです。1次試験の経験から3密の対策を取りやすいなど試験の運営に有利なのかもしれません。
サトシさんは来年受験とのことですが、今から情報収集されているとのこと、とても素晴らしいと思います!
特に試験会場の情報は受験にあたっての想定外を減らすためにとても重要で、それだけでも受験を有利に進められると思います。ぜひ、来年を想定した情報収集をこれからも続けていってくださいね^^