超人的日本語力維持のススメ

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2次試験終了後、打ち上げやります!ふるってご参加ください♪

事例Ⅴ(@東京)
11月1日(金)18:30~21:30 新宿駅周辺にて。
お申し込み受付は終了しました。

事例Ⅵ(@大阪)
11月16日(土)18:00~ 大阪駅周辺にて。
お申し込みはこちら
※お申し込み期日:11月1日23時

事例Ⅶ(@名古屋)
11月2日(土)18:00~20:00 名古屋駅周辺にて。
お申し込みはこちら。->増枠決定!
※お申し込み期日:10月30日(本日)12時!!

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こんにちは!ちこまる(仮)です。今日の記事は21回目。過去記事はこちらから。

二次筆記試験を受験されたみなさん、本当に本当にお疲れ様でした!!試験会場に応援も行きましたが、あの緊張感の中、わざわざお声をかけてくださった方、なんだかこちらが勇気付けられたような思いがしました。いい後押しができていたら、何よりです。

当日は受験した友達から連絡をもらって、ネイルサロンなんでやねん!!笑、という声を聞いたり、事例3なにこれ?っていう話を聞いたり、大変な賑わいでした。例年とは違うところも、大小様々あるのが本試験。そのプレッシャーは大変なものだったとは思いますが、今はホッとしておられる方が多いのではないでしょうか。

日本語力維持のススメ

さて、突然話は変わりますが、この時期にやっておくと良いことは、これまでのメンバーの記事でもあった通りです。が!私は再現答案を作らなかった現実逃避タイプ…もとい。後悔先に立たずタイプなので過去を振り返らずにひたすら前だけを向いて過ごしていました。当時の私に声をかけられるなら、やっぱり「再現答案作っとけ!!」と言うと思いますが、まぁやれなかったものは仕方なし。もう一つやっておくといいなと思うことを今日はお伝えしようと思います。

それはズバリ、日本語力(特に要約する力)を維持する!!ことです。

なぜ今日本語力か

二次試験を受験する為にたくさんの準備をされた皆さんは、今「超人的に日本語に強い」状態です。事例の本文は特殊性があるものの、小説のように奇をてらったような日本語ではなく、非常に一般的な日本語です。その中で皆さんは、どこが大切であり、別々に書かれた日本語をつなぎ合わせて流れを作ったり、ロジックが変なところを指摘したりするトレーニングをみっちりと積んできました。「与件本文に「も」があるときは、強調表現だ!もチェックだー!!きっと社長の思いがここに!!」と言っていた私は、完全にちょっと変な人だったと思います。当時与件文以外の「も」も妙に目についてしまって、うんざりしたものです。。が、そのくらい接続詞一つ一つにも敏感に意図を汲み取ろうという意識が働いていました。

私が地味に、診断士受験して本当に良かったなと思ったことの一つが、この日本語のロジックをつなげたり通したりする力でした。これはビジネスシーンには結構重宝するもので、営業さんなら相手に伝わりやすいロジックを作ることになるでしょうし、開発さんなら自分が作ったものを人に伝えたり、何かの説明文を読み取るということもあるでしょう。

この日本語力、ポータブルスキルとしては最強なんじゃないかと思うところです。どんなにすごいことを知ったり、考えたりできたとしても、伝える力や読み解く力がないと新しいインプットやアウトプットにつながりません。

しかしスキルのため衰えます。

この超人的日本語スキル、短期でで一気に詰め込んで身につけたものですので、一気に衰えます。私は2017年に二次試験を受験し、0と6を書き間違って落ちましたが、その年も再現答案を作らず、ここぞとばかりに遊び呆けていました(笑)。そして、1月ごろまた試験勉強を再開しよう!と思って与件本文を読んだ時、自分の読む速度、感度の低さ、繋げる力の弱まりを感じて愕然としたものです。あんまりこの時期にこんなことを言いたくはないですが、もしもしもしもし万が一、1億分の一今年不合格だったとして、来年勉強を開始することには、間違いなく多少の衰えを感じることになるでしょう。ま、それはそういうものです。みんな同じなので試験勉強としてはあんまり気にしなくてもいいと思います。

