二次試験(避けられたはずの)失敗例。

☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを是非、あなたのPC・スマホの「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆

おはようございます。zenzenです。
泣いても笑っても残り17日です。
完全に押し迫ってまいりましたが、二次試験に挑む道場読者の皆様、
心境はいかがでしょうか。

準備は万端!いつでも試験を受けられるぜ!という方

どんどん不安になってきた・・・。こんなんで大丈夫かな?という方

もうここまで来たら開き直るしかない!玉砕上等!という方

様々思惑あると思いますが、
残された時間は平等で、同じ問題を同じ制限時間で解くだけです。

まず受かるだろうな、という上位の方を除けば、
それほど明確な実力差はありません。

当日のオペレーションの少しの差、
当日のメンタル状態の少しの差で、
合否を分かつことは珍しい話ではありません。

よく言われるように相対試験であることは間違いないのですが、
それでも周りを気にするよりは、自分がどうありたいか、あるべきか、
ということだけを考えるのが得策のように思えます。

・模試や答練の結果が悪かった?

何と比べて悪いと思っているんですか?

予備校の同じクラスのあの人と比べて?
平均点と比べて?
去年の自分と比べて?

何回でも言いますが、
そんなことは気にしなくていいです。

気にしなければならないのは、
「本番で」「自分が」どれだけの解答を書けるのか?
ということだけです。

模試や答練と本試験は、似て非なるものです。

そんなものの結果に一喜一憂する必要はあるだろうか(いやない)。

私は全力で一喜一憂してましたけどね!

・やっぱり二次試験の勘所が良く分からない?

分からなくても受かる方は沢山います。
分かった気になって落ちる人だって沢山います。(私ですかね)

自分だって今でも分かっているかと問われれば甚だ疑問です。
恐らくこういうことだろうな、ということがあるだけで。

自分なりに掴んでいる方は勿論、
掴んだ気がしない方も、それでOKです。
この差は、落ちる理由にはならないですからね。

落ちる理由っていうのは、こういうことです。
それでは私が2年連続二次試験に落ちた理由について、
記していきましょう。

<1年目の失敗>
・メンタルが安定しない。

2015年の私は、完全に実力不足だったので
失敗以前の話ではあるのですが、
当日さらに過ちを重ねています。

何が駄目って、完全に浮足立っていたのですね。

時々例えで、
「1次試験が地区予選で2次試験が甲子園」みたいな言われ方しますけど、
まあ考えてもみてください。
私ですよ?メンタルの弱さに定評のあるzenzenさんですよ?

何度も地区予選で苦杯を嘗めてきた弱小チームが、
ようやく甲子園の土を踏むことが出来た・・・。
これで平常心でいろという方が難しい話ですよ。

そら浮足立つわ!何かフワフワしてたわ!知らんけど!

思えば、二次試験に進めたということだけでちょっと変なテンションになっていました。

気負いがあったというのか、舞い上がっていたというのか・・・。

ほど良い緊張感は必要ですが、
この日の私は完全に駄目なパターンでしたね。
肩に力が入ったり、私のように浮足だったりする状態では、上手くいくものも上手くいきません。

だんだん落ち着かない気持ちになっている方も
いらっしゃるかも知れませんが、
決して私のようにはならないで下さい。

もし当日に浮足立っている自分を感じたら、
「あ、これじゃいつかのzenzenと同じじゃねえか」と
自分に突込みを入れて下さい。
少しは余裕を取り戻せるでしょう。(多分)

<2年目の失敗>
・当日のオペレーションに失敗する。
・事例Ⅳがモノになっていない。

2016年の私は、前年よりは幾分マシにはなりましたが、
合格ラインにはまだ遠い状態でした。
運が良ければギリギリかするかどうか・・・
というレベルだったと思います。

以前にも触れたことはありますが、
改めて当日の感触を振り返ってみますね。

事例Ⅰ・・・いつも通りの出来。まあこんなもんだろう。
事例Ⅱ・・・ターゲットを絞り込めず、どれを書いても何処かおかしい気がして、1問を完全に白紙で出す。
事例Ⅲ・・・終了10分前に完全に読み飛ばしを犯していることに気付く。慌てて書き直すが、当然出来は今一つ。
事例Ⅳ・・・随分取り組みやすい気がした。前年よりは大分マシ。

当日のオペレーションとして、
明らかに事例Ⅱと事例Ⅲで大きな誤りがありました。

さらに事例Ⅳは自分に取って鬼門。
前年よりはマシなものの、手に覚えさせるほどでは無かったですし、
人に説明できるレベルでも無かったです。

過去問は繰り返して解いていましたが、
何となく解き方を覚えただけ
初見問題での対応力が完全に欠如しており、
解けたつもりの問題がことごとく間違っていました。

この敗北を経て、
自分の犯す過ちを意識的に捉えようとするようになりました。
具体的には、間違えた箇所だけをまとめたノートを作成し、
これをファイナルペーパーの代わりとして当日見直す材料にしていました。

事例Ⅳに関しては、とにかく手に覚えさせようと
ひたすら同じ問題集をこなしていたことを思い出します。
キチンと人に分かるように説明できるほどではありませんでしたが、
基本論点なら自然に手が動く状態にはなっていたと思います。

<そして、3年目>

3年目にして、ようやく色んな意味で「準備が整った」と言えるでしょう。
後は、普段通りのオペレーションが出来れば可能性はある・・・
という気持ちでした。

幸いにして昨年合格することは出来ましたが、
決して安泰だった訳ではありません。
大きなミスを犯さなかったことで、
なんとか合格ラインに留まることができただけです。

ご存知の通り私は全くもって優れた合格者ではありませんが、
そういう受かり方もある、と思って頂ければ幸いです。

 

 

 

今から急激に実力を上げる、ということは難しい面もありますが、

・メンタル面を整えること
・オペレーションのミスを避けること
・事例Ⅳの曖昧な点を潰すこと

今回挙げたこれら私の三つの失敗は、やり方次第では短期間で対処出来るものばかりです。
(逆に言えばこの失敗をはっきり認識して克服するのに人より時間がかかっただけですが)

ちょうどこの週末が3連休という方もいらっしゃると思います。

こういった点での対策を現時点で取っていない方は、
週末の計画に少し加えて頂ければと思います。

特に、事例Ⅳで曖昧な点が残る方は
もうラストチャンスと思ってゴリゴリやって下さい。

厳しいかも・・・と思っているのは貴方だけではありません。

あと少し、もう少しのところに多くの方がひしめきあっています。

最後の数点を取るために、落とさないために出来ることは
まだ残っています。

以上、zenzenでした。

 

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 

Follow me!

二次試験(避けられたはずの)失敗例。”へ2件のコメント

  1. ヨシ より:

    zenzenさん
    いろいろ体験談をありがとうございます!
    正直、厳しいかもっと思っている今日この頃ですが、
    今日の記事を読んで勇気が出ました。ギリギリまでやってみます。

    1. zenzen より:

      ヨシさん

      コメントありがとうございます。
      勇気が出たと言っていただけて嬉しいです。
      きっと多くの受験者は厳しいと思いながらの日々だと思います。
      でも、ヨシさんのようにギリギリまでやってみようと思う方が、
      やっぱり良い結果を手にするのでしょう。
      もう少しの間、走り抜けて下さい。
      そして合格体験記の寄稿をお待ちしています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です