【渾身】システム開発見積りをスッキリ整理【経営情報システム】
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たまたまお立ち寄り下さった方も
ぜひ中小企業診断士の存在に
興味を持って頂けたら嬉しいです^^
どうも、Tomatsuです。
いつも道場記事を読んで頂きありがとうございます。
(前回までの記事はこちら)
1次試験まで残すところ4週間となりましたが、学習状況はいかがでしょうか?
この時期はとにかくアウトプット力向上を目的に過去問・模試問題を回しまくるのみ。
できれば学習のタイミングを1日3バッチ(例:朝・昼休み・晩)にわけて3科目回すと良いですね。
私の場合、昼休みはゆっくりしたかったので「朝の通勤の電車(40分)」、「会社の近くについてから朝カフェ(40分~1時間)」、「帰りの電車(40分)」で1日3科目の過去問を回していました(アウトプット力向上が目的なので時間を意識するのを忘れないように)。
その上でこの時期は、バッチ外の時間帯(例:朝の準備時間、コンビニ、料理中、飲み会中など)でも「薄~~くても良いので常に診断士試験のことを考えて過ごすこと」を意識していました。
意識の方法はカワサンの「決めておきたい、時間の過ごし方、使い方」の「(3)この試験を頭の片隅に」の章とほぼ同じで、仕事中だろうが、買い物中だろうが、日常生活のあらゆる事象に対して診断士試験との関連性を考えるようにして脳内を診断士試験の内容で満たしていました。
(脳内メーカーを参考に作成:https://maker.usoko.net/nounai/)
仕事はもちろんきちんとやっていましたが、私の脳内でのプライオリティはとても小さかったと思います。
上司には申し訳なかったですが、こちとら1年間という莫大な時間を投資してきたのです。最後の1ヵ月くらい許して欲しいですね。。。笑
とまあ、このように勉強時間とそれ以外のオン・オフをはっきりさせるというよりかは、24時間常に診断士試験について考えている状態をつくることで脳内の診断士試験細胞をマックスまで活発化しておくことが非常に重要と思います。
これは、ドラゴンボールのセル編で悟空と悟飯が『常にスーパーサイヤ人として生活する』という境地に達したのと同じです。
最近完結した超人気漫画「鬼滅の刃」の『常に全集中の呼吸ができるような状態』というのも似たような概念ですね。
常にスーパーサイヤ人な2人(鳥山明作、ドラゴンボールより)
このようにオン・オフを分けず、全力状態をキープすることが楽になったとき初めて自分の限界値を超えられる、というのはきっと皆さんもご経験があるかと思います。
診断士試験においてもぜひ7月11日までにこのような境地に達して頂き、1次試験突破を目指して下さい。
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というわけで、そろそろ本題に移りたいと思います。
みなさまは「経営情報システム」のシステム見積り手法(COCOMOとかファンクションポイントあど)を上手く覚えられなくて悩んでいませんでしょうか?
この辺りはテキストも上手くまとまっていないし、無理やり暗記しようとしている人も多いと思います。
ただ、このようなごちゃごちゃになりやすい論点は全体像を把握した上で、各内容を理解した方が勉強効率もグンと上がりますので、本日の記事ではシステム見積り手法について図解で整理していきたいと思います。
みなさまの最後の追い込みの参考になれば幸いです。
①まずは全体像を把握(見積り手法の分類を覚える)
システム開発見積り手法は大きく分けて下記の三つに分類されます。
- 類推法
- パラメトリック法
- 標準タスク法
COCOMOとかCoBRAとかの各論に入る前に、まずは下図・表をつかって各手法の内容を把握すると良いでしょう。
これらの分類はPMBOKガイドでも紹介されております。
表からもわかる通り、三つの手法はプロジェクトのフェーズごとに使い分ける必要があります。
試験問題で問われやすいCOCOMOやファンクションポイント、CoBRAなどは全てパラメトリック法に分類されていることが分かります。
ここからはパラメトリック法の各手法を一つずつみていきましょう。
②LOC法(Line of Code法)
LOC法はパラメトリック法の中で最も古典的な見積り手法で、その名前のとおりソースコードの行数から開発規模を見積ります。
例えば、ソフトウェア規模が「100,000行」、生産性が「1000行/月」、プログラマー単価が「百万円/月」の場合、開発コストは下記の通りとなります。
この分かりやすさゆえ、システム開発の知見がない発注者側が直感的に分かりやすい見積手法として古くから採用されてきました。
③COCOMO法
COCOMO法もLOC法と同様に開発規模が総行数によって変わることを想定しております。