病的に「も」を探し出すほどの意識でなくたっていいのですから、日常的に使える程度に残しておけるようなトレーニングを続けていくといいかなと思います。

まずは書く・話す

一つは、アウトプットのトレーニング。せっかくたくさん書く練習をしてきたので、文章を書いたり話して伝えたり、アウトプットの機会を持ち続けること。言葉はツールであり、伝えたことではなく、伝わったことがすべてです。なのでどんな風に伝わったか、ということを返してもらえると尚いいですね。診断士業も、インプットとアウトプットの繰り返しですから、伝えたいことが伝えたい内容としてきちんと伝わったかのトレーニングはとても重要です。専門用語を使ってかっこよくプレゼンしても、2%くらいしか伝わっていなければ、ありがたみ激減ですよね。なんかよくわからない偉そうな人、で終わりです。もったいなさすぎる!!ということで、書いて話す訓練は、日常的に意識するといいと思います。これは私も日々精進しているところです。

さて、この書くというのにぴったりなものがあります。合格体験記です!!笑。合格したつもりで、書いてみるとちょっと気分がいいと思います。脳はイメージに騙されますからね。幸せな気持ちで過ごせるかもしれません。

そして聴く

これまで先代の投稿でも何度か話題に出てきましたが、現実は与件本文のように親切丁寧に色々教えてくれません。何が課題なのか、社長はどう思っているのかは、尋ねることで掘り起こされてきます。いわばヒアリングをし切った状態が与件本文のようなものですから、その与件本文を構成しているキーとなる内容は、実際には尋ねる必要があります。そしてもっと話をしてもらうように話の大事な部分を掴みながら聴いていく。

この要約力はみなさんには今書く・話すと同じように「超人並みに高い」状態ですから、要約力を使って話をまとめつつ、聴ききることも大切です。先方の課題を聴ききる前にこちらが話し始めてしまうと、施策を押し売りする診断士というレッテルを貼られてしまうかもしれません。まだ話すことあったのになぁ、ということでは仔細については端折って、要点だけ話そうと思わせてしまうこともあります。しかし、実は仔細に課題が隠れていることも多いので、色々相談したらいいことありそうだ!と思えるくらい、先方の話を聞くのは重要です。

私はコーチングの資格も持っていて、日々のお仕事でもお話を聞く機会がとても多いですが、このスキル本当に奥が深いです。この夏、しっかり聞く8日間の講座を改めて受講しましたが、やればやるほど感度は上がりますし、お話を聞くのが面白くなりますので本当にオススメ。

まとめ

今日は今だからやったらいいよ、日本語力維持のススメ、というテーマでお伝えしてきました。ぜひ先に、再現答案は作ってくださいね。(私はできませんでしたが、やっぱり大事。再)

診断士試験で得たものは様々あったと思います。どんな気持ちかは日々の生活の中で忘れていきますから、振り返りも兼ねて、どんな風にこの経験を活かすと良いか、ぜひ考えてみてください。

以上、ちこまる(仮)でした!

今日もお読みいただきありがとうございました!!

 

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超人的日本語力維持のススメ”へ2件のコメント

  1. はるか より:

    確かに、人の話を聞く技術はどんな仕事でも役に立ちますよね。
    コーチングの資格はいくつかあるようですが、
    もしよかったらどの資格か教えていただけないでしょうか。
    あまり時間はないですが、関連する本を読んでみたいと思いました。よろしくお願いします。

    1. ちこまる(仮) より:

      はるかさん、早速コメントありがとうございます!

      コーチングは相手の目標達成を支援する立場でコミュニケーションを取るので、診断士的にも社長さんや組織で働く方を支援できると思います。
      私が取ったのは一般財団法人生涯学習開発財団認定コーチという資格で、取得してからも定期的に実績を提出し、ブラッシュアップする必要がありますが、指示をしなくても話し手さんがやりたいと思うことが見つかり、実現していく様子を間近で見るのはなんともワクワクした気持ちになります。

      おすすめ書籍で言うと、軽めのものでしたら伊藤守さんが書かれた「もしもウサギにコーチがいたら」と言う本が入門書として手に取りやすいと思います。文庫になっていて読みやすいです。

      診断士というと知識や話す力に注目しがちなんですが(私もそうでした)聞く力がないと情報が取れなくて、始まらないんですよね。引き続き研鑽します(^-^)

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