【合格体験記紹介】将来の独立を見据え、知恵と工夫でコスパ抜群の合格!jaguarさん

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ロケットスタートセミナー@東京
1月11日(土)13:40~16:30

TIME SHARING 四谷(東京都新宿区四谷3-9 第一光明堂ビル 9F)

※12月25日(水)12:00~申込開始!
お申し込みはこちらから

※大阪、名古屋はロケットスタートセミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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さてさて、昨年に続き今年も50件を超える合格体験記が届きました!
ありがとうございます!そして、本当にうれしい限りです。
ということで、しばらく1日2人のペースでご紹介して参ります。
是非、今年の合格目指して参考にしてください。

早速ですが、それではどうぞ!
      

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合格体験記(jaguarさん)

(0) 受験生情報 名前(HN)・年齢
jaguar 41歳

(1) 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
テキストの大半を古本で用意した超低コスト独学

(2) 診断士に挑戦した理由・きっかけ
2018年に販売士1級を受験して合格しました。販売士の学習内容について調べているときに中小企業診断士の資格の存在を知りました。はじめは「高嶺の花」だと思っていましたが、販売士の資格勉強を通じて経営について興味が増し、「勉強グセがあるうちに」と思って診断士のテキストを手に取りました。

(3) 学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格:販売士1級、自転車技士、自転車安全整備士
販売士1級の試験範囲と重なる、「企業経営理論」の一部と、「運営管理」の店舗管理については知識を生かすことができました。
得意科目:経済学、財務会計
不得意科目:企業経営理論(組織論)、経営法務、経営情報システム
簿記の知識はゼロでしたが、数学に対するアレルギーはなかったので経済と財務は取り組みやすかったです。
企業経営理論と経営法務の難解な日本語の読解に苦労しました。情報システムは苦手意識があったものの、本番では財務と並んで高得点を取ることができました。

(4) 学習スタイルとそのメリット・デメリット
独学
メリット お金がかからない、自分のペースで学習ができる
デメリット 孤独、自分のレベルがどの程度なのか把握しづらい

(5) 合格までの受験回数、学習時間とその作り方
① 学習開始時期と受験回数
2018年6月学習開始
受験回数1次:1回 2次:1回
② 一次学習時間:約1500時間
③ ニ次学習時間:約550時間
通勤時間や昼休みなどのすきま時間を活用していました。
すきま時間はひたすら早稲田出版の動画講義を視聴していました。移動中なども音声のみで倍速再生していました。仕事中や人と話すとき以外はほぼイヤホンを装着していたと言えば大げさかもしれませんが、それくらい「聞く」学習はインプットとしては大きなウエイトを占めていたと思います。
2018年11月から「Studyplus」で学習時間を記録していました。

(6) 合格までの学習法
①1次
早稲田出版「速修テキスト」(法務と情報と中小は最新版、他は古本
同友館「過去問マスター」(古本)直近の過去問はWEB(AAS)から入手
まとめシート後編(最新版)
「企業経営理論」「運営管理」「財務会計」「経済学」は過去問約10年分のA・B問題を3~5周しました。
「情報システム」と「経営法務」は5年分を3周。「中小企業経営・政策」は昨年分のみ目を通しました。

自宅では21時過ぎに帰宅し、夕食後に晩酌しながら勉強してそのまま寝落ち、という日々でした。翌朝に昨晩どこまでやって、どこまで覚えているかを確認します。アルコールが暗記に良いという最新の実験データ(眉唾?)を信じて、というか本当だったら面白いな~程度に考えていました(本当はただお酒が好きなだけです)。ただ、覚えたことを忘れてからまた覚えなおすと記憶に定着しやすいのは確かです。時間はかかりますが。
1次試験の1か月前くらいからは、お酒を控えて朝型の勉強スタイルに切り替えました。
休日は図書館を利用することが多かったです。

