【合格体験記】自分に合った持続可能な学習で見事合格!szhiroさん!

おはようございます!かもよです。


記事の本文に入る前に……

本日で、今年度の合格体験記・未合格体験記の記事を終わります。合格した方も、再度頑張る方も、年末のお忙しい最中に、寄稿いただきありがとうございました。皆さんの一文字一文字が、これからの診断士受験生の羅針盤となります。

明日のそーやの記事では、いよいよ、11代目のご紹介です。先日、顔を合わせましたが、なかなかの個性と熱いまなざしの面々でしたよ。11代目の登場は2月10日(月)からです。来年度受験を控えている読者の皆様、是非、ご期待くださいね。
そして、2月6日~9日の4日間は、10代目からのラストメッセージをお送りします。10代目が担当する最後の記事です。今しばらく、我々にお付き合いいただければと思います。


ということで、本日は3本立て!!合格体験記2本、未合格体験記1本でお送りします。

桔梗さんの合格体験記はこちらから。MOさんの未合格体験記はこちらから。

お一人目はszhiroさん。
1次の勉強にバテてしまっていたり、2次の解答の型確立にお悩みの方に、是非一度読んでいただきたい合格体験記です。
早速どうぞ!

========ここから寄稿========

(0)受験生情報

szhiro・48歳

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

己を知り、無理せず持続可能な学習スタイルで合格!

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

入社以来一貫して企画管理部門に所属し、様々な業務を担当してきましたが、
・社外でも通用する、汎用性のある知識/スキルを身に付けたい。
「他に選択肢がなく現業にいる」のでなく「他の選択肢と比べてこの会社/職場が望ましいから現業にいる」という自分でありたい。
と考えたため。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

大学では経営工学を専攻。入社後は企画管理部門に所属。業務システムの導入・改善の経験もあったので、経済/財務/経営/運営/情報については苦手意識はありませんでした。一方、法務と中小は学習の進め方も分からず苦労しました。

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

1次:2017年度は3科目を独学(→2科目合格)、2018年度は3科目は独学、2科目はTAC通学(→5科目で合格)。

2次:2018年度はTAC通学(→不合格 総合B)、2019年度はTAC通学+MMC通信+タキプロ勉強会 (→合格)

独学…メリット:安い、試しに始めやすい/デメリット:自分で日程管理が必要、質問する相手がいない

通学…メリット:強制的に日程管理される、講師に質問できる、周りと比較して自分のレベル感が確認できる/デメリット:費用が高い

通信…メリット:通学しなくても、資格学校のノウハウを享受できる/デメリット:通学のメリットがフルには得られないが、通学並みの費用

(MMC通信の最安コースは、模試を除けば3万円台と安いので併用しました。)

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数 2017年2月から学習開始。1次2回、2次2回で合格。

②一次学習時間…2017年度:200時間、2018年度:350時間

③二次学習時間…2018年度:350時間、2019年度:800時間

・明日できる仕事は明日に回し、なるべく早く職場から離れる

・自習室や図書館など、勉強するしかない場所に行く

など、「時間がない」「場所がない」という言い訳ができない状況にすることで学習環境を確保する

 

(6)合格までの学習法

①1次
2017年度:
・2月から独学で開始するも、6月末の段階で当年の1次合格を諦めて「今年は科目合格を目指す」とし、経済/法務/情報の3科目に集中。
・学習法は『通勤講座やTACテキストでInput学習→TAC出版の過去問題集を解く/解説を精読→TACテキストの該当箇所を復習。重要ポイントは一覧表作成。隙間時間は通勤講座』⇒ 経済と法務は合格、情報は不合格(56点)。情報については不合格の原因を「Output不足」「設問文への慣れの不足」と分析。

2018年度:
・基本は独学としつつ「2次にも繋がる重要科目である財務」と「学習法が全く分からない中小」はTAC受講(通学)。
・学習法は基本的に前年と同様。「情報」は前年にInput済みなのでOutput中心。
・5科目について、TACの完成演習・直前講義受講。最終講義レジュメを活用し、最重要ポイントを復習。
⇒ 5科目で1次試験合格。

②2次筆記
2018年度:
・12~4月まではTACの対策講座や養成演習、5~7月は1次対策に集中のため2次向けの学習を中断、1次試験後はTACで2次の学習を再開。
・あれこれ手を出しても知識やプロセスが定着しないと考え、教材(講座/演習/模試/過去問解答・解説)はTAC教材のみ使用。
⇒不合格(B/B/B/B 総合B)。「1次5科目がある中で取りうる最善の方策をとったが、合格レベルには未達」と分析。

2019年度:
・2次のみに集中できる1年。TACに加え、「他の解答プロセスの研究(MMC/AAS/TBC)」「ふぞろいを使った過去問の学習」「勉強会(タキプロ)への参加」を実施。
⇒合格

③再現答案→振り返りの学習の為、作成は必須と考えます。
・2018年度:翌日作成するも、記憶が曖昧で再現性は中程度。
・2019年度:当日作成。比較的再現性は高い。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

①学習の型、リズムを早期に作る:
教材、解法、学習法などに迷っている時間は無駄です。迷うなら試し、早い段階で型を決めて実行したほうが効果が蓄積される時間が増えます。試すために費やした時間や費用は「自分に合う/合わないを早期に確認し、学習の方向性を早期に適正化できた」という意味で無駄ではありません。

②目的や効果、時間対効果を考えて学習する:
当初私は、サブノートやファイナルペーパー(FP)を綺麗にまとめることを考えていましたが、途中で時間的に無理と判断しました。「テキストと問題集の双方に互いの参照ページをメモ」「参照するたびに日付を教材にメモ」「重点ポイントに限定して用語集や一覧表作成」を実施することで、サブノートやFPに期待した効果の大半は満たせました。

③完璧主義に陥らない。効果を優先する。:
学習法にしても個別の解答プロセスにしても、「完璧は無理」「時間は有限」と認識したうえで、目的や効果を明確に絞ってアプローチするのが肝要だと思います。

========ここまで========

こうやって合格体験記をまとめさせていただいていると、やり方は違えど、皆様ご自身の生活に勉強を組み込み習慣化する工夫を凝らされているな、と感じます。皆さんは「勉強のリズム」出来ていますか?

そして、「迷うなら試す」!!こうやって合格体験記を記事にしていると、皆さん試行錯誤の末に勉強スタイルや解答の型を確立されていることが共通しています。やってみましょう!やってダメでも別の型をすぐ試すことができます!!szhiroさんのおっしゃる通り、無駄ではありません!!!

szhiroさん、合格おめでとうございます!体験記の寄稿ありがとうございました!

以上、かもよでした!

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