【合格体験記】無料動画や通信講座を有効活用して合格!あいさん!

こんにちは!どいこうです。

本日も2名の合格体験記をご紹介します!

1人目は、経営や財務を学ぶために勉強をはじめ、1次をYoutube動画を活用して独学で、2次は独学での模索期間を経て予備校の通信講座を利用して合格を果たしたあいさんです。

==========ここから寄稿==========

(0) 受験生情報

名前(HN):あい
年齢:40代前半

(1) 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

 牛の歩みも千里

(2) 診断士に挑戦した理由・きっかけ

ぼんやりと「いずれ財務や経営について学びたい」とは思っていました。そして数年前、書店で中小企業診断士のコーナーを通りがかり「財務会計」や「経営理論」の言葉を見かけ「学びたかったものが満遍なく学習できるかも」と思ったのがきっかけでした。(後々「とんでもないものに手を出してしまった」と思うことになったきっかけでもあります)

(3) 学習開始時の知識・保有資格・得意科目・不得意科目

保有資格:日商簿記2級、FP2級、宅建、基本情報技術者他
得意科目:(1次)財務会計、経営法務、情報システム (2次)しいて挙げるなら事例1
苦手科目:(1次)中小企業経営・政策 (2次)事例4

(4) 学習スタイル

【1次】独学
① メリット
・自分のペースで自由な時間に自由な場所で勉強できる
・通学のためのコスト(交通費・移動時間)がかからない
・予備校を利用するより安価
② デメリット
・情報収集をほぼ自力でやらなくてはいけない
・ペースや進捗管理がやや難しい
・疑問点をすぐに聞けない
・孤独との戦い

【2次】1年目:独学 → 2年目:通信(TBC) → 3年目:通信(TBC)
(独学)
① メリット
・1次独学と同様
② デメリット
・1次独学と同様
・第三者に添削をしてもらえないため客観的な判断が難しい(これは非常に大きいです)

(通信)
① メリット
・添削で自分の答案に客観的な判断を受けられる。弱点に気が付きやすい
・自分のペースで自由な時間に自由な場所で勉強できる
・通学のためのコスト(交通費・移動時間)がかからない
・通学より安価
② デメリット
・独学よりは高価
(以下は学校によると思いますが)
・質問フォームで疑問点を質問できる
・優秀答案分析やオプションのスクーリングで他の受験生の答案を見ることができる

(5) 合格までの受験回数、学習時間とその作り方

① 学習開始時期と受験回数
・学習開始時期:2015年12月
・受験回数:
(1次)4回(2回目で初合格。その後2回毎年保険受験をして合格していました)
(2次)3回
② 一次学習時間:1500時間
③ ニ次学習時間:1500時間

(6) 合格までの学習法

① 1次
他の資格試験の勉強と同様、最初にざっとテキストを読んでどんなことを学ぶのか確認して問題集や過去問を解き、テキストで分からない点はWEBなどで調べることの繰り返しでした。
しかし今まで学んだことのない分野ということもあり、テキストを読んでも分からないことが多く苦戦していました。
独学では無理かもしれないと思った頃、YouTubeでTBCの動画講座を見つけて解説も満足できるものだったためテキストを買い替え、それ以降はテキストで予習→動画視聴→問題を解く+テキストで確認 のスタイルになりました。
(ほぼ同時期に道場を見つけ、毎朝読むのが日課になりました)
中小企業経営・政策だけはテキストがなく問題集のみだったため、動画視聴→問題集を繰り返し解く+気になるところは白書を確認と言うスタイルでした。

② 2次筆記
【1年目】(独学)
・どんな試験か分からないため、まず各事例1年分を解いてみる
・過去問題集、ふぞろいシリーズ、全知識・全ノウハウを集めて、ざっくり読んでみる(値段が跳ねあがっているものを除く)
・事例ごとに5年分ずつ、その後、年度ごとに5年分、合計10年分を解いてみる
・過去問を解いた際に過去問題集やふぞろいシリーズの解答と自分の解答を比べてみて書けなかったキーワードや抜けていた論点を確認する(ただし初見の問題に活用できる状態には持っていけませんでした)

「ぼんやりこんな試験なのかな。でも目指す方向が合っているのか分からない」という状況で当日を迎え、敗退
本試験中に知識がすぐに出てこない、論点が分かっても必要な情報が部分的にしか出てこないということを痛感。

【2年目】(通信)
・初見の問題への対応力を上げるためと第三者の目で添削してもらうために通信に申し込むことにしました
・予備校の演習と並行して知識不足を補うためTBC2次速修テキスト(市販)の抽象化ブロックシートや一次テキストで知識を再確認
・9代目のきゃっしぃさん、だいまつさんの記事を読み、知識の分類があいまいなことに気付き、分類を意識するようになる(ただし間に合わず)

事例3で問題の切り分けに失敗し、再び敗退。
試験中に「重要な情報を頂いていたのに生かしきれなくて申し訳ない」と思ったのを覚えています。

【3年目】(通信)
・過去問や予備校の演習問題を解く時や復習時に知識の分類を意識して学習する。
・考える時間を少しでも多く捻出するため、作業手順を見直して短縮できるもの、無くせるものを見つけて作業時間短縮を図る。
・文章を脳内で組み立てる時間を短縮するため春秋要約を始める。
→ 12月から4ヵ月弱続けました。文章を組み立てる時間を短縮できるようになった他、文章の要点を見つける訓練にもなりました。しかし、ある程度効果が出たところでこれ以上は他のことに時間を割り振った方が良いと思い終了しました。

③ 再現答案
3年とも、試験当日は再現するのに必要なメモだけ残し、翌日に全事例作りました。

(7) 学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

4年もかかったためエピソードがあり過ぎて書ききれません。また、同じ理由でアドバイスも恐れ多くてできません。
そのような中でもどうしてもお伝えしたいのは道場のセミナー参加は大きな転機になったことです。

初めてセミナーに参加した際、既に2年目だったにも関わらず温かく励ましてくださり、相談にのっていただいたおかげでここまで頑張ることができました。
その後も道場の方々にはブログ・セミナーともにお世話になり、本当に感謝しています。ありがとうございます。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。

==========ここまで==========

いかがでしたでしょうか。あいさんは結果的に独学と予備校の両方を経験されました。豊富な経験を背景とした体験談はマイペース派の受験生におおいに参考になるのではないでしょうか。

また、道場のセミナーにもご参加いただき、その経験がよき転機となったとのことであり、セミナーを提供する道場のメンバーとしては嬉しい限りです。まことにおめでとうございます!

以上、どいこうでした。


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