モチベーションと学習
TACの公開模試が終わってまもなく1週間。この1週間をどのように過ごしてきましたか
こんにちは、らいじんです。
さて、模試の結果に一喜一憂している方も多いと思いますが、私の個人的な意見は先日の記事で書いた通り、模試は失敗を経験することで、本番での失敗をなくすための場でしかないので、思ったような点数が取れなかった人も、ま~ったく気にする必要なし。だって本番のあなたは、6月25・26日のあなたとは、見た目は同じでも全く別人になってるんだから。
450点以上とか取っちゃったデビルな人は、私ってスゴイ!って思っていいです。この一か月追い込んで、もっとすごい私になっちゃってください。「よし、やってやる~」って思えるくらい、モチベーションもアゲアゲでしょ。でも、間違っても「私からこの壺を買えば、点数が取れるようになりますよ」なんて変なことはしちゃダメですよ。
今日の記事は、そんなアゲアゲの人には全く必要のない記事。ノリにノッてる人は勉強に戻ってくださ~い。
さて、この超直前期になってモチベーションが上がらない人、手~挙げて!
「え、そんな人いないでしょ~」と思ったあなた。あなたにとっても、この記事は必要ありません。勉強に戻ってくださ~い。
想像するに、多くの人がモチベーションが今一つ上がらない、直前期でそんなこと言っている場合じゃないのに、周りの受験生は猛勉強しているハズなのに、自分は何やってるんだ、などど悩んでいるのではないでしょうか?
道場の記事でも、モチベーションの維持や上げる方法なんかの記事がありますよね。こことか、こことか。
これらは、なるほど~って思える良記事。参考になることが沢山詰まってます。
でも、私は少々ひねくれものなので、ハッキリ言ってモチベーションなんて、どーでもいいと思ってます。それもかなり本気で。
ずーっとモチベーション高い人なんてチョット私怖い。少なくとも私には信じられない世界です。もっとも私がずーっと低い方だからかもしれないけれど・・・。
ま、そんなことはいいとして、モチベーションが高いから集中して勉強する、低いから思ったように勉強ができない、それが違うんじゃないのって私は思うわけ。
モチベーションが高いとき、集中して学習ができる。これ当たり前。でもモチベーションが高いことなんて1日の生活の中でどれだけあるの?むしろ高くない状態の方が普通でしょ。だったらその普通の状態で、普通に勉強できる方がよっぽど価値があると思いません?
モチベーションなんて高くなくても会社には行くでしょ?もちろん給与の対価としての義務感がそうさせているのかもしれないけれど、モチベーションに行動を左右させないことは十分にできること。
モチベーションが高かろうが低かろうが、粛々と目の前にある課題をひとつひとつクリアしていくその先に、自らの成長があるのだと私は思う。
一生懸命勉強しているのに、点数が伸びない時など、勉強が苦しくて投げ出したくなる時もあるかもしれない。けれど、その瞬間こそが最も成長できる時。
大人になって、特に社会人になってからの学習は、誰かに強制されるわけでもなく、自らが進んでやるもの。止めたければ何時でも止めればよい。そんなものだからこそ、知識だけでは無い成長を得られる場なんです。
辛いかもしれないけれど、モチベーションがどうのこうのと悩むのではなく、やるべきことを粛々とやる。その先には知識の習得はもちろん、人としての大きな成長が待っています。
明日のあなたは、今日のあなたではありません。
明日はどんなあなたになっていますか。
8月6日は、8月7日は、10月23日は、
そして来年の1月6日は、
どんなあなたになっていますか。
では、今日はこれまで。
by らいじん
White Devilさん
コメントありがとうございます。
毎日の積み重ねによって培った実力は、本番でも強い味方になるものです。
不安に負けず粛々と学習に取り組めた日の終わりには、頑張れた自分を褒めてあげてくださいね。
大丈夫、必ずできる。
by らいじん
いつも楽しく拝見しています。
「いまやらなかったら絶対に後悔する」
「一年前の自分に申し訳ない」
という先取り罪悪感のようなものに動かされて、
でもできるだけ焦らないように
「粛々と。淡々と。」
と、毎日自分に言い聞かせながら、
不安に心が乱されないように意識しつつ
目の前の課題に取り組んでいたところです。
らいじんさんの愛の応援歌、心に響きました。
ありがとうございます。
関係ないけど「らいじんさん」て
「rising sun」と音が似ていて縁起がいいですね♪
そして『点の取れる壺』があるなら・・・
それは買うより売りたいですw
1次試験2年目さん
コメントありがとうございます。
自分の気持ちほど、コントロールできるようで、思うようにならないものもないですよね。
これから1か月、焦りや不安など心が乱されやすい状態になりますが、粛々と目の前の課題に取り組めば着実に実力は向上していきます。
そして、それを成し遂げられた時の充実感は格別なものがあることでしょう。
応援しています。
by らいじん
真面目に頑張ってる人への愛の応援歌。
この記事に励まされました。
どんなときでも粛々と勉強を続けられる人が、
結果的に合格に近づけると思います。
ときには「気持ち」が邪魔になります。
今の気持ちは、今やるべき事には関係ない。
そう思い、あとの1ヶ月がんばります。
ふうじんさん
毎度ながら、読者に伝わらない私の記事に解説を加えていただきありがとうございます。
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ふうじんさんの解釈を採点するなど、おこがましい限りですが、2次試験的な観点で言えば、筆者の意図を読み取っている点でAです。
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モチベーションという言葉自体が一般的に浸透したせいか、モチベーションが高いことが良いことだ・高いモチベーションで物事に対応しなければならないといった意見が強くなっているように感じます。
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それはそれでいいですが、真面目な良い人ほど、その観念にとらわれて、「直前にもかかわらずモチベーションがあがらない」ことで自分を責めてしまったりする。やらなくてもよいことを自ら進んでやっているだけで、称讃されるに値するのに。
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ということで、文面からは伝わらないでしょうが、今回の記事は、普通に真面目に頑張っている方への愛の応援歌です。
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by らいじん
菅 正至さん
コメントありがとうございます。
確かに年々難化しているというのは良く聞きますね。難易度はどうであれ、学ぶ意義の高い学習内容であるという点は変わらないように思います。
by らいじん
↑こちらのコメントが仰る通り診断士試験は毎年難化していく気がしますし、その意味で「1年で合格する必要はない試験」であっても、「1年でささっと合格する戦略」は意義アリでしょう。
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さてこの記事の凄味は、巷間かしましい「モチベーション論」を、わずか1,600字(=原稿用紙4枚)であっさり斬り捨てた点。これは至って痛快。
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で、当記事の趣旨を
と解釈してみたのですが、ABCD評価で何点ぐらいいただけますか?
最近は中小企業診断士も難化しているようですね。わたしが合格した時代は難しかったですが、今ほどではありませんでした。