ただし、実際には総行数と開発工数(コストの直接因子)は比例関係ではありません。
システム開発では一般的に、総行数が増えるにつれて工数が指数関数的に増えていきます。
COCOMO法ではこの傾向を考慮し、以下の式を用いて工数を見積もります。
AとBはプロジェクトの種類によって変わる係数です。
COCOMO法ではLOC法と異なり、プロジェクトの種類による工数の変化も考慮するということを覚えておきましょう。
④ファンクションポイント法
ファンクションポイント法はソフトウェアが保有する機能の数・難易度をもとに見積もる方法です。
見積り時に下表を埋めて総ファンクションポイント数を累計します。
⑤CoBRA法
CoBRA法では開発工数が規模に比例すると共に様々な変動要因(リスクファクター)によって工数が変わることを前提に見積もります。
式の形は下記のとおりです。
見積り業務の熟練者の知見をもとに「ΣCO」を抽出するのが最大の特徴となります。
⑥おまけ:企業内診断士の副業 – いまクラウドソーシングが熱い(Webマーケ案件)
今日はいつもとテイストを変えて企業内診断士の副業について話してみたいと思います。
みなさまの合格後のシミュレーションに役立てて頂ければと思います。
(a) まずは請け負ってみて実績を作る
診断士に合格したら「独立に活かすか、副業として活かすか?」の二つのオプションが考えられますが、どちらのオプションを取ろうがまず最初にやるべきことは「何でも良いから自分の名前でお金を稼いでみる」ですね。
最初は実績がありませんし、私のように実務で培った提供価値(言い換えるとノウハウ・スキル)を持っていない人が多いかと思いますので、まずは低単価でも良いから仕事を請け負ってみることが重要だと思います。
そこから顧客の信頼を勝ち取って継続発注・単価アップに繋げられれば良いですね。
(b) 先輩診断士からの紹介
ちなみに仕事を獲得する上で皆様が最初に取れるアクションとしては、資格を最大限に活用して「先輩診断士から仕事を紹介してもらう」が王道かつ一番効率良いかと思います。
診断士に合格してみると分かりますが、先輩診断士のサポート案件であれば意外に多くの案件があることが分かります(単価は低いですが。。。)
また、道場同期は実務補習先の企業の支援を打診されるなど、上手くやれば本当に色んなオプションがあることが分かってきました。
私は先輩経由での仕事は1件(全知全ノウ執筆)しか実績がないので、先輩診断士経由の話に関しては今後の記事 or 11代目メンバーの今後の記事に期待してください。
(c) クラウドソーシングを活用
今日ご紹介したかったのが、いま実はクラウドソーシングが熱いということです。
中小経営・政策でも出てきましたね。
ここ数か月間、診断士1年目としてどの研究会・グループに所属しようかとサーチしているのと並行して、とりあえず何でもやってみよ感覚で色んな副業サイトに登録していました。
[登録した副業サイト]
- クラウドワークス(総合)
- ランサーズ(総合)
- シューマツワーカー(週末数時間系)
- プロの副業(週末数時間系)
- Workship(週末数時間系)
- ビザスクLite(スポットコンサル)
- ココナラ(スキル販売)
案件は新サービスをローンチしたスタートアップ企業のブランディング・プロモーション戦略立案、Webマーケ(SEO、PPC広告など)、オウンドメディア運営(Wordpress、記事編集)などちょっとWeb系が多いのですが、最高に良いのがフルリモートかつ週末OKかつ高単価の案件が多いことです。
また、どのサイトに登録するにしてもプロフィールを掲載することになるのですが、このプロフィール蘭に「中小企業診断士」と書いておくと意外に反応してくれる顧客が多いことに気付きました。
例えば、私はWorkshipのWebマーケ案件(フルリモート、週末数時間でOK、社員19名のスタートアップ)の公募に応募を出したのですが、競合応募者が200人いる中、速攻で顧客面談に進め業務委託契約を結べました。
面談中なぜ打診してくれたのか?と伺った所、ブログ運営実績と診断士資格が差別化要因になったとおっしゃっていたので、じわじわとこの資格が市民権を得つつあると感じました。
他のサイトからも問い合わせが多く、クラウドソーシングサイトが意外にブルーオーシャンだなと感じているので、先輩診断士からの紹介以外の営業方法として記憶に留めて頂ければなと思います。
副業に関して他にも共有したいことがたくさんあるのですが、長くなり過ぎたので本日はここまでとします。
明日は最近ネタに走り気味ながらも高クオリティの記事に定評のあるメディアマン・べりーの登場です!
ぜひお楽しみに^^
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