「超高得点解答にみる~」シリーズって知ってる?

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どーも、そーやです。

去年の昨年の2次受験生に衝撃を与えた、9代目だいまつの「超高得点解答にみる~」シリーズの登場。

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!
【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!
【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

先日の一発合格道場夏セミナーに来られた方に聞いて回ると半分以上の方がこの記事の存在を知りませんでした。まだ一次試験が終わって1週間しか経っていないタイミングだったので、そのくらいかなーという感想ですが、8月末時点でも存在を知らない方がいたらヤバいと思ってください!今すぐ全部読んで下さい!

そのくらいの衝撃を去年の受験生に与えた記事でした。

でも、読めよとは言われてもまだ二次試験の準備も出来てないし、読んでもよく分からないよ、と考えている方向けにだいまつ記事の解説記事を作るという暴挙に出てみました。道場記事の解説記事なんてそんな聞いたこともないけど、まずはだいまつ記事を読むハードルが下がればいいと思い作成しました。

 

押しの理由

まず本題に入る前に、なんで私がここまで9代目だいまつ記事を読めよ!と言っているかというと、

去年の二次試験の勉強時間の半分以上は、そのだいまつ記事を使っていたからです。ファイナルペーパーもだいまつ記事です。

言うなれば私はだいまつ記事の信頼性に対する被検体でもあります。

私のクソみたいな二次試験の勉強時間でもその記事を読み込むことで、合格ラインに達することができました。もし去年この記事が世に出ていなかったら私は不合格でした。これは間違いないです。そのくらいインパクトが強かった記事であり、同期合格者でも結構この存在は知られており、絶賛の嵐でした。

 

二次試験の前提知識

まず「超高得点解答にみる」シリーズを見る前に二次試験の前提知識のおさらいです。

1.正答が公表されない
2.不合格者には、不合格通知と各事例の得点ランクが表示
3.得点開示請求を行うことで各事例の得点が判明する
4.ただし事例の設問ごとの点数は分からない

1.二次試験では正答が中小企業診断協会から公表されないため、どのような内容で書けば正解だったかが分かりません。
これが過去診断士2次試験を受けてきた方を一番苦しめてきたことです。

2.二次試験の不合格者には、不合格通知と合わせて各事例の得点ランク(A:60%以上、B:50%以上、C:40%以上、D:40%未満)が開示されます。数年前まではこれしか各事例の得点を知る術がありませんでした。

3.6代目岡崎教行さんが中小企業診断協会に得点開示請求を行って以降、その後の受験生が自分の得点を知ることができるようになりました。
これが2015年の出来事なので、得点開示が一般的になって4年しか経っていません。この事実は本当に驚きですよねー。

4.この部分が現時点の最大の闇です。
事例Ⅰは60点だった。では設問1は何点か、設問2は?それは分かりません。でもそれでは過去問を使って勉強しても自己採点が非常にしにくい。だって同じ60点でも設問1は満点だが、設問2は0点かもしれないから…

 

「超高得点解答にみる」シリーズのコンセプト

診断協会が答えを出さないなら答えに近い答案を参考にすればいいじゃないか

もうこの一言に尽きます。

診断協会が模範解答を出さない以上、過去の高得点の解答に頼るしかありません。しかもこの記事は超高得点解答合格点解答=60点付近解答を並べて解説している点が特徴です。

これは前提知識の4で取り上げた、設問ごとの点数は開示されないという闇真正面から対抗できる方法でもあります。つまり超高得点解答であれば、設問ごとの完成度が高くなりひいては答案分析精度が非常に高くなります。

 

読む前にやるべきこと

シンプルです。平成29年度の事例Ⅰ~事例Ⅲの与件文、設問文を読みましょう
出来るのであれば自分で解いてから読んだ方が効果が高いです、が、二次初学者にはハードルが高い部分もあります。そのため、読むだけで十分です。また中には数少ない過去問だから事例演習のためにもう少し学習が進んだところまで取っておきたい、と考えられる方もいると思います。

諦めましょう。だいまつ記事を効果的に読むためには平成29年度の読み込みは必須です。

これに納得いただけた方のみ、めちゃくちゃ絶大な効果を得られると思っております。

 

読み方1(与件文抜き出し)

言葉をここで統一します。
事例Ⅰでは、3人の答案が出てきましたので、

上答案(シンゴ答案83点)
中答案(だいまつ答案64点)
下答案(よこよこ答案50点)

と3分類にして説明したいと思います。

読み方としては、3答案が根拠としている部分を与件文から探して、抜き出して下さい

例えばH29年度事例Ⅰの第1問「A社が再び人気商品にさせた最大の要因」に対する解答の根拠としたであろう箇所です。
ピンクが上答案、が中答案、が下答案、として線を引いています。

これを見るといかに上答案と他の答案の根拠箇所が異なっているかが分かるかと思います。

だいまつも<考察>にて「解答要素を外してしまうと点数が伸びない」と書いています。このような形で、各答案の根拠<解説>を参考にして、どのような設問と与件文の読み取り方が高得点解答に繋がるか、を意識して読み進めていきましょう。

また中答案でも合格ラインであることは再度認識してください。たとえ設問5題のうちの一つだけとは言え、これだけ根拠が上答案と離れていても合格ラインに達する、ということをです。

これは二次の勉強を始めた方にも、決して焦らず絶望せず勉強を進めてもらうための大切な事実です。

(現に私は事例Ⅰは58点なので、だいまつより圧倒的に格下でしたが合格しました。80点なんて取れねーよ

 

読み方2(国語力)

上記と同様にH29年度事例Ⅱ 第1問(b)の「B社の競合の状況」について抜き出します。

上答案(きゃしい答案79点)
下答案(なおくん答案49点)

余談ですが、だいまつさんが記事上で9代目きゃっしいを「きゃしい」と表現しているせいで、ずっと「きゃしい」が正しいのだと思い込んでいました。紛らわしい!

