【二次試験】アタマの中を可視化する ハコ法!

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みなさんこんにちは😊ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

さて、桜が咲き始め、花粉が飛びまくり、今年鼻花粉症デビューした身としてはティッシュが手放せなくなった今日この頃。

道場メンバーの投稿も一次試験対策が多い中で(一次の記憶がほとんどない)私から今回お伝えしたいのは、アタマの中を可視化する「ハコ法」(ちこまる(仮)命名)についてです。今年一次試験の科目が残っている方は1次に集中している真っ最中かと思います。また、二次試験中心に勉強されている方も、勉強法を模索している時期ではないでしょうか。今日は二次試験の概要とともに私がやってきた二次試験の得点を安定させる方法をご紹介したいと思います。

二次試験とはお客さんがオーダーしたメニューを忠実に提供すること

東京の春セミナーでは二次試験の概要を私がご紹介する予定なのですが、二次試験というのは、「出題者というお客さんがオーダーしたメニューをできる限り一般的な形で提供する飲食店になる」というのに似ています。

「チャーシューメン大盛り麺固めもやし抜き1杯」と言われているのに、チャーシューが入ってなかったら、みなさんどう思います?もやし抜きといったのに、もやしが入っていたら?大抵の人は文句を言うと思います(笑) ましてや麺がなかったりしたらなおのこと。お金返して!と言いたくなりますね。この、「チャーシューメン大盛り麺固めもやし抜き1杯」のオーダーに、ちゃんとチャーシューをもりもりにして、麺を固めにして、もやしを抜いて、大盛りにして提供することができるのが得点の高い答案(になる可能性が高い)ということです。

例えば平成30年事例Ⅱ第2問を見てみましょう。

2 問(配点 25 点)

B 社は今後、新規宿泊客を増加させたいと考えている。そこで、B 社のホームペー ジや旅行サイトに B 社の建物の外観や館内設備に関する情報を掲載したが、反応が いまひとつであった。B 社はどのような自社情報を新たに掲載することによって、閲 覧者の好意的な反応を獲得できるか。今後のメインターゲット層を明確にして、100 字以内で述べよ。

ここで、外してはいけない「チャーシュー」は自社情報、今後のメインターゲット層です。自社情報が入っていない答案は、かなり点数が低い答案になると思います。また、入れてはいけない「もやし」はB 社の建物の外観や館内設備ですね。

さらに、加点要素になり得るものとして、知識系キーワードがあります。これはいわば、お店によって入っているか入っていないかが分かれるトッピングで、煮卵半個のようなものだと思ってください。チャーシューメン大盛り麺固めもやし抜き1杯には、煮卵が入っているかもしれないし、入っていないかもしれない。お客さんはどちらを望んでいるかわからないから、とりあえず入っていそうなら入れておいたほうがいい、という判断になります。

この問題の場合は「口コミ」といった言葉でしょうか。煮卵半個、のり、ほうれん草、あたりまでは、まぁラーメンのトッピングとしてはありかなと思いますが、カニが入ってたらどうですか?それはもはや、カニラーメンという名前がついているはずです。ですから、何でもかんでも知っているものを詰め込めばいいというわけではありません。気を利かせて入れてもいいですが、あくまでも「入っていそうだな」と思うものにとどめておいたほうが、他のキーワードを入れる余地が残ります。二次試験は加点方式という噂がありますが、いらないキーワードを詰め込んで0点になるくらいなら、白紙の方が時間が作れてまだまし、というものです。

ハコを作って埋めていく!

では、何がメインの具で、何がサブの具になり得るのか、加点要素になり得るキーワードの見極めを設問分析の時点で予想して書いておくというのがハコ法です。このハコ法、実は9代目の桃ちゃんから教えてもらったもの。ちこまる(仮)と桃ちゃんは、2017年(桃ちゃん合格年度)に同じ勉強会に参加していました。彼女は診断士受験生のネットワークも広く、幅広い情報収拾をしていて、「こんな方法あるらしいで〜」とチャキチャキの関西弁で教えてくれたのです。

ハコ法はシンプルにいうと、解答の構成要素となり得るチャーシューを設問分析の時点でハコにして、与件本文を分析する際にはそのハコのタイトルを頼りに構成要素のチャーシューっぽいキーワードを抜き出し、どんどん放り込むことでキーワードの抜き漏れと反映漏れを少なくするという手法です。

手順① 構成要素をハコにする!

問題を解き始めて、私が一番最初にやっていることは、全体の解答用紙のボリュームを確認し、与件本文冒頭の数行を読んで、設問分析をすることです。

設問分析を最初にするのはとにかく思い込みによるバイアスを外すこと。与件本文を読む前のまっさらな頭は一番、「チャーシュー」や「もやし」を見つけやすいのです。この時煮卵やのり候補も見つかっていれば最高ですが、まずは構成要素として欠かせないものをメモにします。先ほどの例では「何情報」、「ターゲット」というハコを用意します。

手順② 食料庫からハコに入れるものを見つけて放り込む!

