心をうまくコントロールするために
こんにちは。wackyです。
毎日暑い日が続いていますね。今年は世の中節電ブームということで、清涼グッズコーナーが大盛況だったりと昨年の酷暑とは違った雰囲気を醸し出していますね。
昨年の私の場合、休みの日はほぼTACの自習室にこもっていました。空調が効いていて過ごしやすく勉強もはかどるからという理由だったのですが。今年はどうなんでしょう?空調とか快適な程度に効いているのでしょうか?ガイダンスなどで何度か訪れましたが、若干室温高めだったように思います。
空調が効いて勉強できる場所(自習室や図書館、会議室など)は、夏場特に利用者が増えて確保が難しくなるのが悩みの種ですよね。
悩みの種と言えば…(ちょっと強引な前ふり)本試験が近づいてくると、受験生の方の悩みも大きくなってくるのではないかと思います。今日はそんな悩みを少しでも解消できればと思い書いてみました。
というのも、最近の道場の記事はテクニックやノウハウではなく、心のケアに関する記事が多いですよね。
例を挙げてみると、
きょくしんの記事
JCの記事
そして、ハカセの記事
もうこの時期になると、其々が自分がやるべきことが見えているはずなんですよね。で、あとは粛々とそれをやるだけなんですけど、それがなかなかできない。なんでかというと、それが本試験のプレッシャーだからなんです。本試験との見えない戦いはもう始まっているんです。ある意味心のケアも十分必要な受験テクニックと言えますね。だから心あたりがある人に是非読んでいただければと思います。
1.何故診断士になりたいのか?
先にも書いた通り、本試験が近づいてくると色々と悩みが増えてきますよね。やらないといけないことがたくさんあるのに思ったように進まないとか、前はできた問題ができなくなっているとか、暗記ができないとか…
人それぞれだと思いますが、色々な悩みがありますよね?
でもそれって「ちっぽけな悩みだと思いませんか?」
まず診断士試験を受ける目的を再度思い出してみてください。なぜあなたは今診断士試験の勉強をしているのでしょうか?なぜ合格したいと思っているのでしょうか?おそらくほとんどの人は「診断士になって○○したい」と思っているのではないでしょうか。自己啓発のために勉強している人だって、自己啓発の目的があるはずです。
診断士を目指そうと思った時の気持ち、初めて勉強した時の気持ち、是非思い出してください。その時の「診断士になりたい」という熱い気持ちや、将来のなりたい自分を思い浮かべてニヤニヤしたこと、たくさんあるはずです。そんなことに比べて今抱えている悩みなんてちっぽけだと思いませんか?
試験が近づいてくると、焦りや不安が生じそれが悩みになってくるのですがそれは当然のことです。でも悩んだからといって問題が解決するわけではないし、ましては試験は悩みが解決するまで待ってくれるわけではありません。だから悩みがあるのなら、それは「解決すべき課題」と前向きにとらえて次に進みましょう。
今はそう思えないかもしれませんが、あとで振り返れば「ちっぽけなことで悩んでいたな」と思えるはずです。
診断士試験は単なる通過点です。通過できるかどうかで悩むよりも、通過した後どうするか悩むほうがいいと思いませんか?
最初の提言。「目の前の悩みに囚われそうになったら、将来の大きな悩みを妄想しよう!!」
2.修行と苦行は違う
私は受験生時代から1次試験は「修行」だと思っていました。特に苦手な法務の勉強をしているときや、中小企業白書の内容を覚えているときなんかは強くそう思っていました。でも、診断士試験に合格するためには「やらなきゃならないこと=修行」だと思うことで気持ちの整理がつき、目的の達成のためには嫌でもやらないといけないことだと割り切ることで、黙々と打ち込めるようになりました。
さて、昨年の私の周りや今年の受験生ブログなんかを見ていると「あれもできない、これもできない」とか「もっとやらなければ」といって、自分を追い込んでいる人見かけます。
それって辛くないですか?
私は試験勉強は修行だとは思っていましたが、苦行だとは思っていませんでした。
修行:学問や技芸を磨くため、努力して学ぶこと。
苦行:つらさに耐えて仕事をすること。
(出典:大辞泉より)
試験勉強って何のためにやるのでしょうか?試験に合格するため?もちろんそうですけど、試験に合格することだけが全てではないですよね?先にも書いた通り診断士試験合格がゴールではなく、診断士になって○○することこそがゴールではないでしょうか。そのためには、今企業経営に関する基礎知識を身につける必要がある。それこそ「修行」ではないでしょうか。
修行は大変だと思います。でも厳しい修行の先には、立派に成長した自分がいるわけです。修行は成長の基、辛いとか大変だとかではなく、「もっと自分を鍛えなければ!!」と前向きに頑張ってみてください。
それでは提言2つ目。「苦しいときは未来の成長した自分を思い浮かべよう!!」
3.自分をほめることは自分にしかできない
本試験が近づいてくると、「あれができなかった」とか「また同じ問題を間違えた」とかあると思います。その反省の数だけ「自分の無能さ」を恨めしく思う人いませんか?
反省することは大事ですが、反省の目的は「次できるようにする」ためであって、自分を貶めることではありません。それによーく思い出してください。「できないこと」に隠れた「できるようになったこと」忘れていませんか?初学者の方でも、長ければ1年近く学習を継続していると思うのですが、それってとてもすごいことだと思いませんか?
学習を継続することだけでもとてもすごいことです。頑張らないとできないことです。でも頑張っているのに「反省」ばかりじゃ辛いですよね。是非自分のことを自分で褒めてあげてください。自分の努力を知っているのは自分だけです。他人に褒めてもらうのも嬉しいと思いますけど、なかなかそんな機会ないですよね。だったら自分で自分を褒めてあげましょう。「今日はこれができた」と胸をはって自分を褒めましょう。
そこで3つ目の提言。「自分の凄さを正しく認識しよう。それができるのは自分だけ!!」
4.まとめ
色々と書き連ねましたが、まずわかってほしいのは「この時期悩みがない受験生はいない」ということ。何故なら資格試験である以上、合格/不合格が結果として突き付けられるからです。「合格したい」という気持ちがやがて「合格しなければ…」に変わり、さらに「合格できなかったらどうしよう…」という悩みに変わります。特に「合格したい」という気持ちが強ければ強いほど悩みが大きくなるのではないかと思います。
だから、悩みがあることは普通です。大丈夫です。みんな悩みます。
大事なのは、悩んで立ち止まることではなく、前を向くことです。
1次試験まで1か月を切りました。今大事なのは方法論ではなく精神論です。
これからも暑い日が続きます。体調だけではなく、心の体調も十分に管理しましょう。
季節外れですが表参道のイルミネーションです。これを見る頃、あなたはどこで何をしていますか…。さぁ30分限定で妄想してみてください。
くれぐれも妄想しすぎて帰ってこれなくならないように
by wacky