2次学習方法ひとつの形(1次未合格の方も!)
暑いですね~。でも、みなさん熱い心で頑張っていますよね!。
きょうは、2次の学習方法のケースをご説明したいと思います。
・・・・でも、その前に・・・・
私は自己採点で経済足きりだったので、1次発表の9月8日までは二次試験を受けられると思っていませんでした。
ひょっとしたら得点調整があるかも知れないし、来年受験では一気に2次突破できるよう、2次対策学習をすすめよ!と予備校の先生や道場からも言われていました。
正直やる気があまり起きませんでしたけど、アドバイス通りぼちぼちと2次試験対策に入りました。8月の勉強時間少なかったです。いつもの半分以下でしたけど。
やっぱり、これからの時期は、未合格の方も、マイペースでよいので2次学習されることをお薦めします。
未合格としてやったこと
1.道場や先生、友達に残念メールを出しました。家族には来年の受験の許可をもらいました。
2.予備校の「残念だったみなさんへ(?)」というようなテーマ(記憶不明確でごめん)の動画を観て、来年に向けた計画やマイルストーンを意識しました。
3.予備校の先生に相談し、来年に向けた学習計画のアドバイスをもらいました。予備校生は講師への相談をお薦めします!。私の場合はこんな内容でした。
①
② 落ち着いたら経済の問題をもう一度解いてみましょう。どうして出来なかったか、本当に出来ない問題だったのか?など分析しましょう。来年同じ状況にならないように。・・・それによって残り科目は単科受講してもよいし、独学でもよい。(Y講師はとても丁寧に、経済の全問題の解説を書いてメールしてくださいました(涙))
4.一発合格道場の2次セミナーに、重い気持ちで参加したのですが、結構やる気を取り戻しました。
セミナー後にこんなメールを道場に出しました。負け惜しみも書いていますが・・・。
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昨日2次セミナーに参加さしたきょくしんです。
皆様からは数多くの激励やアドバイスを頂戴しました。有難うございました。
私は、一次試験で散ってしまいましたが、皆様の診断士の活動のお話を伺って、また頑張ろうという気持が復活して参りました。
今は、マイペースで準備が出来る来年の再受験も、自分にとっては良いのではないかと思える位になりました(笑)。・・・・・中略・・・・・
今後も引き続きご指導いただけましたら幸いです。私も、皆様とご一緒に活動ができることを目標に頑張って参ります。
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少し休んで落ち着いたら、来年のために2次試験の対策を始めてみましょう!。
月の2次模擬試験には成績優秀者を狙うのもよいのでは。
2次勉強方法の形
さて、セミナーの概要を説明しますね。
時間あるときにはぜひ、Ustreamの動画を観てみてください(全部で1時間くらいです)。
最初に、合格のパターンを学習方法を確認してみましょう。
ひとつの理想像(ストレート合格者の得点パターン)
執筆者全員がいっていますが、重要なことは、各科目崩れず「平均プラスα」を維持すること。更に、事例Ⅳの財務では他の事例より得点を取って「平均プラス2αくらい」ということです。
セミナーでのwackyの説明(Ustream見てね)にもありますが、事例Ⅳは問題パターンが決まっていて得点が取りやすい。ただし計算を間違えると大きく失点します。だから事例Ⅳに早く慣れて得点源にしたいですね。
実際、会場にいた道場執筆陣8名のうち7名までが事例Ⅳの得点が他よりも高いパターンです。らいじんだけは違うみたいだけど、彼は成績優秀者で、事例Ⅰ~Ⅲもかなり高得点だったからね。
さて、次からは具体的な学習方法を述べていきます。
まず何を!
事例を解くことは当然ですね。でも、解答を読んでも納得できないことが多い。過去問の予備校の解答は時間をかけて作ってあるから、80分で出せる解答ではなく、きれいで丁寧な解答が多い。だから、私は実際の合格者が80分で解答したキーワードが掲載されている「不ぞろいの合格答案」も非常に参考になりました。
大きく解答を外さないためにも、多くの人が解答に用いたキーワードを使って書くことを目指すことが安全、だと思います。
それから、事例は数多く解きました。私が聴いた道場の執筆陣9名中7名が72事例以上解いています。多分1年間の準備期間のあった上級生と同じくらいの練習量だと思います。
(1次足切りだと思っていた私も72事例やってます。5月6月の学習含めてですが。)
問題に慣れて、得点をアップさせ、さらに解答プロセスも安定させるには、ただし量をこなすことばかり考えると本末転倒ですよ。後述のようにPDCAで得点向上させるのがポイントですから。
だと思います。それだけの事例をどうやって集めるのか質問がありました。私の場合は予備校のオプションコースや2次コースの通信教育を購入したりして事例を集めました。以下は私のやった事例です。
・過去問5年分 20事例
・TAC2次集中特訓問題集8事例(解説が非常に丁寧で自習に便利)
・予備校授業添削問題4事例(配布された入門レベル添削問題)
・予備校ストレート授業演習12事例
・TAC模試8事例(5月の模試と、9月の模試)
・予備校2次スキルアップ演習4事例(6月受講・通信添削ならまだ購入可能)
・予備校2次本科完成演習8事例(通信で受講・通信添削はまだ購入可能)
・予備校2次オプションゼミ4事例(10月に受講)
・MMC模試 4事例(9月下旬に受験)
どのように!