さて、一通り具材の予想がついたところで、そのあとは与件本文を分析します。与件本文分析は、いわゆる食料庫。材料がたくさんおいてある場所だと思ってください。ただしその材料は、ほとんどが文字で書かれており、見た目で判断していくのは難しいです。大量の食材が置いてある中で、何を探しに来たかがわからなくなるとオーダーそのものが見えなくなるということが起こります。もともとチャーシューメンを作ろうと思って材料を探しに来たのに、もっとおいしそうなステーキ肉が見つかったから、ステーキラーメンを作ってしまおう!!きっとその方がおいしいに決まってる!!という謎の思い込みが、与件本文を読んだ後に発生するのです。同じ肉だからいいじゃない!とかね(笑)

でもそれ、もうステーキラーメンですし、オーダー違いですし、あんまり頼む人いないです。。。

このような、与件本文を読んだ時にいかにもなキーワードが見つかった時、それがちゃんとオーダーにあっているのかを確認するプロセスを入れる、というのがハコ法の重要なポイントだと思います。

手順③ 食材をハコから取り出して調理する!

一通りハコに食材が入ったら、そこから決められた器(文字数)にあわせどういう順で入れていくと良いかを考えます。論理的な展開になっているか、結論がわかりやすいかなどを考え、入れる順序や文言を決めていきます。ボリューム調整もこの段階でかけていきます。

手順④ お皿の上にきれいに盛り付ける!

採点者も人間ですから、美しく、わかりやすく盛り付けて欲しいと思うものです。チャーシューメンだけどチャーシューは全部麺の下にありますので!というチャーシューメン、一般にはあんまりありません。インスタ映えの真逆を行く仕上がりは、好まれないです。ちなみに奇抜で斬新だけどチャーシューは入ってます!うちは麺にチャーシュー練りこんでます!とかいうラーメンは、点数があんまり伸びないと思います。予想ですが採点者の試食(採点)時間は大変短く、わかりやすく「チャーシューたくさん入ってますよ!」というアピールをしていかないと、魅力的には見えません。親切丁寧に試食してくれるわけでは必ずしもないということも覚えておきましょう。

番外編 同じ食材が二つのハコに入りそうな時

汎用性の高いキーワード(食材)は二つのハコに入りそうに見える時もあります。丁寧に見ていけば見定められるケースもありますが、なんだかよくわかんないなぁ、という時にはリスクを分散するためどちらにも放り込む!は選択肢としてありえます。「チャーシューメン」、というオーダーと「餃子」というオーダーがあった時、どっちにもネギ入ってそうに見える…ということもありますね。売上向上、とか、愛顧向上などでしょうか。与件本文に出てくるキーワードでもどちらに使えばいいかわからない時がありますので、めちゃくちゃ悩んで一つに絞った挙句、外すくらいなら、さっくりとどちらにも入れるという決断をしてしまった方が合理的かなと思います。

これからトレーニングしてみようかな、と思う方へ

さてここまでがハコ法の概略です。最初は少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてくるとハコのサイズや具の選定などの精度が上がっていきます。そうすると、設問分析で他の人より少し時間がかかる傾向にはなりますが、探したものを調理して盛り付ける、という、構成要素を考えて作文をしていく作業が格段に早くなります。キーワードで要点を把握するタイプの方には一度試していただきたいです。とはいえ、実は最初に勧めてくれた桃ちゃんはこの方法を採用しなかったのです(笑)。というのも、彼女の場合はキーワードを見抜いて抜き出す力がピカイチで、ハコなんかなくてもザクザク抜いてきた強者でした。また、ほぼ下書きを作ってから答案を作っていくという、速書きの持ち主でもありました。なのでキーワードを抜くよりも文章を書いた方が早いタイプだったのではと思っています。したがって、ハコ法人は選びますが体得すると得点が安定してくるやり方の一つだと思います。

やってみようと思った方にもう一つお勧めしたいことがあります。それは読める字を早く書く練習と、キーワードをいち早く掴む読み方のトレーニングです。一見診断士とは直結しなさそうですが、これはいわば読み書きのスキルを高めるようなもので、診断士に限らず役に立つシーンが多いスキルでもあります。残念ながら付け焼き刃では身につかないので、今この時期だからこそお勧めできるやり方でもあります!一次試験の勉強に飽きちゃった時、二次試験といてみようかな〜と思ったら、一問でもお試しいただければと思います!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

以上、ちこまる(仮)でした。

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