【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~
※PC版での閲覧を推奨します!※
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こんにちは、chikaです!
5月は渾身シリーズと題して一次試験の論点をお届けしている中ですが、
「今年は二次試験一本!」という方へ向けて、
本日は二次試験のノウハウをお伝えします!
今年一次試験受験予定の方は「そういうもんか~」と読み飛ばす程度で、
今年二次試験一本の方は、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。
二次試験突破のコツは、
解答の処理手順を確立させることです。
例えるならチェーン店のオペレーションマネジメントと同じ。
マク○ナルドでは、いつでも誰でも一定品質のハンバーガーが出来上がります。
二次試験も同じ。
80分間、決まった手順で処理していくことで、一定品質の解答作成ができるのです。
しかし、手順は人それぞれ。”自分にあった処理手順”をいかに確立させるか、が大事。
私の場合は、
①与件文の一段落目を読む
②設問分析
③与件文を全て読む
④解答骨子作成
⑤解答欄に解答を書く
という手順でした。
この手順のうち、
②~④で有効なのが、本日お伝えする「キーワード解答法」です。
①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う
という方法です。具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)であるか検討する。
この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。
今回は、事例Ⅳの<経営分析>のキーワードを伝授します。
(今後の記事で、事例Ⅰ~Ⅲもお伝えしていきます。)
経営分析は、毎年必ず出題されています!
過去問を平成13年度から3周以上解きましたが、予備校の模範解答やふぞろいを分析した結果、経営分析の解答には一定のパターンがあることを実感できました。
その一定の解答パターンを表にまとめたものを、下記にご紹介します。
※なお、経営分析は過去記事でも先代が多くのノウハウを記事にしてくださっていますので、ぜひご参考に!
それでは本題。
キーワードの一覧はこちらです▼ ※クリックして拡大
以下に、キーワードを使った解答手順を示します。
※経営分析では、D社の短所(問題点、改善すべき点)を問われることが多いため、
以下の解答手順はD社の短所を問われた場合の方法です。
【キーワードを使った解答手順】
1.各指標を計算し、比較する
※比較対象は設問文に指示あり。同業他社と比較してor前年度と比較して等書かれている。2.比較対象より数値が悪い指標があったら着目。
3.(問題点を問われている場合)問題点は表のBの内容ではないか、予測する。
(改善策を問われている場合)改善策は表のCの内容ではないか、予測する。4.BまたはCの根拠となる内容(A)が与件文にないか探す。
なお、D社の長所を聞かれた場合は、
Bのキーワードの逆を答えればOK。
例:資本の安全性が高い 等
まずはキーワードのパターンを覚えましょう。
そして、キーワードを使って解いてみましょう。
慣れてくると、経営分析がスラスラ解けるようになる(はず)!
上の表のダウンロードはコチラから。
パクってカスタマイズ!しちゃってください!!
今後の記事では、
事例Ⅰ~Ⅲのキーワードも公開していきます。
今年は一次試験受験される方は、一次合格発表後に再度この記事を読んでいただければ幸いです!
今年二次試験一本の方、これからまだまだ伸びます!!(特に事例Ⅳは毎日コツコツが大事です)
以上、chikaでした!
多年度さま
コメントありがとうございます。
ご指摘いただいた通り、自分が通っていた予備校の知識をもとにしていることは否めません。自分なりにアレンジを加えて試験勉強に使っていたものを公開しております。
ご指摘のコメントいただきましたこと、感謝申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。
いつも貴重な記事を大変参考にさせて頂いています。
それぞれのノウハウを教えていただくのは大変勉強になることが多いのですが、
本記事のキーワード一覧は某予備校のメソッドをそのまま公開していると感じてしまいます。
予備校のメソッドを自分流にアレンジ・解釈されている、とは思うのですが、
考え方、キーワードが予備校のものと酷似しているので、余計なことと思いながら
こちらにコメントさせていただきました。
予備校のノウハウ流出にもつながるので、
できれば各自で築き上げた受験生ならではのノウハウを中心に教えていただけるとよいかと思います。
道場には長年お世話になっているので、
今後も受験生に有用な記事を期待いたします。頑張ってください!