0秒思考でモチベーションアップ 〜受験動機を整理する〜

 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
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ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

twitterもよろしくお願いします。

上記告知文にもある通り、今年の春セミナーはzoomによるオンライン形式でセミナーを開催します。

今年は受験日も早まっていますし、GWの過ごし方、もっというと4月の過ごし方が例年以上に大事になるような気がしています。だからこそ、この時期の開催にトライしました。ここまで勉強が順調な方もそうでない方も、ご参加お待ちしております♪

セミナーに応募される方には、特に聞きたいことについてアンケートを実施しています。その中で、具体的な勉強法に次いで多いのが、モチベーションの維持方法についてのお悩みでした。

そこで今回は、モチベーションの維持について書きたいと思います。

モチベーションの再確認 ー診断士受験のwhy

モチベーション。企業経営理論のモチベーション理論にも出てきますね。今回は、受験に対する動機付け(受験動機)くらいの意味で捉えておきます。マズローの欲求段階説、味はマックのハンバーグの内容理論などのように、動機付けの元となる欲求からしてさまざま。私の受験動機はこれ!と言い切れる人は少なく、大小さまざまな動機が絡まっている方も多いのではないでしょうか。

それでまた、勉強を進めるうちに、この勉強方法で果たして受かるのか?迷い始めて惰性や方法論に陥り、ますます勉強意欲が下がってしまう。。そんなときには、受験動機を整理してみるのがモチベーションアップの近道だと思います。

診断士試験は、それなりに時間と費用がかかるもの。大事なリソースを大量に消費してまで、なぜあなたは合格しようと思うのか

0秒思考で受験動機を整理する

✔︎0秒思考とは

モヤっとした受験動機を短時間で整理するのにピッタリなのが、赤羽さんの「0秒思考」です。

赤羽雄二「0秒思考」

【本文より】
A4の紙に1件1ページで書く。
ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。
毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。
それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。
深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。

ザックリ解釈すると、0秒思考とは思考と感情の言語化を進めること。さらにザックリまとめると、自分が頭でモヤモヤ考えていることを見える化して、スッキリしましょう!ということです。毎日10ページ書くのは辛かったので、勉強する気が起きないとき、なんだか行き詰まってるな…と感じたときに、さっと取り組んでいました。

✔︎具体的なやり方とポイント

用意するもの、手順は以下のとおりです。なお、赤羽さん提唱の方法から多少さとまる仕様にカスタマイズしています。

【用意するもの】
・ノートやチラシの裏や書き損じの紙(A4)
・書きやすいペン
・10分くらいの時間

【手順】
まずA4の紙を半分に破ってスッキリしたところで(最初からA5くらいの紙を用意するのでももちろんOKです)、

・なぜ診断士に合格したいのか?
・合格後、どうなりたいか?

などのお題をA5の左上に書いたあと、1分間で思いつく限りの項目を書き出します。ここで1分間というのがポイント。時間が短くじっくり考えない分、飾らない自分のホンネをさらけ出して、向き合ってみることが大切です。

そして1分後。挙げた項目から、自分の気持ちをよく表現している言葉「キーワード」を拾い上げたり、似ている項目をグルーピングして「キーワード」でまとめます。こうすることで、自分の受験に対する動機を客観的に分析し、モヤモヤしたり、忘れかけていた自分の受験動機を再確認することができます。

✔︎おまけの作成例

例えば、昨年の10月20日に書いた内容がこちら。「なぜ中小企業診断士をとりたいのか?」というお題に対して、1分間で約20個の項目を書き出しています。

その中で、新しい仕事への挑戦や、経営者の相談相手として力になりたいこと、診断士取得を通じて経営の知識をまとめたり、アピールしたいこと、に線が引かれており、このあたりが自分の受験動機を説明するキーワードとして重要だったことがわかります。

【作成例】※付箋部分は固有名詞なのでご容赦を。

ちなみに、書き終えた紙は取っておいても、捨ててもOK。再確認のために保存したい気持ちになりますが、受験動機は自分の中で更新されていくこともありますし、繰り返すことで強く意識できる部分もあるので、再確認したいときはもう一度上の方法をやってみることをオススメします。

番外編 ー0秒思考で気持ちも整理しよう

今回ご紹介した0秒思考は、実は人間関係のモヤモヤ、気持ちの整理にもとっても効果的です。赤羽さんも著書の中で指摘されているのですが、仕事や学習が進まない理由として、仕事や勉強そのものの行き詰まり、その他、上司や部下、お客さん、家族とのコミュニケーションがうまくいかず、思い悩んで心が乱されるケースも多々あるように感じます。

私もとある上司との定例面談の後に、毎回言い様のない気分の悪さを感じて、ネガティブな感情がグルグル頭を回って疲れる。。ことがありました。しかもその感情は、面談の直後だけでなく、ふと思い出したときに何度も襲ってくるのです。

そんな時、自分の感情を整理してみたくなり、

・S(上司名)は面談で何を言っていたか
・S(上司名)がなぜムカつくか

というお題でそれぞれ1分ずつ項目を書き出すと、大きな発見が一つ。それまで「S(上司名)はネガティブな話ばっかりで話したくないなあ」と思っていたところ、「S(上司名)は面談で何を言っていたか」の項目を、同意できる/できないことに分類すると、なんと同意できることが7割。。言っていること自体には、実は同意できる部分が多いことを発見。

ただ、「S(上司名)がなぜムカつくか」を見てみると、昔のことを蒸し返す、否定から入るなど、話し方、伝え方に関する項目が多いことも発見。話し方、伝え方はその人の成育環境、性格によるもの。私が変えて欲しいと願ったところで如何ともし難い部分です。

この分析で納得と諦めがついた結果、結局何を言いたいのか?もっと冷静に聞こうという姿勢で面談に臨めるようになりました。相変わらず、その方との面談は苦手ですけどね。。

ただ、人間だもの。感情はあるし、モチベーションも上下して当たり前です。でも、高いモチベーションをもった自分に戻れる方法を持っておくと、ちょっとは気持ちが楽になれるかもしれません。

以上、さとまるでした。


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