確かに財務会計は難しいけれど・・・
こんにちは、らいじんです。
財務会計の学習は順調ですか
誰に聞いても財務会計は最重要科目であり、挫折する人が多い科目だと言われますよね。そんなに脅さなくても・・・とも思いますが、まぁ確かに山盛りの道場記事を読んでも、そう書いてあるので、その通りなんでしょう。
TACのカリキュラムでいけば財務も後半戦に差し掛かっているところ。結構気持ちが折れかけている人もいるかも。だって難しいものは難しいもんね。
でもそこで「あぁ、自分には診断士の学習は無理だ、財務会計なんて理解できない」となってしまうのは少々勿体無いです。
大人になると「努力してもできないことがある」ことを知り、あきらめることを受け入れていくようになる、と言った某有名人がいましたが、診断士試験の財務会計ごときが、それ程難解なものであるはずがないですから。
実際に一生懸命に時間もかけて勉強しているのに理解できていないとしても、それは能力が無いのではなく、大抵の場合、努力の方向性が間違っているに過ぎません。
道場で再三再四警鐘を鳴らしている、間違った「財務はコツコツ」とか。
人は努力の割に結果が出なければ、当然嫌になるし、苦手意識も生じてくるし、そうなればやる気も出ないし、何も良い結果は生じないのだから、もし現段階で財務会計に苦手意識が生じてきているのであれば、早急に手を打たないとね。
具体的なやり方に、それほどバラエティーがあるとも思えないので、今、自分の学習がうまくいっていないな、と思うなら、過去記事から自分に合いそうな方法をトライしてみることから始めれば良し。
他人にとっての良い方法が自分にとっても良いとは言えないけれど、少なくともそれで成功している事例があるなら、真似てみる価値はあるからね。
あくまで参考ですが、私が苦手な科目に対してこころがけたことを列挙すると、
・予習に時間をかける・アウトプットを多くする・用語に繰り返し触れて慣れる・理解しやすい単元から集中して学習する・理解できる単元を増やしていく・
などなど。この時、理解できた単元を塗りつぶしていくとか、列挙していくとかすると、自分が段々レベルアップしていくような気がして、気分も乗ってきたりします。また、自分に自信が持てるようになります。
これって、知識を得られる以上に良い経験だと思いますよ。
ところで、財務会計は、この記事でJCも言っているように、理解するだけではダメで、理解したうえで解答作成の練習が必要です。だから時間がかかります。効率的に学習を進めないと、後が大変。時間を有効に使うことも、とっても大切であることを忘れずに。
まだまだ本試験は先の話と思っている人が大半だと思いますが、思っている以上に時間は無いというのが事実ですから。
えっ、本当に?と思った方、本試験までの学習計画(スケジュール)をまず作りましょうね。
では、今日はこれまで。
by らいじん
senzoさん
コメントありがとうございます。
記事と関係ないなんて全く構いません。むしろ、そのような能動的な振る舞いは我々道場一同大歓迎です。
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さて、ご質問に対する回答です。
テキストに記載のない領域について、勉強した方が良いのかと問われれば、当然した方が良い、という回答になりますが、それも進捗度合かと。
広い範囲を、それなりの理解度で進めていくよりは、狭い範囲でもきっちりとした理解度に仕上げながら進める方が確実に点数を取れる範囲が広がりますよね。
つまり出題頻度が高い重要論点を理解することの優先度が高く、頻度の低いものは後回しでもかまわないということです。
しかしながら、情報システムにおける統計のように極端に時間効率が悪い論点でない限りは、学んでおかなければ点数がほぼ取れないのですから、当然本試験までには学習すべきです。
以上が試験で得点を取るために・・という視点です。
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個人的には経営環境が激変している状況の中、出題傾向は変化して当然だと思うわけで。つまり新たな論点が出題されているというのは、そのような論点も診断士として必要となっているということではないかと。
これだけ世の中が変化しているのに、問われることがあまり変わり映えがしないなんて・・・ね。
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ということで、後半は余談ですが、できることなら頑張って新たに出てきている論点まで自分の知識として蓄えられるように「一応」ではなく、貪欲に「勉強する」ことをお勧めします。
by らいじん
記事と直結する質問ではないのでちょっと気が引けるんですが、財務・会計の勉強計画を立てるにあたり、「学習範囲」について不安があるので質問させてください。
TACのテキストの一番後ろに出題領域表が載っていますが、H23の出題領域を見ると、「その他の領域」つまり「テキストには載っていない領域」からの出題がたくさんあります。
この「その他の領域」からの出題は、H19は2問、H20は1問、H21は3問、と少なかったのに、H22は6問、H23は8問と、急激に増えてきています。
出題領域の傾向が変わってきたのか、単純に難化しただけなのかは分かりませんが、テキストに掲載されていない領域の勉強についてはどう考えたらよいでしょうか?
H24の一次試験に向けて勉強する学習範囲を考えるにあたり、テキストにない論点は「捨て」でいいのか、あるいは「一応勉強する」がいいのか・・・。ご意見お聞かせいただけますでしょうか。