②2次筆記
タキプロ勉強会に月1~2回参加
ふぞろい10年データブック
早稲田出版「速修2次テキスト」(古本
クレアールテキスト(古本
予備校の模試は受験しませんでした。
過去問は主に平成24年以降(7年分)を中心に取り組みました。各事例2~3回ほど解きました。
初見問題対策として、「企業診断」(図書館で入手)に掲載の模擬事例をいくつかやりました。
80分で全問回答することが一番の課題であり、本番直前まで時間との戦いでした。唯一、事例4だけは時間的に余裕がありました。

本番では全事例とも解答欄は埋めましたが、数問は骨子が作れないまま書き出す羽目になりました。ぶっつけで書いたので、途中で盛大に消しゴムを使い机上がカスだらけになる、ということが3度ほどありました。

③再現答案
2次試験終了後、その日のうちに近くのファミレスで作成しました。回答骨子を作成できずに、時間に追われながら書きなぐった設問が多かったため、直後にもかかわらず再現性は低いものでした。

手ごたえとしては、
事例1:C
事例2:C
事例3:D
事例4:A
こりゃ不合格だなと落ち込みました。再現解答作成後は予備校などの解答速報に目もくれず、それまで毎日欠かさず拝見していた道場をはじめとする受験生支援のブログからも遠ざかるようになりました。
しばらくは部屋の隅で体育座りをして過ごす日々が続きます。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

古いテキストで学習することに異論がある方は多いと思います。私もできることなら最新版を揃えたかったですし、予備校の講座もできれば受講したかったです。しかし、独立するためにお金を貯めないといけなかったので、コストに関しては結構シビアでした。(それでもテキストや過去問集だけで3万くらいは費やしました)
過去問集に関しては数年前の古本でも問題ないと思います。
最新情報が必要となるのは、「経営法務」の法改正、「情報システム」だとIT関連のニュース、「中小企業経営・政策」では直近の白書と施策ガイドブック。ほとんどの情報はネットなどを通じて得ることができるはずです。

あと口述試験を終えて思ったのは、口述試験対策で行ったことが事例企業の深い理解につながったので、これを2次筆記試験対策として行っていればよい復習になったのではないかと思います。
口述試験対策では、①与件文を繰り返し読み込んで(音読したのを録音して聞いたりしていました)事例企業の概要を頭に入れるSWOT分析や、事例企業の年表、組織構造図、生産工程のフローチャートなどを事例に合わせて(かんたんな手書きで)作成する。各設問に対して考えられうるベストな解答を(字数制限なく)作成する。④設問以外の想定問題を作成し、その回答を作成する。⑤与件文に登場する1次知識を、内容を説明できるレベルに身につける。というようなことをやりました。
これを各事例を解いた後の復習として行えば、次回以降の回答の質は上がるはずですし、試験委員が問いたい「テーマ」のようなものが見えてくると思います。

      

========ここまで========

 

jaguarさん、合格体験記ありがとうございました。
私はjaguarさんの合格体験記、大変興味深く拝見させていただきました。
それは、制約条件を様々な工夫をもってカバーしている点です。
制約条件の1点は時間。隙間時間を活用することでカバーしています。空いている時間で何がどこまで出来るか?おそらく、そんなことをjaguarさんは考えられたと推察されます。それが、ほとんどの隙間時間をイヤホンを着けての学習、そして更に倍速再生の工夫に繋がっていたと思われます。
また、制約条件の2点目はお金。一般的には試験対策では様々な要素が絡み合って、新刊での勉強を薦められます。その大きな理由は法改正等です。その為、法改正はネットにて最新の情報を収集し、その対策を施している点は注目に値します。そして、法改正の関係のない経済学や企業経営理論、運営管理は学ぶ点が変わることはほとんど無いといえます。(私も同科目のテキストは年度に関係のないものを利用しました。)

中小企業への支援業務は、同様に制約条件下があるなかで、工夫しながら狙いとする打ち手を提案することにあります。
jaguarさんの着眼点はまさに共通するものであり、ワクワクする内容でした。

みなさまも、jaguarさんのように「できない理由」ではなく、「どうしたら出来るか?」という発想で合格への道筋を掴んでいってください!

以上、ブブでした。

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