ゴールを見据えた計画
さあ、もう11月。早いもので各受験指導校の2012年度合格目標のカリキュラムでは、2科目目に突入している頃ですね。
こんにちは、らいじんです。
今年診断士の学習を開始された皆様、(多分)はじめまして。
学習を開始するには大きなエネルギーが必要であったのではないかと想像します。その一歩を踏み出して本当に良かったと思えるように、多くの初学者の方々にとって、診断士学習が楽しく充実したものになることを祈っています。
・・・と、たまには真面目に挨拶したりして。でも調子が狂うから、いつもの調子で2012年目標のスト生(ストレート生:初学者を意味します)向けの話を書いていきます。
さて、話は戻って診断士試験の学習、まぁ実際に楽しく進められている方が多いと思いますが、一方で「難しい」とか「ボリュームが多すぎ」といった感想をお持ちの方も多いのでは?
そこで出てくる質問が、「前の科目を理解する前に講義が終わってしまったのですが、やっぱり次の科目と並行して復習をやった方がいいですか?」というもの。
これに対する答えはNO。
ま、現行科目の学習を十分にやった上で、さらに時間があるのであればやっても良いのは当然なんだけど、「やる時間があるなら」というと、やるべきというニュアンスが入ってしまいそうなので、あえてNO。
TACのカリキュラムでは、最重要科目と言っても過言ではない財務会計の時期ですからね。これに全力を注ぐというのが王道。
で、次に出てくる質問が「じゃあ、いつ復習するんですか?」ですね。ま、当たり前。でも、その問いに対しては「いつ復習できるんですか?」と質問したい。だって、その人のスケジュール知らないもん。
どんな試験でも同じですが、目標とする試験日と試験科目は決まっているのだから、その日に自分がどのような状態でいなければいけないかも決まっている筈。であれば、その状態になっているために、試験日の1か月前には自分はどうなっていなければいけないか、3か月前はどうか、半年前はどうなのか、を考えて、そうなるための計画を立てておく。当たり前ですよね。
独学の場合、具体的なスケジュール作りは結構骨が折れると思うけど、予備校に通っているのであれば、既に骨子となるスケジュールがあるのだから試験日までの流れが頭の中になんとなくでも整理されていないようでは、計画通りに学習が進まないリスク大です。
各科目の講義期間中は、その科目の学習に集中して完璧に仕上げる前提で、それでもこなせなかった場合に挽回できる週(or日)は何時なのかを講義日程を睨みながら確認しておくだけでもOK。ゴールを見据えた計画ってのは、気にかければ何でもないことだけど、成功の秘訣と言っても良いくらい、役に立つことです。経験の無い方も是非お試しを。
ちなみに、企業経営理論の復習は仕事の合間に習ったことを思い出したり、実際の事象に当てはめて考えるということをするだけで可能です。それくらい、習ったことが身の周りにころがっています。
机に向かってテキストを読んだり、問題を解いたりすることが勉強では無いということを理解することも、診断士試験の学習がうまくいくコツかもしれませんね。
では、今日はこれまで。
by らいじん
来年の二次試験までの隙間時間に自社を題材とした事例問題作成、診断報告書作成を検討しています。
そこで、質問をさせてください。
質問) 診断協会HPに診断事例が紹介されています。もっと突っ込んだ報告書を3-4点入手する手段をご存じであれば教えてください。 真似をすることで”もどき報告書”が作れるかと 考えています。
HPには診断士論文審査が案内されています。 この論文内容も読めれば、おもしろそうですね。