2次対策で“できる”社会人になる

こんにちは、らいじんthunderです。

もう9月も下旬に突入。TACのスト生であれば、診断士講座のカリキュラムが終了し、いよいよ本番を迎えるだけの状態になりますね。10月になれば一気に試験直前という感じになってくることでしょう。

この時期、ほとんどの人、というかほぼ全ての受験生の目標は「合格pass」の一点に集約されていますよね。当たり前ですが。

同じ努力を続けた結果、同程度の実力者が「合格」「不合格」に“たまたま”分かれてしまったにしても、結果に対して両者の受ける感情面での影響は雲泥の差だから、なんとしても合格を勝ち取ってもらいたいと願います。

でも、受験校のカリキュラムが終了するなど生活のリズムが変わるこの時期は、習慣化によって粛々と進められていた学習が、新しい習慣化が完成するまでモチベーションに支配されやすくなる時期なんですよね。

特に2次の学習は達成感を得ることが極めて難しいでしょうから、明確な目標などの意識づけがないと、つい学習の進みが悪くなる恐れがあります。

モチベーションの有無は学習を進めるに際して大したことではないと私thunderは考えますが、知識習得のための1次と違って、知識の使い方を学ぶのが2次対策だから、どこまで深く考えることができるかという点では、やる気の部分で違いが出てしまうのは否定できません。

だから、この辺りでもう一度何のために学習しているのかを思い返すことは意外と重要かもしれませんね。

そして、その目的の中の一つがスキルアップであるならば、2次対策は外せない学習です。物事を理解するためには、その基礎となる知識を覚えたあとで、実際にそれを動かしてみることが必要ですから。

できる社会人とは

これは、人それぞれ定義は異なるでしょうけど、仕事が速く意思決定に誤りがない、斬新なアイデアを持っている、視野が広い、などがあてはまるのでしょうか。

で、これらのスキルが本当に診断士試験の学習で向上するのかというと、私の答えはYES。明確にYES

もちろん2次事例の解答は、実社会での正しい解答とは異なるものである可能性は高いけれど、解答作成の過程において、基礎知識を使いながら多くの意思決定を行う経験が、検討のプロセスを迅速かつ大外れしない方向性に導いてくれる。

特に2次対策として必要とされる以下の3つの要素が、今後の成長に役立つことでしょう。

①多様な施策の方向性を検討する

②原因と効果を論理的に検討する

③経営者の視点で物事を検討する

え、そんなことで斬新なアイデアを持った人や視野が広い人になれると思えないという方も多いかもしれません。でもそんなことは決してありません。

もちろん診断士の学習をしたからといって、皆がスティーブジョブスになれるわけもありませんが、日々の会社業務において自分たちにとって斬新なことでも他業界の人から見れば常識なんてことは沢山ありますし、それこそ新聞紙上にだって溢れています。

でもそれらを、他業界のことだからとか文化が違う世界のことだからなどといって深く考えてみようとしない。仮想としての体験すらしないから知恵として残らない。

だからアイデア自体は昔から知られている斬新でないものでも、その肝となる部分を理解して選択のオプションとして持っているだけで、他人からはアイデア満載の人に見えてしまうんです。

これから1ヶ月、どのようにして得点に結びつけるかという点に意識が向かいがちですが、得点要素を盛り込むための様々なテクニックの習得やに走るだけではなく、このケーススタディ(事例)を通じて自分の頭の中に思考のカードを一枚増やすという意図を持って学習を進めてもらいたいなぁと思います。

では、今日はこれまで。motorsports

by らいじんthunder

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