これは上答案も、下答案も同様の与件文を根拠に解答を作っています。ただし、文章化のところで両者の差が明確に出てしまっていました。

———–<以下、大半を引用>———–

●きゃしい(78点)
大型スーパーは若年層住民の大半が買い物に利用しているが、高品質な商品が少なく、従業員も少なく、十分な説明が不足している。

■なおくん(49点)
状況は①若年層住民の大半が大型スーパーで買い物をするようになり、②高品質な商品と、顧客説明する従業員が少ない状態である。

なおくんの文章はおかしく見え、これはだいまつも記事の中でこのように評価しています。

>前後の文章がつながっていないところに問題がありそうですね。具体的には、主語が「大型スーパー」ではないため、後半部分(②)の記述が宙に浮いてしまったような答案になってしまっています。

>そうした答案をよくよく分析すると、概ね「文章(国語)がおかしい」のです。

———–<引用終わり>———–

与件文の抜き出しでもそれなりの点を取れる、と読み方1で伝えました。それでも最後の文章化(国語力)が間違ってしまうと、読み手(採点者)に違った意味で捉えられて点数が伸びなくなる、ということです。

当たり前ですが、読み手が読みやすい解答を作る。それには「主述関係」や「てにおは」が大切です。

また国語力のテクニックとしては、

事例Ⅰの上答案(シンゴ答案)の「因果攻撃」(第4問、第5問)や、

事例Ⅱの第3問で力説していた「誰に、何を、どのように、効果」(通称:DNDK)

なども力説しているのでしっかりとチェックしてください。

 

読み方3(基礎知識)

今度はH29年度事例Ⅲの第1問「CNC木工加工機に関する生産管理上の課題と対応策」からです。

※上記抜き出しは解答で使った内容ではなく、解答を作るうえで参考とした部分を推定しマークしてます。

上答案(だいまつ答案83点)
下答案(たくじ答案54点)

与件文抜き出しでは、下答案でも範囲は狭いですがだいたい狙いは合ってます。ですが、だいまつが記事で以下のように指摘しています。

>「生産管理面」に対する答案として弱いですね。なぜなら、計画→統制の流れで、C社における課題と対応策書けていないからです。

つまり事例Ⅲでは、「生産管理」と問われたら「計画→統制」の流れで解答を作らなければいけないからです。この設問の具体的な解説はだいまつに任せるとして、「与件文の抜き出し」が効果的に行われていても、「文章(国語力)」としてきれいにまとめられていても、Aと言われたらBと答えるかのように、問われた内容に対して適切な「知識」をもって解答を作っていく必要があります。

事例Ⅲは特にこういった知識で問われる部分が多いので、苦手にする方が多いらしいですが、きちんと基礎固めができていれば「国語力」よりも習得は早くなる部分かと思います。(私は苦手でした)

事例Ⅲの記事では、だいまつの得意分野ということもあって、めちゃめちゃボリューミーで使える知識もたくさん詰まっているのですが、如何せん消化不良に陥る可能性もあります。私はあきらめました。

それでも事例Ⅲのポイントとして

>事例Ⅲの対応策基本は、「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ(ひっくり返すだけ)」なのです。

と何度も説明しています。

要求されている知識も本当に基礎的なところが多いです。一歩ずつ読み進めて、腹落ちできれば合格に近づきます。

 

読み方のポイントまとめ

  • 与件文抜き出し
  • 国語力
  • 基礎知識

まずはこの三点を意識してだいまつの記事を読み進めれば、二次初学者でも内容の理解が深まり、試験を戦う上での基礎体力がつけられると思います。

去年の私は、二次試験は得体のしれない魔物のように感じていましたが、この記事と出会えたことでそんな大層な敵ではなく、聞かれていること(設問文)を相手の思いを尊重して(与件文)真正面から分かりやすく説明(国語力、基礎知識)してあげれば合格ラインに達することが出来るんだ、と実感することができました。

 

再度の注意喚起

  • 事例Ⅰ:組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
  • 事例Ⅱ:マーケティング・流通を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
  • 事例Ⅲ:生産・技術を中心とした経営の戦略および管理に関する事例

当然ですが、各事例はテーマがあります。事例Ⅰの問題でマーケティングの視点から回答を作っても点数は伸びません。だいまつ記事の中でもそのチョンボについて言及しているところがあります。当たり前なんですが、試験本番で焦ってしまうときにはこの視点が抜けることだってあります。

 

終わりに

この視点をもってだいまつ記事を読み進めてください。事例Ⅰで13,000字超、事例Ⅱは18,000字超、事例Ⅲは24,000字オーバーという、ブログの域を超えた内容に読むのも一苦労ではあると思います。ですが、何度も何度も読み返してこの記事で言っていることを腹落ちさせることができれば、合格にとても近づくと思います。

そして道場10代目でもなおさんが、H30年度の解説記事を今後アップする予定です。こちらもぜひ楽しみにしてください!(勝手なプレッシャー)

以上、そーやでした。

 


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「超高得点解答にみる~」シリーズって知ってる?”へ2件のコメント

  1. たらこ より:

    道場のだいまつさんプログ、持ち歩けるように印刷しましたw

    1. soya より:

      たらこさん
      いいですね!私はオフラインでも見れるように当時はスクリーンショットを撮って見てました。ガンガン書き込んで使い倒して下さい。

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