試験で起こるトラブル (一部実録)
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おはようございます。zenzenです。
サッカーワールドカップが盛り上がっていますね。
日本代表は2戦を終えて勝ち点4でグループ首位ということで、
この結果を予想した方は少ないのではないでしょうか。
完全に下馬評を覆しています。
いや、本番は何が起こるか分からないというのは本当ですね。
やや強引ですが、診断士試験も何が起こるか分かりませんよ、ということで私が模試で経験した出来事を紹介してみます。
昨日きゃずも触れていますが、この週末にTAC一次公開模試が行われます。
私も昨年受けましたが、
受験される皆様、準備は万端でしょうか?
お前が言うなって?それもそうですね。
なんせ去年の私は体調不良のために途中退出しましたから。
寝不足だったところにドリンク剤とコーヒーをがぶ飲みした結果、
昼過ぎからめちゃくちゃ気分が悪くなってしまいました(悲)
試験会場から一旦出て休憩室で暫く休んでいたのですが、
これはちょっと無理かも知れない・・ということで
貴重な機会でしたが途中リタイヤという決断をしました。
それまで経験したことの無いタイプの苦しさで、
過剰に反応したというところもあったかも知れません。
あるいは心理面の影響もあったのかも知れません。
(豆腐メンタルだからね)
それでも受かる、とか言いたいわけではなくて、結構色んなことが起こるものだ、という話です。
実は去年の模試でそれ以上に印象に残っていることがありまして・・・。
確か財務の時間だったと思います。
試験開始後ほどなく、どこかからうめき声とガタッという音が聞こえて、教室内がざわざわし始めたのです。
私は少し席が離れていたので状況を把握するのに時間がかかったのですが、受験生の方が一人気を失って倒れたようでした。
数分後には意識を取り戻して大事には至らないようでしたが、結局救急車で病院に運ばれることになりました。
(後で職員の方に聞いたところでは大丈夫だったそうです)
このとき、教室の受験生の反応は様々で、これも人それぞれだな、と思ったことを覚えています。
・110番をして救急車の手配をする方
・机を動かしてその人が横になれるスペースを作ろうとする方
・出入口からの動線を確保しようとする方
・動じず(我関せず?)ひたすら問題と向き合う方
・何かしなければと思いながらも何をすればいいか分からない方(俺か?)
ちょっと考えさせられる出来事でしたね。
何があるか分からないということもそう。
状況に対してどんな対応をするかということもそう。
人としてどうあるべきか、どうありたいか、ということもそうです。
とても献身的に対応されていた方がいて、
「ああ、こういう人が受かるべきだろうな」とか、
「やっぱり、誰かのためになろうとする意志と行動がないといけないな」
なんて思いましたね。
もし、私に救急救命の知識や経験があればもっと違うことが出来たかも知れない。
この時は使われませんでしたが、
AEDを使うことがあったかも知れないし、
人工呼吸が必要だったかも知れない。
これはある種特別な準備が必要な事柄だとは思いますが、
準備できることは準備しておいた方が良い。
比較的簡単に避けることが出来るトラブルもあるし、
避けられないトラブルであれば、どう対応するかを考えておく。
この模試での出来事はそこまで頻繁には起こらないと思いますが、そうでなくても様々なトラブルは考えられます。
では、試験であり得るトラブルをいくつか挙げてみましょう。
よくあるとか、何回も聞いたことがあるとか言えばそれまでですが、
流さずに実際に自分の言葉で答えてみることが大事かなと思います。
皆さんなら、どう対処しますか?
・会場が暑かったら?あるいは逆に寒かったら?
・家を出た後忘れものに気づいたら?
・交通機関に乱れが生じていたら?
・試験会場までの道を間違えたら?
・試験会場で喫煙所が見つからなかったら?(喫煙者の方)
・見たこともない問題が出たら?
・見たことあるはずなのに解けない、と思ったら?
・時間配分を間違えたと思ったら?
・マークミスに気が付いたら?
・周りの受験者がうるさかったら?
・時計が止まったら?
・試験中に眠くなったら?
・全問見直す時間が足りなくなったら?
これらは全てあり得ることです。
この週末の模試で、今挙げた問題に直面する方は必ずいると思います。
「そういうこともあり得る」と思っていれば、少しは落ち着いた気持ちで対処できます。
起こり得ることを想定しておけば、処置のパターンを考えることも出来ます。
トラブルが発生することが問題なのではなくて、
そのトラブルに引きずられて他のミスを誘発したり、
平常心を失って普段の力が出せなかったりすることが問題
なのです。
(まあ、私は散々やらかしてきましたが・・・。)
試験の出来栄えも言うまでもなく重要なことですが、
「少々のことが起こっても対応出来る」
「平常心でいられる」
という確信を得るための準備を模試を通じて実施して頂ければ、
本番での良い結果に繋がると思います。
以上、zenzenでした。