あなたの「志」は何ですか?~きゃずの1年間に起きた「3つの変化」
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【2次試験受験者の方への大切なお知らせ】
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一発合格道場 2次口述試験対策セミナーin東京
2018年12月9日(日)14:00~予定 @勝どき区民館
・参加費:1000円
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こんにちは、きゃずです。
過去記事はコチラ。
先日の事例Ⅴに参加頂いたみなさん、本当にありがとうございました!。多くの方とお話させて頂き、とても多くのエネルギーを頂きました。
ほんの少しでも、みなさんのこれからの活動の着火剤になれたのであれば、これ以上の喜びはありません。
さて、今日11月21日は何の日か、ご存知でしょうか?
「いい夫婦の日イブ!!」
夫婦の関係性向上には、それが正解かもしれません…が、惜しい。
今日11月21日は、幕末に活躍した吉田松陰の命日です。
なぜ一発合格道場に吉田松陰なのか、ご説明しましょう。
■幕末の志士、吉田松陰と「松下村塾」
歴史に詳しい方にとっては釈迦に説法ですが、Wikipediaより以下抜粋します。
吉田 松陰(よしだ しょういん)は、日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。山鹿流兵学師範。一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。私塾「松下村塾」で、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えた。
松陰の享年はわずか29歳。安政の大獄によりその短い生涯を閉じました。
ですが、松陰には死の直前期に遺したものがありました。彼が主宰した「松下村塾」です。
松下村塾の門下生は約50名~90名程度といわれています。約2年間という非常に短い期間であるにも関わらず、後に志士として活動した者(久坂玄瑞、高杉晋作、吉田稔麿ら)や、明治維新で新政府に関わった者(伊藤博文、山県有朋ら)など、幕末・明治において大きな活躍を果たした人材を多く輩出しました。
ここで僕は、松陰の思想に関する是非を唱えるつもりはありません(そこまで詳しくもありません)。お伝えしたいのは「何がそこまで人を動かし、影響を与えたのか」ということです。
吉田松陰.comには、語録として以下のようなものがあります。
志を立ててもって万事の源となす
(何事も志がなければならない。志を立てることが全ての源となる)学は人たる所以を学ぶなり
(学問とは、人間はいかにあるべきか、いかに生きるべきかを学ぶことである)
この2つの言葉は、今でも私たちに多くのことを問いかけてきます。
■診断士を目指す「志」は何ですか?
みなさんも、「なぜ診断士を目指すのですか」と聞かれる機会は多くあると思います。
いまよりもお金を稼ぐため、仕事の幅を広げるため、昇進・昇格のため、独立のため、定年後のため、振られたあの人を見返すため…そのどれも間違いではありません。僕だってそうです。
でも、その先にある「志」まで入り込み、考えてみるとどうでしょう?
「志」(デジタル大辞泉より)
・ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。
・心の持ち方。信念。志操。
・相手のためを思う気持ち
どうやら「志」とは、自分の中だけにとどまらず、周囲や社会に向いた視点であり、「目に見えないけれど、確実に遺っていくもの」のようです。
あらためて問います。あなたが診断士を目指す「志」は何ですか?
資格そのものは具体的な何かをもたらしてくれるわけではありません。診断士資格を活かして、あなたが将来成し遂げたいものは何ですか?
