【合格体験記】地方在住、通勤講座・過去問・道場記事をフル活用して合格!skyパパさん!
こんにちは!どいこうです。
さて、本日の合格体験記2人目は、診断士との交流から資格取得を決意、通勤講座と道場記事をフル活用した独学で無事に合格を果たした地方在住のskyパパさんです。
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(0) 受験生情報
名前(HN):skyパパ
年齢:47歳
(1) 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
割とストイックな独学会社員
(2) 診断士に挑戦した理由・きっかけ
長らく大手法人向け営業として過ごしてきた会社員生活において、職種変更で中小企業向け営業がメインになり補助金や経営力向上計画書作成等、いろいろな場面で中小企業診断士の方々とお会いし資格を活かして仕事をする姿に自らを重ね、自分もこうありたい!と強く思い、懇意にして頂いた診断士先生に背中を押して頂いた事がきっかけです。
(資格の存在自体は2002年頃から知っていましたが、1次試験の科目数の多さに自分には無理と思い、実際に勉強を始めることはありませんでした)
(3) 学習開始時の知識・保有資格・得意科目・不得意科目
知識:企業経営理論(労基法以外)、経営情報システム、中小企業施策
保有資格:情報処理技術者、ITコーディネータ
(一次試験不合格後・・・簿記3級、ビジネス実務法務検定3級)
得意科目:企業経営理論、経営情報システム、中小企業経営・政策
苦手科目:経済学、財務・会計、経営法務
(財務・会計は、とにかく簿記部分が苦手で、得意になることはなく最後の最後まで苦手意識を持ったままでした・・・)
(4) 学習スタイル
学習スタイルは基本的に独学で、平日夜間の学習を中心として土日は補習に充てる
地方在住且つ、ちびっこ3人のパパでもあり独学・通信以外の選択肢は現実的に難しかったという事情もありました。
1年目・・・通信(通勤講座)
学習開始1年目は、通勤講座を視聴後、問題集・セレクト過去問を実施
2年目
1次独学・・・過去問演習+TBCテキスト+石川先生の経済学テキスト/動画
2次独学・・・一発合格道場+過去問演習+TBCテキスト+ふぞろい
①メリット:費用負担が少ない、ペースメーカーになる、自分のペースで進められる
②デメリット:特になし
(5) 合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期:2018年1月、受験回数:1次2回、2次1回
②一次学習時間:全く記録しておらず感覚ですが、800時間程度
③ニ次学習時間:こちらも記録しておらず感覚ですが、100時間程度
(6) 合格までの学習法
①1次
1年目:科目合格(運営管理、経営情報システム、中小企業経営・政策)
動画視聴→問題集→音声学習→過去問を繰り返し、6月以降本格的に過去問に着手
2年目:1次合格(経済学、財務・会計、企業経営理論、経営法務)
1次試験結果で簿記と法務があまりにもひどかったので、試験勉強前に簿記3級とビジ法3級の資格取得、今でも苦手分野であり、試験に役立ったかどうかは微妙ですが・・・
2019年1月より過去問10年分のAB論点問題のみ徹底して反復学習
同時に、2次事例Ⅳ対策に着手し、30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集を実施、その他財務・会計系のおすすめの本を複数冊読む
②2次筆記
Ⅰ次試験終了後、自己採点により合格を確信し対策に着手
一発合格道場の2次筆記記事を改めて読み込み、まずは80分以内に全事例・全マス埋めるためのお作法・考え方を学習し、自分の筆記能力と照らして事例毎の時間割を決めた後、
だいまつさん、きゃっしいさん、なおさんの解法記事を参考に合格する方々のやり方をそっくりパクろうと悪戦苦闘、結果的に同じやり方は自分にはできず、パクってカスタマイズをさせて頂き本番に望みました。
過去問演習についてはH30・29・28の事例Ⅰ?Ⅲを3年分*3回実施
(1つの事例演習に、手順確認60分、演習80分、振り返り+復習2時間ほど費やしました。手順確認は、道場諸先輩の解法をトレースし何故?を徹底して理解する事に努めました。線を引く理由、設問要求理解、マス目に収める言葉のチョイス理由等々、その後実際に演習を行い、振り返り+復習として自己反省を繰り返し合格者同様にできていた部分中心に赤ペンでノートに書き出し、できていない部分は知識補充程度に留める)
事例Ⅳについては経営分析部分のみ完璧にした状態で後は野となれ山となれ状態!
合格者の方々や受験予備校などの模範答案が書ききれる状態には程遠い状態でしたが、試験当日は、試験ではなく80分以内に事例企業の社長に宛てて簡易提案書を作る気持ちで挑みました。まずは社長のご質問内容(=設問)を把握し、現在までの経緯(=時系列)、問題の在り処とありたい姿等(=BSC的な)を絵にして把握し、社長の言葉(=与件文)を基に平易な言葉でお答えする文章を書く事に集中しました。
③再現答案
全く手応えがなく、まさか合格しているとは思っておらず作成していません。
答案は作成していませんが、試験当日に書いた絵(横に時系列、縦にBSC的な?)は口述試験前に作成しました。
(7) 学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
学習を始めた頃は、日々学ぶことが楽しく・充実していましたが、苦手分野に進むに連れ苦痛で苦痛で・・・講義を聴き、問題集を解き、いざ!過去問へ進むとさっぱりできない自分に心が折れ、何度涙を流したことか・・・腹たち紛れに情けない気持ちを殴り書きしたノートは今となっては良い思い出です。
これから合格を目指す方へのアドバイスとして、1次はとにかく過去問演習あるのみかなぁと思います。わからない問題はさっさと解答を見て解法を覚える。必要以上に自分にプレッシャーを与えない事でしょうか。2次筆記は掴みどころの無い試験と言われるだけあり、本当に十人十色の解答・解法があるんだと思います。いち早く自分に合った解法を確立する事が重要だと思います。一発合格道場には過去から続く諸先輩方の活きた実例が豊富に準備されているので華麗にパクってカスタマイズすることで合格の栄冠を掴み取って頂きたいと思います。
==========ここまで==========
いかがでしたでしょうか。skyパパさんは、1次対策においては過去問フル活用されました。2次対策においては道場記事やふぞろいを活用して、80分の問題時間にとらわれずにじっくりと演習・復習され、解に至る考え方を身につけるべく学習されたとのことです。明確な目的意識のもとに行動されたことがうかがえます。
また、一発合格道場をご愛顧いただきまことにありがとうございます。お寄せいただいた合格体験記を読む中で、やはり解法分析記事はまさに道場のキラーコンテンツだと実感いたします。名前をあげていただいたメンバーも喜んでいるかと思います。
以上、どいこうでした。
Skyパパさん、合格おめでとうございます。(^-^)/
少しはお役に立てたようで良かったです。
2次の対策時間が短いながらも合格を勝ち取った最大の要因は「試験ではなく80分以内に事例企業の社長に宛てて簡易提案書を作る気持ち」だと思います。
この試験は「単なる資格試験」ではなく、「中小企業診断士としての適正選抜試験」だと思いますので、上記のモードに入れるかどうかで大きな差がつきます。
受験生の皆さんも参考にしてくださいね。(^-^)/