一回目にやった時に分析ノートを作成しました。これは、どの部分が出来なかったか、なぜか、どうすれば次回出来るようになるか、などを書いた記録です。
おそらく事例ⅠからⅢはを解き始めのころは、「だいたい合っている解答を書いたのに、点数が半分くらいしか取れない!」ということに気づくと思います。
これは、キーワードが不十分だったり、編集して大事な個所を削ってしまったり、という細かな原因であることが多いのです。
だから「問題の解釈→与件文のキーワード抽出→解答構成→編集」、の解答に至るプロセスの精度を上げなくてはいけません。
具体的な記載内容はwackyの記事の「振り返りシート」を参考にしてください。ご自身でアレンジも工夫してください。
私のはシンプルで、日付、出来なかった個所、どうすればよいか(具体的に)、2回目は出来たか、という3点を主にA4版1ページでしたけど。
2回目にやった時にはその部分が出来ているかの確認が大事です。PDCAサイクルですね。
また、2回目をやるのは時間をおいてからがお勧めです。すぐやると答えを記憶してしまっていますので。私は3週間くらいは時間をあけてやったと思います。
いつまでに!
・ 8月はともかく事例Ⅳのパターンを身につけること。それから過去問で各事例のパターンや、解き方のパターンを知ることですね。
・9月はは更に問題をやってなるべく2回転目に突入したい。70事例を2回することを考えると、1事例3時間としても420時間くらいかかります。出遅れた私が2回転したのは40事例位しかないけど、それでも300時間以上2次対策に費やしていると思います。
あと2ヶ月半でこれだけの事例をこなすのはかなりハードだと思ってください。
誰と!
予備校の先生の指導法との相性はあるので、早く自分に合う授業を見つけましょう。私は6人位の先生の授業を受けました。
くれよんも書いているけど、頻繁に変更するのは方法に慣れるのに戸惑うので薦めません。
あと、どの先生の授業が良いかなどは、執筆陣でも意見が全くばらばらです(笑)。
グループ学習もメリット・デメリット両方あるので、執筆陣もした人・しなかった人ちょうど2分されます。
・
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おっと、もう結構長くなったから、他の質問の紹介はまた後日。
どう、勉強方法のイメージ掴めた(何を、どのように、いつ、誰と)?
それでは、1次未合格の人も、2次ストレートの人も、ぜひ頑張って参りましょう! 試行錯誤しつつね!。
byきょくしん
ねこおじさん様
迅速なご回答ありがとうございます。
お手数をおかけしてしまい申し訳ございません。
ご連絡お待ちしております。
スライムさん 読んでいただきありがとうございます。公開して4年以上なので、ご指摘のようにサイトのリンク切れちゃったようです。恐縮ながら、その時の動画を私が持っていないので、道場の同期メンバーで持っている人が見つかり次第ご連絡します。
学習ぜひ頑張ってください。
記事の中にあるUstreamのリンクが切れていますがどこかで参照することは可能でしょうか。
リチャードまるさん
こんにちは。いつもお読みいただいて有難うございます。
そうですね、必ず数多く解かなきゃいけないイメージ持たれると良くないかも。ただでさえ準備時間が短いのだから、余計焦るかもしれませんね。絶対的に時間が足りなければ、72事例1回転より、良い問題の40事例を2回転の方が良いですしね。
だから、歯止めの文章(「ただし量をこなすことばかり考えると本末転倒ですよ。・・・・」を太字黄色ハイライトにしました(笑)。ご指摘ありがとう。
個人的には、計画としては最初から72事例解く時間を考慮したほうがいいと思うんだよね。プロセスや得点安定のために。
全事例を2回転させる必要はないけど、40事例分を2回転させるだけでも300時間くらいかかっちゃう。ストレート生は短期決戦だから、この10日ですでに事例を相当やっていると思うけど、2カ月半でこれだけやるのは相当キツイし、スケジュール遅れるとさらにキツイので、最初からペースを上げていきたいと。
残暑厳しいけど、リチャ丸も頑張ってね!
記事内にも書かれていますが、約二ヶ月で72事例というのは、最初から目標に掲げる数字ではないような気がします。
解いて、解説読んで、反省して…を繰り返してるうちに、何時の間にか72事例もやっていた。という結果ではないのかしら?
72という数字が一人歩きすると、本来の目的から外れてしまうので、そこは本当に気をつけたいところですね。