試験をすでに受けた方も、来年受験される方も、時間があるいまだからこそ、少し立ち止まって考えてみてください。
■きゃずの1年間に起きた「3つの変化」
昨日のよこよこ父さんの記事に倣い、僕も棚卸をしてみました。
昨年12月に診断士試験に合格して以降、さまざまな人と出会い、世界が急激に広がりました。おかげで、これまででは考えられなかった経験を多くさせて頂いています。幾つかの実例を交えて紹介します。
・2月に「一発合格道場」での執筆の機会を頂いたことは、すべての活動の土台になりました。ブログやセミナーを通した恩返しの機会を頂くとともに、9代目というかけがえのない仲間との出会いがありました。
・4月に道場先代からの紹介で入学した診断士の取材・執筆スクール「取材の学校」では、聴く・書くスキルを磨くことでお金を頂くことができるようになりました。さらに「誰かに届けたい、伝えたい」という想いへの目覚めがありました。エネルギッシュな同期診断士との繋がりも、ここで爆発的に拡大しました。
・4月からは、本業でも経営企画室へと異動しました。経営者や役員と日々話し、中期経営計画の策定や実行推進を行う中で、企業経営理論・財務会計・経営法務など、診断士試験の勉強で学んだことがダイレクトに役立つ実感を得ることができています。
・6月から始まった「フレッシュ診断士研究会」では、テクニック論ではなく、診断士として、人としての基本的な「あり方」を毎月学んでいます。
・同じく6月からは、道場初代JCさんや4代目はんたさん、7代目こばさんなど
伝説のポケモン歴代の先輩が学んだマスターコース(診断士のコンサルタント養成講座)である「BCNG」に入会し、ケーススタディーを通した課題解決の具体的アプローチを体得中です。
・8月には診断士登録が完了し、実際の取材記事なども徐々に執筆させて頂くようになりました。
・そして10月からは、取材の学校からの縁で先生業が顧客獲得力を学ぶスクール「志師塾」に入学。自分自身の「志」と提供していく価値の言語化・コンテンツ化に向き合っています。
これ以外にも書ききれないほどの活動がありますが、これらを通して僕自身に起こった変化が3つあります。
ひとつ目は「つねにアウトプットを意識してインプットをする」ようになったこと。
知識は学んで終わりではなく、それを誰かのために使う(付加価値をつける)ことを意識するようになりました。すると、そのサイクルが高速で回り出すようになりました。
ふたつ目は「やりたい・できる・儲かる、の3つの輪の中心を考える」ようになったこと。
楽しめて、自分の強みを活かせて、お金にもなることは何か。全体としてポートフォリオバランスを意識した活動ができているかを、定期的に棚卸しするようになりました。
みっつ目は「想いや理想は言語化して、声に出して、互いに応援しあう」ようになったこと。
社会人になってから封印していた自分の原体験にもう一度ライトを当てることと、他者の「志」に共感できたら、それを全力で応援することを心に刻むようになりました。
■きゃずの「志」宣言
成長期の企業に埋もれている「経営者の右腕の育成」を通じて、人々の役に立ちたい。ひいては日本の競争力向上に貢献したい。
そのためには、自分自身の知識も経験も高めなければいけない。ファシリテーションスキルもコーチングも心理学も必要。歴史についてもっと詳しくなり、経営者のことを知り、いままさに埋もれている人たちのことを知らなければならない。一緒にやっていくための仲間も必要。
…でも、やらずにはいれられない。
こうやって掘り下げていくと、自分がいまやっている活動に「志」という一本の芯が通るようになってきたのです。
今回は、試験勉強そのものからは離れた暑苦しい内容でお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
中小企業診断士という資格は、どこにでも羽ばたけるマジックライセンスだと心から思います。
でもそれを使いこなすには、あなた自身がどこへ行きたいのか?を定める必要があります。
もちろん、深く考えるのは資格を取得した後でもよいかもしれません。
ですが、今日の記事をひとつのきっかけにして、あなたが将来成し遂げたいものは何か?を掘り下げて頂くと、どんなことがあってもブレないモチベーション源が見つかるかもしれません。
きっとその「志」は、試験勉強の荒波に進む中でも、あなた自身の向かう先を指し示す羅針盤になってくれるのではないでしょうか。
以上、きゃずでした。
きゃず様へ
先日は悩み相談にご回答改めてありがとうございました。
吉田松陰先生の「志を立てて、以って万事の源となす」
壁に貼り付けてあります!
が、最近まったく見てませんでした(笑)
大切なことを思い出させてくれてありがとうございます!
このブログでモチベーションアップしながらこれからも頑張ります。
よろしくお願いします!!
感謝♪
>きたじ様
先日はこちらこそありがとうございました。
「志を立てて、以って万事の源となす」壁に貼り付けてあったのですね!
図らずも、きたじ様にストライクの記事になったようで良かったです(笑)
学習の方法論も当然大事ではありますが、その先に何を見るか、「志」によって目標への取り組み方も変わってくると思うので
お役に立てたのであれば幸いです。
今後とも道場ブログを、どうぞよろしくお願いいたします!!